蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

由布院の小さな美術館

2007年05月20日 | 安曇野を離れて
久留米の友人を訪ねたあと、博多へ戻らず由布院へ寄ってみた
もう随分前になるが、温泉&観光地として脚光を浴びた時代があった。
いまでも当時の奥ゆかしさみたいなものは残っているのだろうか?
  翌朝の由布岳


本通を避け、駅前を南へ御幸橋から川沿いに散策をスタートしてまもなく
個人の「由布院美術館」を見つけた
おっいいじゃない!と立ち寄る 
「象設計集団」による昔の小学校のような建物が、中庭の周りに回廊のよう建てられている。
古墳状の小山や民家、物見櫓、倉のような建物。すべての形が異なる屋根の建物は、土壁、漆喰、瓦、竹、木、石、砂利と多彩な素材を使い、古い年代のガラス戸や扉の建具もふんだんに用いられている。

湯布院で亡くなった放浪画家佐藤渓(さとうけい)の作品を小山の中の展示室に。
万華鏡展を常設展に。今までみた万華鏡とは全く違うものだった。難しくて説明できないので省略

和室では企画展を。83歳から水彩画を始め老人ホームで93歳でなくなった東勝吉の絵


館内に湧き出る温泉をアート作品として作られた足湯では「タオルの御代はこちらに」と箱があるだけ。
 湯に浮かぶ木の葉
私はいつも持参のマイタオルを使う

2階には100円のハガキ(切手代込み)に好きな絵を書く部屋があり、1階の丸ポストに投函すると来年の希望日に配達されます。


トイレもユニーク!
 広いスペースの多目的トイレ

ご多分にもれず子供っぽいファンシーショップもいくつかありますが、人気は衰えていないようで
山裾に広がるしっとりとした奥座敷は湯煙をあげて頑張っていました。

おまけウォッチング
なぜか美空ひばり、寅さん、裕次郎の古い映画の看板がかかるCafe
  すでに閉店時間だった

下ん湯は瓦葺の小さな露天風呂
 そっと中を覗くと
脱衣室からまんま混浴状態なので、さすがの私も引いてしまった

そして帰路は大分経由で
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