水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

熊野三山 公共機関で日帰り参拝 (熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社 プラス4社) ※前置き

2016-05-20 | ├ 和歌山(ひとり旅)

 

熊野三山詣の前書です。

 

 

 

 

 

 

参詣したのは3/17なので結構前なのですが、
公共機関での熊野日帰り旅のさわりを少しご紹介します。

 


(熊野本宮大社で、御朱印をお願いしたときに頂いた本宮祭の絵ハガキ

 

 

まず初めに、
名古屋あたりから日帰りする場合、
公共機関で熊野三山熊野本宮大社熊野速玉大社熊野那智大社の3社)
一日で参拝するのは極めて難しい・・というか、おそらく不可能です。

なので日帰りよりも泊まりを断然おすすめします
金銭的にも効率的にも、一泊したほうがはるかに有意義です。

って、自分で日帰りしといて何ですが。(笑)

 

 


(熊野速玉大社)

 

それでも日帰りを・・という方、
私の場合、こんな感じに二回に分けて参詣しました。

 

一回目

熊野速玉大社(新宮市)

熊野那智大社および飛瀧神社・那智の滝・青岸渡寺(東牟婁郡那智勝浦町)

新宮市の熊野速玉大社へは、JR新宮駅から徒歩で片道20分ほどです。
その後、ふたたびJRを利用し紀伊勝浦駅で下車。
そこから熊野交通バスに乗り、熊野那智大社がある那智山まで片道30分ほど。

 

二回目

熊野本宮大社(田辺市)

阿須賀神社(新宮市)

田辺市の熊野本宮大社へは、JR新宮駅から熊野交通バスで片道1時間20分ほど。
(便によっては1時間前後。)
新宮市の阿須賀神社は、新宮駅から徒歩で片道10分の距離です。

当初は新宮市の神倉神社へ参拝しようと思っていましたが、
残された時間内に、あの崖のような急な石段を登り降りして参拝するのは
到底
無理だろうと判断し、今回は泣く泣く断念。(ノ_-。)

 


(熊野速玉大社)

 


(熊野速玉大社)

 

名古屋からの日帰り旅を基準に書きますと、
和歌山までの交通手段は、名古屋⇔新宮(または紀伊勝浦)をダイレクトに移動できる
JRの特急ワイドビュー南紀となります。

名古屋駅からの始発が、8:05の南紀1号。
帰りは、紀伊勝浦17:11発(新宮なら17:30)の8号が最終となるので、
日帰りで熊野旅を満喫しようと思ったら、1号始発)で行って8号(最終)で帰ってくる
ことになります。

(ちなみに名古屋⇔紀伊勝浦(新宮)間のワイドビュー南紀は、
行き帰りもA席海側の窓側席です。ただ行きは太陽が眩しいですけれど。)

 

※記事中の発着時刻などについては、2016年4月11日現在迄のものとなります。

 


(名古屋発のワイドビュー南紀の車窓から。)


(名古屋発のワイドビュー南紀の車窓から。)

 

具体的には、

 

いき -------------------------------------------

(08:05)名古屋 ワイドビュー南紀1・紀伊勝浦いき

(11:34)新宮
(11:56)紀伊勝浦

 

かえり -----------------------------------------

(17:11)紀伊勝浦発 ワイドビュー南紀8・名古屋いき
(17:30)新宮

(20:49)名古屋

 

となります。

 

名古屋発着のワイドビュー南紀を使わずに移動することも勿論できますが、
乗換えがあるし時間は余計にかかるしで、結構面倒です。

悲惨なのは帰りで、
もし最終のワイドビュー南紀8号・名古屋いきを逃してしまうと、

18:10  紀伊勝浦(JR特急くろしお)

乗り換え 新大阪(JR新幹線のぞみ)

23:20  名古屋

と、5時間以上かかります。

さらにこれを逃すと、その日のうちにはもう帰れません。(;ω;*)

乗換え地の和歌山や大阪あたりで泊まって、翌朝の電車に乗るハメになります。

 

なので日帰り旅の場合は、
帰りのワイドビュー南紀8号に絶対乗るという信念のもと、行動すべし!!です。(笑)

 

 


(熊野那智大社)

 


(熊野那智大社)

 


(那智山マップ)

 

・・・旅程・・・・・・・・・・・・・

【一回目】 2016/3/17(木)

08:05発 JR名古屋 [特急ワイドビュー南紀1号・紀伊勝浦いき]
 
11:34着 JR新宮
    :
 (徒歩20分)
    :
12:00着 
熊野速玉大社 (滞在 1時間15分)
13:15まで
    :
 (徒歩20分)
    :
13:39発 JR新宮 [特急ワイドビュー南紀3号・紀伊勝浦いき]
 
13:56着 JR紀伊勝浦

14:10発 勝浦駅(バス停) [熊野交通バス・那智山いき]
 
14:40着 那智山(バス停)
    :
 (徒歩5分) ※ゆっくり撮影しつつ参道を登ったので4倍要しました。
    

15:00着 熊野那智大社・青岸渡寺・飛瀧神社 (滞在 1時間25分)
16:25まで
   

16:26発 那智の滝まえ(バス停)
 
16:55着 勝浦駅(バス停)

17:11発 JR紀伊勝浦 [特急ワイドビュー南紀8号・名古屋いき]
 
20:49着 JR名古屋

 

熊野速玉大社で1時間15分も使ってますが、
一般的な所要時間はその半分ぐらいかと思います。

紀伊勝浦の那智山(熊野那智大社、青岸渡寺、飛瀧神社)は、
1時間半ほどしかいられなかったのですが、
これは一般的な所要時間よりも少ないです。

少なくとも2時間以上は必要なようですし、
熊野古道の大門坂あたりから楽しみたければ、
3時間はみたほうがいいのではないかなと。

ただ、紀伊勝浦駅から那智大社へのバスは、
上記の14:10の前が13:10ですので、
それに乗ろうと思ったら熊野速玉大社でを10分ほどで切り上げなければなりません・・

 

 


(熊野那智大社)

 


(熊野那智大社)

 

(クリックで拡大)

 

 

【二回目】 2016/4/11(月)

08:05発 JR名古屋 [特急ワイドビュー南紀1号・紀伊勝浦いき]
 
11:34着 JR新宮

12:15発 新宮駅(バス停) [熊野交通バス・本宮大社いき]
 
13:34着 本宮大社まえ(バス停)
 
13:34  熊野本宮大社・大斎原 (滞在 1時間40分)
15:20発 本宮大社まえ(バス停) [熊野交通バス・紀伊勝浦駅いき]
 
16:12着 新宮駅(バス停)

    :
 (徒歩10分)
    

16:25着 阿須賀神社 (滞在 30分)
17:05発
    :
 (徒歩10分)
   

17:30発 JR新宮 [特急ワイドビュー南紀8号・名古屋いき]
 
20:49着 JR名古屋

 

 

新宮駅から本宮大社へ向かうバス会社は、4社ほどありますが、
11:34に新宮駅に着いた場合、
12:15発の熊野交通バスを利用することになります。

バス停の本宮大社前は、本宮大社の目の前です。

※本宮大社から大斎原までは、徒歩で5分かかりません。

本宮大社の一般的な所要時間は30~40分ほど、
大斎原も30分、阿須賀神社は15~20分あれば大丈夫かと。

 

 (新宮駅⇔熊野本宮大社のバス時刻表。クリックで拡大します。)

 


(熊野本宮大社 旧社地 大斎原)

 


(熊野本宮大社)

 


(熊野本宮大社

 

ちなみに大斎原と本宮大社の神門より奥(楼門をくぐると現れる御社殿)は、
原則撮影禁止で、あらかじめ社務所で許可を得る必要があります。
(撮っていいですかー?いいですよー^_^ 的なやり取りするだけですが。)

ただし「個人で楽しむ分にはOK」ということで、商用利用がダメっぽいですね。

と言っても、撮影OKの腕章みたいなのが与えられるわけでもないので、
ハタからみると、撮影してる人が許可を得ているかどうか区別はつきません。

団体さんを引き連れたバスガイドさんが大声で「皆さーんこの場所はカメラ禁止ですよー」と
言っている中で、写真撮るのはちょっと気が引けます。

許可を得ればOKということを知らない参拝者が多いと思うので、
「あの人、禁止なのに撮ってるわ」的な視線を感じつつの撮影となるでしょう・・。

 


(阿須賀神社)

 


(熊野那智大社 別宮 飛瀧神社 及び、ご神体の那智の滝)

 

熊野三山やその他の寺社、すべて本当に素晴らしいところで、
一泊してたら倍以上の時間ここにいられたのになーと何度思ったことか・・。

ほんと、泊まりでの参詣を心からおすすめします。(;^ω^)

 

個人的には、那智山(特に飛瀧神社と那智の滝)と大斎原に、
特に惹かれました。

京都の真名井神社木嶋神社に引き続きの、神気の強さです。
ずーっとここに居たいと心底思いました。

 


(那智山 青岸渡寺)

 


(熊野那智大社)

 

こんなかんじで、2日あれば日帰りでも熊野三山を詣でるのは可能ですので、
同じく日帰り参詣を予定している方の参考になれば幸いです。

 

次はぜひとも一泊して、ゆっくりと熊野を巡りたいです。

 

 

 


(熊野那智大社)

 

 


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