先日紹介した日本史Aプリント「若人よ、NHK大河ドラマは面白いぞ!!」を、マルチメディア教室にある通称「巨大プリンター」でカラー印刷して図書室前に掲示した。原版はA4でA1まで拡大できる。だいたい模造紙ぐらいの大きさか。図書委員による図書室だより『フロムB』も、この大きさに拡大して掲示してある。「巨大プリンター」も今となっては導入している学校も多いと思うが、数年前に本校に導入されたとき、「こんな便利ですごいプリンターがあるんや」と感動した。
一番左に本物の写真を掲示したが、残念ながら吉田松陰、久坂玄瑞、西郷隆盛、沖田総司の顔は写真ではなく肖像画。吉田松陰や久坂玄瑞は致し方ないにしても、西郷と沖田の写真は絶対にどこかに存在しているはず。西郷の写真嫌いは有名で、我々が見慣れている西郷の写真は後年、弟の従道といとこの大山巌の顔を参考にしてお雇い外国人キヨソネが描いたもの。これを参考にして上野公園の銅像が完成したが、その除幕式で招待された西郷の妻が「夫はこんな顔でない」と涙したというから、本当の顔はどんなんやったんかなと興味深い。もしも発見されたら、おそらく1億円以上の値段がつくはず。
若くして病死した沖田は、なぜか「爽やかなイケメン」のイメージがあるが、写真の肖像画は沖田の姉が自分の孫を「総司にどこか似ている」と言ったことから、彼をモデルに1929(昭和4)年に描かれたもので、実際の沖田を描いたものではないとのこと。もしかしたら沖田の場合は、実際の写真は発見されない方がいいのかもしれない。
一番左に本物の写真を掲示したが、残念ながら吉田松陰、久坂玄瑞、西郷隆盛、沖田総司の顔は写真ではなく肖像画。吉田松陰や久坂玄瑞は致し方ないにしても、西郷と沖田の写真は絶対にどこかに存在しているはず。西郷の写真嫌いは有名で、我々が見慣れている西郷の写真は後年、弟の従道といとこの大山巌の顔を参考にしてお雇い外国人キヨソネが描いたもの。これを参考にして上野公園の銅像が完成したが、その除幕式で招待された西郷の妻が「夫はこんな顔でない」と涙したというから、本当の顔はどんなんやったんかなと興味深い。もしも発見されたら、おそらく1億円以上の値段がつくはず。
若くして病死した沖田は、なぜか「爽やかなイケメン」のイメージがあるが、写真の肖像画は沖田の姉が自分の孫を「総司にどこか似ている」と言ったことから、彼をモデルに1929(昭和4)年に描かれたもので、実際の沖田を描いたものではないとのこと。もしかしたら沖田の場合は、実際の写真は発見されない方がいいのかもしれない。