福井つづき。
駅前までノンストップで走れた自分に驚きつつ、なんとか無事バス乗り場に到着。
これ逃すと次は1時間30分後になっちゃうので、間に合ってほんとに良かったです。
ここから「和紙の里」へ行く福鉄バスに乗るんですが、
乗り場が正しいのか定かでなかったので周りの人に聞いてみると、
何人かの方が親切に教えて下さいました。
その様子を見ていたらしき同じバスに乗る方が、「これに乗れば大丈夫」とか、
降りるときも「ここで降りるのよ」とか・・。
観光客に優しい土地と思った諏訪大社と同じく、
ここも、余所から来た者に親切な町なんだなーと感じました。
おかげさまで無事に下車。
和紙の里を通り過ぎ、神社へ向かいます。
昔ながらの美しい家々がたくさん。
バス停から大瀧・岡太神社までは徒歩15分ほどの距離なので、写真を撮りつつのんびり歩きます。
高級手すき和紙の産地として知られる不老、大滝、岩本、新在家、定友の五つの集落は、
総称して五箇(ごか)地区と呼ばれ、和紙業者が軒を連ねています。
私が歩いたのは、紙の文化博物館から神社へと抜ける岡本川沿いの道。
約600メートルつづくこの古い町並みは、「美しい日本の歴史風土100選」にも選ばれています。
町並みはもちろん個人宅も素晴らしい景観で、足を止めて見入ってしまいました。
人通りもまばらな、穏やかな午後。
風情ある景色に心が和みます。
古い町並みは日本各所にありますが、
ここは変に観光地化されておらず、昔そのままの景色が広がっていて、
なんだか時間が止まっているかのよう。
あまりに素敵すぎて、予定の倍以上の時間を費やしました。
T字になっている突きあたりまで行き、199号線を東進すれば神社までもうすこし。
正面に見えているのは、あとで寄ってみようかなと思っていたら結局時間がなくなって
参拝できなかった岩本神社です。(;ω;*)
199号線に出て東を見たところ。
あちらに大瀧・岡太神社が鎮座しています。
実際はこのまま神社へと進みましたが、
記事upの都合上、帰りに寄った和紙の里を先に載せておきます。
和紙の里通り
和紙の里がある越前市今立地区は、1500年の歴史を誇る国内有数の高級和紙の産地。
全長約230メートルの和紙の里通りには、
『紙の文化博物館』『卯立の工芸館』『パピルス館』など、和紙をテーマにした施設が並んでいます。
施設では紙漉き体験や職人技の見学など、いろいろと楽しめるようですが、
私が寄った時にはどこも閉館間際だったので、外観だけ堪能させていただきました。
背後の山々と広い空が心をいっそう落ち着かせてくれるのか、
時間の流れがとてもゆるやかに感じられました。
どこか懐かしい、ほっとする風景。
あー、いいなあ(*´∀`*)
つづく・・。