大瀧神社・岡太神社、福井ラスト
神門の両翼には廻廊(1987年建造)が設けられています。
「 川上の 御前がさとす 紙の元
五箇は栄える 神は紙なり 」
拝殿右手には神輿殿。 神事で使われる御神輿が置かれているところ。
こちらも立派な建物です。
どーでもいいことですが、扁額↑みててふと思った。
通常、扁額って建物の正面真ん中に掲げられるものだけど、これはちょっと左寄り。
ていうか、4つに仕切られている正面の、左から2番目の所にある。
柱がちょうど中央にあるから、真ん中には設置できなかったのかもしれない。
そこで懸ける場所を右寄り(右から2番目)にしなかったのは、
設置者(制作者?)のセンスの素晴らしいところだと思う。
というのも、
神輿殿は、拝殿の右側に立っていて、正面を拝殿のほうへ向けています。
門に立って眺めた場合、神輿殿の左=奥 になるので、
右(=手前)に扁額があるよりも、境内全体が広がって見える(奥行きがあるように見える)のです。
そんなとこまで見てて暇だわねーって話だけど、
3時間近く居たもんだから、ぼーーーっと境内眺める時間は十分ありましたの。(笑)
あぁ、いいな廻廊。
大好き。
左の廻廊。
その先に奏楽殿があります。
1987年に、廻廊とともに建造されたもの。
奏楽殿の正面には石灯篭が立った岩がありました。
ちゃんと注連縄が掛けられてる。
どんな謂れがあるのかな。
ちょうど反対側、神輿殿の前にも岩がひとつ。
こちらには注連縄はありませんが、
ちょうど本拝殿を中心にして左右に岩が配置されているような格好になります。
何やら意味有りげで、とても気になる。
どなたか地元の方でもいれば由来を尋ねることも出来たんですが、
何しろ滞在した2時間半のあいだ、境内には私一人だったもんで・・。
しかしまあ、地面の苔が鮮やかな緑で本当にきれいです。まるで芝生みたい。
伸びる影が深みのある色を添えてくれて、
緑の海原のよう。
ここにいたのは13:30~16時ぐらいの間。
2時、3時あたりって、自分的には神社撮影にいちばん都合がいい時間帯です。
ちょうど斜めから光が射し込んで、神社に多い木々や柱が林立する社殿、境内などに
いい具合に影を作ってくれるから、とても絵になるのです。
あまり日差しが強すぎても白飛びしちゃうし、うす曇りのほうが綺麗に写ることも多いので、
そこは難しいところなんだけどね。
でもやっぱり、光と影のコントラストが好きなんだなー。
長いことお邪魔した境内ともそろそろお別れ。
バス停目指して、神社をあとにします。
想像以上に素晴らしかったなー福井。 来て良かった。
もうすこし近ければいいのに。
気軽に行くにはちょっと遠いですわよ。(T_T)
帰りぎわ、和紙の里をすこし散策してからバス停へ。
この日の空は雲が面白くて、見ていて飽きませんでした。
きれいな夕焼けも見られて幸せ倍増
でも、揺れるバスの車窓から撮るのは一苦労・・。載せられるのは数枚ですね。(ノ_-。)
遠いイメージのある日本海側ではありますが、
またいつか行けたらいいなと思います
次は若狭かな。