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水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

洲原神社 2 拝殿 <岐阜県美濃市須原>

2015-09-15 | ├ 岐阜(ひとり旅)

 

洲原神社つづき。

 

 

 

 

では、石段を上がって楼門から中へ入ってみます。

 

 

石段を上った先に拝殿。

 

 

 

楼門の向こうに見える長良川。

この楼門、上部には明治16年奉納の大太鼓がおさめられています。

かつては除夜の鐘のごとく大晦日に叩かれたのだそう。

 

 

手水舎

 

 

社伝によれば創建は717年。

越前国の神職三神安角の次男である泰澄によるものと伝わります。

古来、正一位洲原白山とも称えられた由緒ある大社です。

 

 

白山神社(白山比神社)の前宮でもあり、「白山権現」「須原権現社」とも称されていましたが、
明治の神仏分離令により「洲原神社」へ改称したとのこと。

 

 

 

拝殿(市の重文)

江戸時代に再建。入母屋平入りで、舞殿型。

苔生した桧皮葺の屋根がきれいです。

 

 

 

ああ、いいわねこの開放感・・。

 

 

 

ここでいったん楼門を出て、あらためて参道側からお邪魔してみる。

カメラ片手に境内をウロウロ。

 

あまりに素敵すぎて、もうどっから攻めたらいいか分かんないわよ・・(>∀<)

 

 

楼門を横から見た図。

 

 

社殿立ち並ぶ境内。

 

 

 

あかん、好き過ぎてテンパるわ。

好きなもん満載の大皿を前にして、何から食べたらいいか思わず迷っちゃうかんじ。

とりあえず拝殿内から行こか。うん。

 

 

 

 

で、この木の前でおもむろに写真とってたら、
境内を歩かれていた宮司さんらしき方から「男桧にしがみついてお願いするといいですよ~」
と声をかけられる。

(あとで確認したところ、常駐宮司さんはいらっしゃらないようで、社務所の責任者の方でした。)

 

これは縁結び夫婦桧男桧・女桧という二本の夫婦桧で、縁結びの神木と言われています。

男性は女桧を、女性は男桧を抱きかかえてお願いすることで、良縁に恵まれるのだとか。

うーん、一応既婚者だけどいいのか?・・と思って躊躇していたら、
「皆さんやってますよ~写真とりましょうか~」と、なおも満面の笑みで言って頂いたので、
まぁいいかと思って写真をお願いする(笑)。

 

 

その後、楼門の太鼓のこととか重文指定の拝殿狛さんのこととか、色々とお話を伺う。

 

 

拝殿内の絵馬についても御教示下さって、
「ぜひ拝殿内にのぼって見てって下さいねー」と言われる。

え、いいんですか。のぼって。

「どうぞどうぞ」

ということで、靴をぬいで恐れながら上がらせていただく。

スゲーうれしい。

 

 

※なお、いつでも上ってOK!なわけでは無いということで、

希望の方は社務所へ一言声をかけて下さい とのお話でした。

 

ただその場合も、中央部分の一段高い場所は、上っちゃダメです。

 

 

 

先ほどまで外側からバシバシ写真撮ってましたが、内部から眺める光景はまた格別・・。

歴史を感じさせる床なので、歩くときは注意が必要。

 

 

 

 

それにしても立派な拝殿だなあ。

 

 

 

安政五年ということは、160年近く前に奉納されたのね。

七十名ぐらいの御名前が記されています。

この時期に多かったという大地震に関係するものなのかな・・?

 

 

 

今年は約40年ぶりにこちらで挙式が行われ、新郎新婦が舟を漕いで川を渡ったそうで・・

風情ある光景が目に浮かびました。

 

 

 

 

 

こちらには楼門にあるものと同じ太鼓が置いてあります。

 

 

来年の1月にNHKで放送されるドラマ(たしか8話完結かなにか。)で、洲原神社が出てくるとか。

それはぜひ見なければ。(*・∀・)

 

 

 

 

その③へつづく・・。

 

 

 


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