ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

いつか来ること。

2009-10-08 15:57:44 | わんこ
わんこ関連のブログが好きでと時々見るのだけれど
今日、ある有名ブロガーさんのわんこが亡くなった事を知った。
まだまだ若くて、これからもずっと楽しい記事が続くと思っていたのに。
つくづく、わんこの命の短さに愕然とする。

うちのわんこは14歳7ヶ月(くらい)
捨て犬なので正確な誕生日はわからない。
今年1月には悪性肉腫の手術を受けた。
心配したけれど、お医者さんからも腫瘍以外は太鼓判を押してもらい
手術も成功したし、その後も着実に回復した。
引越しに伴って、新幹線にも乗った。
まだまだ元気と思っていたのだが、
ここにきて急によぼよぼになってきた。
まず、ご飯を食べなくなった。
元々食が細く、何でも食べるというわんこではなかったのだが
とにかく、気に入ったものしか食べない。
ドッグフード(カリカリタイプ)だけでは食べないので
細かいジャーキーを混ぜると、器用にジャーキーだけを食べる。
手作りご飯は、肉だけを食べる。
お腹がすけば何でも食べるはず、と思うけれど
2日でも3日でも食べないのだ。
当然、一回り小さくなり背中を触ればゴツゴツと背骨にあたる。
それでいて、散歩ではちゃんと歩く。
(距離は短くなったが)
先日、朝日新聞の三谷幸喜さんのコラムに
やはり老猫がほとんど食べないのに元気があって
それは以前飼っていた猫が死んだときの状況と似ている、
と書かれていて、内心、心配でたまらない。
昼間も寝てばかりいる。
ちっとやそっとでは、起きない。
なのに、起きているときは、ちょっとしたことでびびりまくるようになった。
テーブルにカップを置く音に驚いてパニックになったりするのだ。
フローリングでもやたらと滑って、転ぶようになった。
今日も朝から散々転び、遂には寝起きしている和室から出るにも
おっかなびっくり、逡巡している有様。
リビングも全面、絨毯ばりにしなくてはならないのかも。。
そういえば、昼間は寝てばかりなのに
夜は時々起きだして、うろうろする時も出てきた。
これはボケの始まりなのだろうか。

それが、いつかは来ることはわかっている。
わかっているけれど、
14年も存在が当たり前すぎる生活を送っていると
それは、来ることを忘れてくれるんじゃないか、
とふと思ったりもするのだ。
当たり前の毎日を愛おしく大切にすること、
それだけが私にできることなのだけれど。
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