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シュタインズ・ゲート

2010年01月10日 23時24分48秒 | ゲームレビュー
ネットや口コミで徐々に広がっていった「シュタインズ・ゲート」
私もその評判を聞き、ゲーム内容を見て、ついに購入しちゃいましたよ!
そしてクリアしましたよ!
ってか、そのためにXBOX360購入しちゃいましたけど何か?

ま、昔からほしいゲームが出たらそのためにゲーム機本体買ってましたから。。
やー、でも面白かった!

ゲームの簡単な説明はこんな感じ。
主人公の岡部倫太郎(=オカリン)は、厨二病が抜けない大学生。
自らを、狂気のマッドサイエンティスト『鳳凰院凶真』と名乗り、
”未来ガジェット研究所”なるサークルを立ち上げヘンテコな発明を
繰り返している。

そんな彼らが発明した最新作”電話レンジ”は、単に携帯電話から
電子レンジを稼働させることができるというものだったはずが、偶然から
『過去にメールが送れる』装置となった。
当然、興味本位と研究のため、さまざまなメールを送信するオカリン達。
そのメールにより世界の未来が大きく変わってしまうことなど知らずに……


物語としては、いわゆる『タイムトラベル・タイムリープ』ものです。
それにプラスして、ループの要素も入っています。
過去に干渉することにより、未来が変わる。いわゆる『バタフライ効果』
今までに小説、ゲーム、映画、漫画などでも多くの作品が扱ってきたテーマです。
だから、斬新さというのはあまりないかもしれません。
でも、シナリオは十分に練られていて、物語に入り込んで、楽しかった!
1章~4章くらいまではタイムマシンの概念とか色々説明的な部分が多く、
大きな事件も起きないので、そこがちょっと辛い人は辛いかもしれません。
私も、そんな感じを受けましたが、5章くらいからが一気に盛り上がってくる。

過去に送った未来が影響して迎える、悲劇的な事件。
それを防ぐために、一人でもがき続けるオカリン。でも、どんなに頑張っても、
過程は異なってもいつも同じ結果に収束する。未来は決まっているのか!?
どうすれば、未来を変えることができるのか……!?
これだけ聞くと、よくあるタイムトラベル&ループもののようですが、
すこ~し違う。ネタばれになるので、言いませんが。。。

キャラクターもなかなかよかったですね!
主人公のオカリンは、最初こそ単にイタい人ですが、中盤以降は本当にもう、
最初のイタい厨二病発言すらが効果的になってきて。そして何より、声をあてた
宮野さんの演技力が良かったですねー。
ヒロイン達でいえば、紅莉栖、まゆり、ルカ子の三人は甲乙つけがたいか。
紅莉栖のツンデレ具合とか、まゆりのオカリンを想う強さとか、
ルカ子の純粋さと健気さとか(苦笑)

ただし、そうは言ってもこれ、ギャルゲーじゃないですよ。
この手のゲームはギャルゲーととられちゃうのがマイナスポイントですよね……

・「Never7」、「Ever17」
・「CROSS†CHANNEL」
・「YU-NO」

これらのゲームが好きな人は、間違いなく楽しめると思います。

個人的なことを言っておけば、すごく面白かったし、よくできているけれど、
infinityシリーズのようなカタルシスはないです。
そう、「N7」や「E17」のラストシナリオで受けるあの衝撃のようなものは。
時間移動ものだと「YU-NO」という傑作がありますがねー。
全体のバランスでいうと、こちらの方が上だと思うのですが、E17は
やっぱり、あの衝撃が強すぎるからなー。

Ever17          98点
YU-NO         95点
CROSS†CHANNEL 93点
Steins;Gate       90点
Never7          80点

暫定的にこんな感じかな?
やー、だからゲームはやめられませんなー。
とりあえず流れで今は「カオスヘッド」をプレイ中。


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