柴高の毎日

8月1日より、goo blogでの公式ブログに移行しました。

先輩たちの文化祭装飾(16)

2017-08-28 00:00:00 | 一般
 やっとこさ2007(平成19)年の文化祭。33期生が1年生。

 以下6枚は同じクラスのもの。

 「文化祭装飾(3)」のラストで「教室の外に何か主張するものがほしい」「その品目を立体的オブジェにして」と書いたが、その例がこの写真。販売する品目が「たこせん」「はるまき」にもかかわらず「タコ焼き」を皿に並べている理由は不明。「タコ焼き」はビーチボールを利用して表面に紙を貼って色を塗っている。

 この方法の弱点は窓を開けねばならないこと。本番が風がなければ問題ないが、風がきつかったり雨が降ったりすると窓を閉めなければならない。閉めんでもオブジェを吊るす方法はないか考えてほしい。これ、絶対に面白いと思うで。

 ただし、現在は教室の空調設備のため、校舎の壁面にパイプが縦横に設置されているので、オブジェを吊るすと言っても重いのは無理だろう。





 コンセプトは「昭和」。前後の黒板を白いカーテンでせっかく覆ったのだから、昭和的なものでもっともっと埋め尽くしたかったかな。「鎧戸」に「のき」を表現したのはグッド。写真ではよく見えないが、廊下側の窓には実際の障子が貼り付けてある。





 当日は大入り満員で、生徒たちもクタクタになりながらも頑張っていた。



 俺は生徒の前でヘソなんて出したことはないぞ。体育科のK先生、ウエスト細すぎっ。



 以下2枚は同じクラス。自転車置き場の前の空きスペースで「金魚すくい」。金魚のオブジェを注意深く見ると、なんと段ボールの大きさを徐々に変えながら積み上げている。要するに立体の金魚が、横から見たら何層もの段ボールで作られている。推定40枚以上とみた。

 何という力作、何という大作と褒めたい。ただし、もっと効率のいい方法が他にあるはず。「発砲スチロール」を加工したり、「針金と木」で骨組みを作って表面に紙を貼りまくる、などなど。



 金魚のふくよかさが表現できず「えい」のようになってしまって残念。推定40枚ぐらいを積み上げた時に断念したのかもしれないが、その頑張りに拍手を送りたい。



 以下4枚は同じクラス。このクラスの最大のウリは「手打ちうどん」。実際にその場で「うどん粉」を練って伸ばして切るなどして、みんなで頑張っていた。そのかいあってか、終始大入り満員で大盛況だった。













 以下次号

女バス ウィンターカップ予選

2017-08-27 18:32:00 | クラブ
女子バスケ部は今日、大阪市立西高校にてウィンターカップ予選の初戦でした。相手は登美丘高校でした。

序盤は一進一退でしたが、リバウンドを取られることも多く、追いかける展開。後半には相手の波がきて点差をあけられました。3年生を中心に奮闘したものの、そのまま追いつけず42対59で負けました。

春の公式戦で残っていた3年生の2人も今日で引退です。3年間で初めて初戦敗退し、早すぎる引退に今は悔しい思いでいっぱいだと思います。今は無理でも、この先今日の経験を前向きな経験として生かしていってください。本当にお疲れ様でした。

今回は結果は残せませんでしたが、また次に向けて1、2年生の新チームでがんばっていきます。最後になりますが、保護者のみなさん、3年生、OG、男バスとたくさんの応援ありがとうございました。





先輩たちの文化祭装飾(15)

2017-08-27 15:44:00 | 一般
 2006(平成18)年の文化祭はこれで最後。

 「文化祭装飾(11)」で紹介した「緑とピンク」&「コテコテの大阪」の写真があったので、この2つは今後文化祭における教室装飾の参考になるので、再度登場させたい。

 準備風景



 本番











 うーん、何度見ても文句のつけようがないな。オブジェやポスターの「ごちゃごちゃ感」がたまらなくいい。唯一注文をつけるなら、厨房の奥の窓と窓の間の柱に何かひとつ大阪らしいえげつないオブジェがあったらなおよかったかな。「じゃりン子チエ」とか「ビリケン」、「食い倒れ人形」などなど。

















 廊下側の「鎧戸」を布で隠し、前後の黒板の壁や、その昔「全館空調」の時代にここを通って「冷気」「暖気」を教室に送っていたダクトにも、緑と白のストライプで覆っている。ほんまに素晴らしい。

 しかし、「緑」と「ピンク」のコラボがいいのか、どちらか一色で統一した方がいいのか、それは個人の趣味の問題かもしれない。再度以上の写真を見て、自分が教室装飾の責任者だったら、絶対にどちらか一色にするだろう。「緑」かな。ゆえに女子生徒のフリルの付いたスカートもテーブルクロスも「緑」にする。

 あなたならどっち?

先輩たちの文化祭装飾(14) 

2017-08-27 14:42:00 | 一般
 またまた2006(平成18)年の文化祭より。32期生が1年生。

 ポスターの展示。コンテストでもあり、どれがいいか投票してもらう方式だ。3年の演劇で紹介した「オペラ座の怪人」の立体的なやつもある。机の一番左にある電源とつないでいるやつは、覗き込んだら映画のような動画が鑑賞できるという優れもの。



 以下2枚は同じクラス。この教室に子供たちが来たかどうかは知らないが、とにかく「アンパンマン」の列車を教室で表現したのは素晴らしい。





 以下3枚は同じクラス。3つのメニューを明確に看板でPRして、それぞれに立体的なキャラクターが付いているのが可愛い。

 このクラスの受付や教室内の机の脚元に注目。やっぱり机の下をべニア板や段ボールで隠して、そこに何かPRを表現した方が店舗らしくなることが分かってもらえると思う。







 以下4枚は同じクラス。Tシャツのデザインが洗練されている。もちろん自分でペイントしたものではなく、プリンターで印刷したものをアイロンしたか業者に頼んだか。

 教室の鎧戸に並べた配色とか、天井からぶら下げた輪っかのテープ、受付のテーブルクロスなど、文化祭のテーマ「愛」にひっかけて「藍」を意識したと思われる。

 女性のオブジェの毛髪が毛糸で表現されていたり、窓の外の装飾もあって、ベリーグッド。









 以下次号

先輩たちの文化祭装飾(13) 

2017-08-27 13:42:00 | 一般
 このシリーズも今回で13回目。現在、文化祭の準備に取り組んでいる生徒諸君に、先輩の数々の「名作」を参考にしてほしいと思っているが、再度ここで確認しておこう。

 なお、今と社会も世相も常識も微妙に異なるゆえに、現在の本校文化祭の規定では許可されないことも写真にあるが、当然、生徒諸君は現在の規定を守らねばならないことは言うまでもない。

 よろしく。

 今回も2006(平成18)年の文化祭。32期生が1年生。

 以下2枚は同じクラス。ポイントは2つの屋台共に足元を隠していること。ここにPRや値段をのせて空間を有効利用している。窓の外でもPRしている。





 以下4枚は同じクラス。このクラスは自作ビデオを上映。主人公を等身大の人形にして目立たせ、話の筋に沿った装飾なのかどうかわからないが、それなりに頑張っている。

 当時は普通教室にプロジェクターがなかったので、写真のような台に重たいモニターをのせて動画を鑑賞していた。









 以下3枚は同じクラス。いわゆる「ウォーリーを探せ」的な出し物。各階の階段にある左右の「防火扉」は鉄なので磁石がつく。今回の文化祭では、そのうちの1枚に卒業生が描いたタペストリーを9カ所ぐらいに貼る予定だが、もう1枚は完全に空いているので、PRポスターを貼るなどして有効利用してほしい。

 四角いロボットといい、プーさんといい、廊下側の全面に垂らしたスペースのキャラクターといい、まったく統一感がないが、これも1年らしくていいか。教室内は、外窓に文字をくりぬいた画用紙を貼って、一応ステンドグラス風に演出している。







 以下3枚は同じクラス。食品模擬店でベビーカステラを販売。天井の青いビニールは、蛍光灯から離すためにも余裕持たせて装着。調理場のあたりで、逆三角形でまとめているあたりはオシャレ。





 願わくば、外の窓にも何か欲しかったかな。



 以下3枚の写真は同じクラス。普通の焼き鳥を業務用スーパーから購入したと思われるが、「エスニック焼き鳥」と銘打ってその雰囲気を演出している。教室の後ろの黒板に垂らしたタペストリーや教室入口にある象のオブジェはイケてる。天井から垂らした装飾は今一つだが、なんとなく「エスニック」な感じはする。





 このクラスの最大の評価ポイントは、下の写真にある廊下壁面に飾ったオブジェ。廊下の途中にあるフェンスみたいなのは今はなき「全館空調」をやっていた頃の遺物で、地下室から吹き上げられた「冷気」や「暖気」がここからも吹き出ていた。当時も文化祭は10月なので、この写真のときは何も吹き出ていない。

 今となっては何の価値もないもので、よく見るとホコリが溜まったりして汚い。よってここに写真のようなオブジェを垂らしたりして、何でもいいからひと工夫してほしい。



 以下次号