ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

いろいろ考えさせられるけど。

2012-09-14 10:57:14 | わんこ
何だか最近、中だるみ状態。
毎日がぼぉ~っとして過ぎてしまう。
あれもこれもしっかりしよう、と毎日思うのに
気が付くと、あれもこれもが中途半端でやる気が起きずに夜がきてしまう。

一つの大きな原因は、言いたくないけれど
わんこの介護生活だと思う。
上手く歩けず、立つことも不自由になった17歳のわんこは
当然、頭の方もそれなりの状態で
とにかく静かに寝てくれない。
昼夜逆転の生活で、添い寝をしている私は夜中、頻繁に起こされる。
怒っても効果はないし、キャンキャン吠え立てるだけとわかっていても
やっぱり、いい加減にして!と怒ってしまう。
何とか静かに寝付かせても、さてそれから私がすんなりと眠れるはずもない。
次の眠りが訪れるまで約二時間。
悶々と時が過ぎる。
やっと眠たくなった頃に夫が起きてきて、そこでも眠りが中断される。
とにかく小刻みに眠りが中断されることに
私のイライラの原因がある。
すっきりとしない朝を、延々と引きずって一日が過ぎてしまう。

可愛くない訳ではない。
娘が拾ってきた、健気だった子犬の瞳は永遠に記憶にある。
大人しすぎて甘えることをしなかったわんこが
今は抱っこして眠る姿は、ある意味私の理想でもある。
それでも、やっぱり、この生活は憂鬱な気分にさせる。

自分よりも圧倒的に弱いわんこの介護でこうなのだから、
人間相手の介護をしている人の大変さはいかばかりか、と思う。
愛情だけではとても成立しないだろう。

呆けたわんこの姿は、何年後かの私の姿かもしれない。
夫もそう感じるそうだ。
昼夜も家族もわからなくなるかもしれない。
一人では立てなくなるのかもしれない。
ただただ、その場限りの心地よさだけを求めて、
毎日が不安だらけで寂しくて仕方なくなるのかもしれない。
なんとも辛い。
なりたくはないけれど、こればかりはわからない。
心臓と頭の衰えが同時に来ればいいのだけれど。
長生きについても、つくづく考える。

小さなたった一匹は、私たちを振り回しながら
いろんなことを考えさせる。

とりあえずは、こんな状況でも自分の気持ちをアップしていく方法を
ひねり出せよ、と教えているのかもしれない。
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