地図のいろいろ

半世紀も地図作りに携わっていましたので、この辺で振り返って地図を見直してみようかな~・・・。

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富士登山地図

2009-06-28 16:15:22 | Weblog
富士登山ルート地図

6月27日の日経の広告欄に、「富士登山 7月1日解禁」(山開き期間:7月1日~8月26日)と掲載され、上の地図が掲載されていました。
スポンサーは「ABC MART 」さんです。

以前にも書きましたが、何故、西側に登山ルートがないのでしょうか?
関西人にとっては、大変不自然で、不便ですが・・・

どうも、大沢崩れに代表される、「落石の危険」のためらしいです。
山の勾配も、単純計算(経路勾配ではない)ですと、
東側が 高低差470m/水平距離1000mに対して
西側は 高低差600m/水平距離1000m
だいぶ、西側が急傾斜のようです。遠くから富士を眺めると、素晴らしい左右対称のシンメトリーの姿に見えますが、人力でテクテク歩くとなると西側はきつそうです。
それに、大沢崩れに代表される、落石の危険のためのようです。江戸時代の登山者も落石の多い西側から登るのは避けたようです。

西側にも専門家向けの登山道はあるようです。
「お中道コース」は、大沢崩れ手前の、5合目付近(2400m)までで、その先は、
昭和52年の事故をきっかけに横切れなくなっています。
そのほかに、
「大沢崩れ」の横を登る左岸と右岸のルート、
御庭山荘からの七太郎尾根へのルート、
仏石沢から雷岩の仏石流しルート(下山ルート)、
親子知らずまで登る執杖流しルート。
上井出青年団が開いた上井出口登山道・・・があるそうです。
一般向けではないそうです。
それと、下山後の樹海は、ルートが整備されていないと危険ですよね。

それらのためか、現在では、東側の4ルート、
①、吉田口(河口湖口)ルート:関西方面からのアクセスに便利。
②、富士宮口ルート:
③、須走口ルート:
④、御殿場口ルート:
それに加えて
⑤、お鉢巡りルート:山頂の直径約800mの火口の周り。

ところで、富士山山頂の土地の所有権ですが、徳川家康が浅間大社に土地を寄進したことから、8合目より上の部分は、浅間大社の境内となっています。

私も、山を愛する一人として、是非一度は、「日本一の山」富士山に登ってみるつもりですが、どのルートにしましょうかね。
全てのルートを征服し、お釜めぐりを楽しみたいものです。

しかし、「富士山に 登らない馬鹿、二度登る馬鹿」と言われているようですが・・・
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リンスホーテンの東アジア図

2009-06-11 11:11:27 | Weblog
リンスホーテンの東アジア図

リンスホーテン(1563~1611)は、オランダの探検家で、1596年に彼が刊行した『Itenario』(東方案内記)に付図として「東アジア」〔上図〕の地図を載せていました。
サイズ:38.2cm*52.6cm・銅版彩色だそうです。
当時は、香料を求めてポルトガルやスペインが盛んに東アジアを探検していました。ですから、急速に東アジアあたりの姿がハッキリしてきました。地名も多く乗せられています。イギリスやオランダが目覚める前です。

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