タイトル:ゲームの名は誘拐 著:東野 圭吾
しばらく前に映画化もされましたね。
誘拐物というと、誘拐は100%成功しない犯罪といわれているが
いかにして犯人は成功させようと策を練るか、というところが
目をあてる場所になりますよね。
この作品もその辺は色々と考えていまして、
時代を反映して携帯電話、ネットを駆使しての誘拐になります。
しかし東野先生、ただの誘拐ものではすませません。
主人公の誘拐犯は、有能な会社員。
それが、ひょんなことから大金持ちのお嬢様と知り合い、
「誘拐ゲーム」を展開することになる。
うまいこと大金を受け取ることができれば主人公の「勝ち」
となるゲーム。
誘拐犯と誘拐者が協力して行う奇妙な誘拐ゲームですが、
それだけでは終わらない。
この「誘拐ゲーム」の裏に隠された秘密とは?
東野先生らしく、非常に読みやすく、また先も気になる展開です。
謎と、その複線も各所に散りばめられていて、複線だろうと
思いながら読んで、さてこれがどうつながるのかな、と
推理していく楽しさも。
難しすぎず、分かりやすく。
軽妙、っていう感じですね。
総評 : 7.5点
誘拐策 : 8点
しばらく前に映画化もされましたね。
誘拐物というと、誘拐は100%成功しない犯罪といわれているが
いかにして犯人は成功させようと策を練るか、というところが
目をあてる場所になりますよね。
この作品もその辺は色々と考えていまして、
時代を反映して携帯電話、ネットを駆使しての誘拐になります。
しかし東野先生、ただの誘拐ものではすませません。
主人公の誘拐犯は、有能な会社員。
それが、ひょんなことから大金持ちのお嬢様と知り合い、
「誘拐ゲーム」を展開することになる。
うまいこと大金を受け取ることができれば主人公の「勝ち」
となるゲーム。
誘拐犯と誘拐者が協力して行う奇妙な誘拐ゲームですが、
それだけでは終わらない。
この「誘拐ゲーム」の裏に隠された秘密とは?
東野先生らしく、非常に読みやすく、また先も気になる展開です。
謎と、その複線も各所に散りばめられていて、複線だろうと
思いながら読んで、さてこれがどうつながるのかな、と
推理していく楽しさも。
難しすぎず、分かりやすく。
軽妙、っていう感じですね。
総評 : 7.5点
誘拐策 : 8点