柴高の毎日

8月1日より、goo blogでの公式ブログに移行しました。

ダンス部 明日、パシフィコ横浜に行きます!

2017-08-16 13:16:00 | クラブ
明日が「ダンススタジアム」全国大会です!
3年生にとって、最後の大会です。



全国大会に向けて、体育館を練習のために使わせていただき、また、出場しない部員の皆さんも協力してくれて、本当に感謝しています!



この写真ではわかりづらいかも知れませんが、剣道場に鏡が増えました。
(昨日の軽音ブログをご覧いただくと、わかりやすいかもしれません)
練習がやりやすくなりました。PTAの皆様、ありがとうございました!



たくさんの人たちへの感謝の気持ちを大切にして、明日は頑張ってきます!

ダンス部の健闘を祈る!!

2017-08-16 13:00:00 | クラブ
 明日ダンス部は「第10回日本高校ダンス部選手権(ダンススタジアム)夏の公式全国大会」の「ビッグクラス」に出場、「パシフィコ横浜」にてその雄姿を全国に披露する。

 去年のこの大会の「ビッグクラス」では本校は残念ながら出場できなかったが、優勝「登美丘」、優秀賞「堺西・久米田・東百舌鳥・今宮」と、上位8チーム中、なんと5チームが大阪府立高校だった。

 他の高校ダンス全国大会も含めて、大阪府立のレベルはかなり高く、その中で本校はあともう一歩のところで全国大会の入賞を逃してきたが、ついに昨年、40期生・41期生を中心としたチームが「第4回全国高等学校ダンス部選手権」で入賞を果たした。

 他の府立高校ができたことを君たちができないはずはない。40&41ができたことを41&42ができないはずはない。

 ここまで来たら後は技術云々ではなく「集中力」と「気持ち」と思う。今まで経済面や栄養面などで支えてくれた保護者、連日の練習に付き添ってくれた顧問、技術面でお世話になったコーチなどに、堂々と私はやり切ったと言えるようなパフォーマンスを期待している。

 しっかり頑張れ、健闘を祈る。





(補足)

 明日本番を前にして今更どうでもいいことかもしれないが、会場の「パシフィコ横浜」について。以前ブログで紹介したような記憶があるが、ここで改めて取り上げてみよう。

 まずは広域地図。赤①が「パシフィコ横浜」。



 拡大 気晴らしに以下の問いに答えよ.jpg

「A」=ここになにがある? 東京のすぐ側にあるけど千葉県にある。にもかかわらず「東京ほにゃほにゃ」と呼ばれていることを千葉県の人はどう思っているのだろうか。

「B」=ある有名なアニメの主人公はここに住んでいる。誰?

「C」=これまたある有名なアニメの舞台はここ。特に「旧秩父橋」が有名で、海外からも聖地巡礼で訪問する人が多い。ヒントは、さんざん担当者が題名にケチをつけていたやつ。

「D」=このあたりの海岸を一般になんというか。イメージとすれば「サザンオールスターズ」「TUBE」「江ノ島」といったところか。

「D」=ここにある都市で源頼朝が幕府を開いたといえば?

「E」=赤●の地名が「浦賀」。1853年&1854年にここに蒸気船を連ねてやってきたのは誰? またどこの国の人?

「F」=日本一高い山は? また標高は? 天気がよかったら「パシフィコ横浜」から見えるかもしれんなあ。何になるんか知らんけど「皆なろう」と覚えとく。

 次に「パシフィコ横浜」の周辺地図。赤線は東海道新幹線。



 拡大 時間つぶしに以下の問いに答えよ.jpg

「A」=ここにある7万2千人収容のスタジアムを何というか。またここを使用しているサッカーチームは?

「B」=1862(文久2)年、ここでイギリス人3人を殺傷する事件があったが、殺傷したのは何藩の武士か?

「C」=ここにあるランドマークタワーは「日本で5番目に高い構造物」で296m。さて高い順から「東京スカイツリー(634m)」「東京タワー(333m)」「あべのハルカス(300m)」だが、298mの4番目は何か?

「D」=神戸なら「メリケンパーク」的な場所である横浜港の公園を何というか?

「E」=横浜港を見渡せる高台にある公園。大阪府池田市出身のいしだあゆみのヒット曲『ブルー・ライト・ヨコハマ』や、オフコースの名曲『秋の気配』の舞台となった公園を何というか?

「F」=JR関内駅の前にある横浜スタジアムを本拠地とするプロ野球チームの正式名を答えよ。

 通称「パシフィコ横浜」の正式名は「横浜国際平和会議場」。世界最大級の国際会議場と展示場、ホテルからなるコンベンションセンター。「パシフィコ」は「Pacific」と「Convention」を足した造語。

 大阪で言えば、中之島の国際会議場「グランキューブ大阪」と、南港の展示場「インテックス大阪」、梅田界隈の「ホテル」、大阪城「大阪城ホール」が、ドッキングしたような感じかな。大阪は場所がバラバラだが、横浜の強みはこれらが1カ所に集まっていることだ。

 「パシフィコ横浜」にある「国立大ホール」は5千人収容。明日、柴島ダンス部はここで本番を迎える。

 健闘を祈る。ついでにオープンスクールもよろしく。

バドミントン部 夏の大会④

2017-08-16 00:03:00 | クラブ
こんばんは、バドミントン部です。
日付が変わってしまいましたが、8/15の試合結果を報告します。
今日は3会場での試合でした。
ちなみに私は、午前中は臨海に行き、そこから千島体育館に移動しました。

●臨海スポーツセンターの結果
1年生1人が出場しました。くじにより二回戦からでした。1ゲーム目は取りましたが、2ゲーム目・3ゲーム目と落としてしまい、負けてしまいました。相手が普段慣れていないプレースタイルの選手で、自分のバドミントンができなかったのが敗因です。今後、より多くの人と試合を積み重ねて、どんな相手でも自分のバドミントンができるようになってもらいたいです。


●千島体育館の結果
1年生1人と2年生1人が出場しました。こちらもくじにより2回戦からでした。
1年生の方は2回戦を突破しましたが、3回戦で強豪の関西福祉の選手とあたり、ストレート負けをしてしまいました。「そこからその球打てるか~!」とこちらも相手の選手に関心してしまいました。強豪校相手でもなんとかくらいつけるように今日の戦いの経験を活かしてほしいです。
2年生の方は2回戦、3回戦と突破しました。続く4回戦で、こちらも強豪の信愛女学院の選手とあたり、惜しくも負けてしまいました。初めて4回戦までいけたそうですが、本人はその喜びよりも、負けてしまい日抜けができなかった悔しさの方が大きいような気がしました。この悔しさが自分の成長につながり、きっと次の大会では日抜けしてくれるであろうと信じています!

●RACTABドームの結果
1年生1人が出場しました。こちらもくじにより2回戦からでした。
結果は2回戦で負けてしまいました。相手も手強かったようです。ただ、当たり前ですが、自分よりも上の相手にも勝てないと勝ち進めません。少しでも上を目指して、より高いレベルを追求して練習にのぞんでほしいです。


明日も女子シングルスII部の日程です。
千島体育館とRACTABの2会場に分かれて、1年生が4人出場します。
一つでも多く勝つことを願っています!

それでは今日の報告を終わります!

動画編集を練習する(14) 観光学 祇園祭

2017-08-16 00:02:00 | 一般
 7月12日(水)観光学FWで京都・祇園祭を見学。もちろんメインの「山鉾巡行」ではないが、「山鉾」を作る過程を間近で見ることができて満足してくれたと思う。

 解散後、Y先生と2人で祇園祭をさらに探究するため各所をまわっていた時、「菊水鉾」の試験曳きが始まり、動いている山鉾を初めてみた自分はかなり興奮した。

(動画BGM注意) 菊水鉾の車輪がきしむ音を聞いてくれ.mp4

※BGMはフリー音楽素材[Music Material]より。

五山送り火

2017-08-16 00:01:00 | 授業・HR
 昨日の新聞に以下のような記事が掲載されていた。

 古都・京都の夏の風物詩として知られる「五山送り火」の一つである左大文字で、地元住民らでつくる保存会が今年から、男系のみとする世襲制の会員資格を女系の男子にも広げるよう改めた。少子高齢化に伴い会員が先細りする見通しのためで、伝統行事の後継者育成に取り組む。

 観光学FW「初夏の京都を歩く」で、アイスクリーム休憩をした琵琶湖疎水の夷川発電所から「五山」のひとつ、東山の如意ヶ嶽の「大」が見えた。







 「Photozou」より。東山の如意ヶ嶽の「大」



 今日はまさにその「五山送り火」の日で、午後8時になると、写真で生徒2人が指をさしている如意ヶ嶽の「大文字」(下の地図A)に点火され、その後5分おきに「妙」(B1)「法」(B2)「船形」(C)「左大文字」(D)「鳥居」(E)と、「東」から「西」の順番で点火される。

 ちょうど地図で表現するとこうなる。ここで注意したいのが、京都における「左」と「右」の呼び方についてである。下の地図は見にくいので是非とも拡大をクリックしてね。



拡大 五山送り火の位置.jpg

【地図の説明】

〇赤の四角が「平安京」。桓武天皇794年に遷都建設され、平安時代には、天皇や貴族、庶民など12万人ぐらいの人口が住んでいた。
〇その東の「極み」ゆえに阪急河原町駅近くには「新京極(しんきょうごく)」、西の「極み」には「西京極駅」がある。
〇「天皇」がいる「平安宮」前に南北メインストリートの「朱雀大路」があり、これは現在の「千本通」にあたるが、だいたい南北に走る山陰本線と同じルートだ。

〇もともと「平安宮」に「天皇」は住んでいたが、火災などの緊急避難用に「裏内裏(うらだいり)」と呼ばれる場所があり、これが「現在の京都御所」である。
〇14世紀の「南北朝時代」、「北朝」の天皇がこの「裏内裏」に住んでおり、1392年の南北朝統一後もここに住んだので、「現在の京都御所」が正式な皇居となった。

〇赤字「観」の〇が「琵琶湖疎水夷川発電所」。女子生徒はここから「A=如意ヶ嶽」の「大」を指さしていた。

〇有名どころを青字で示した。「清=清水寺」「銀=慈照寺銀閣」「植=京都府立植物園」「金=鹿苑寺金閣」「嵯峨野」。
〇「妙=B1」「法=B2」ちかくの「宝ヶ池」には、国際会議が開催される国際会館がある。年末の高校駅伝のコースは、スタート地点が「西京極」で「宝ヶ池」が折り返し地点。このあたりは「岩倉」という地名もあり、幕末に「岩倉具視」も一時住んだ「実相院」は、黒い床に紅葉が写る「床紅葉」で有名。

 さてここで注目してほしいのが「左京区」「右京区」の位置である。

 地図で見ると「左=西側」に「右京区」、「右=東側」に「左京区」があり、「これっておかしいやん」と思ったことはないか?

 京都の「左」「右」は、常に南を向いた「天皇」目線で決まると覚えてといてほしい。

 中国では昔から「天子南面」の習慣があり、それを真似した日本も「天皇の住む平安宮内の大内裏」を北の端につくり、「天皇」は南を向きながら政治をとった。ゆえに「天皇」目線では、地図の「左=西側」が「右京」で、「右=東側」が「左京」となる。

 ここでまた面白いのが、「五山送り火」のひとつ「左大文字」(D)である。地図で見ると「D」は京都の「西側」にあるように見えるので「右」のはず。なのに「左大文字」。

 これも「天皇」目線で考えればいい。「天皇」の住んでいる場所から北にある「D」を見ると「左」にあるから「左大文字」なのである。

 なるほど京都は奥が深い。

 最後に、[京都五山送り火連合会]のホームページを参考に「五山送り火」の簡単なプロフィールをつくってみた。

 生徒諸君の中に見に行く人がいたら、単に「あっ、キレイ」だけでなく、その意味も理解して京都観光を楽しんでほしいものだ。

〇祇園祭と並び京都の夏を彩る風物詩。

〇盆の翌日に行われる伝統行事であり、再び「死後の世界」に帰る精霊を送るという意味をもつ宗教行事。
〇この行事が一般に広く行われるようになったのは、仏教が庶民の間に深く浸透した鎌倉から室町時代以降であるといわれている。

〇五山にそれぞれの歴史が伝えられているが、その起源には平安初期、室町中期、江戸初期ではないかとさまざまな俗説があり、どれ一つとして明らかな説はなく確かな記録も残されていない。

〇「妙」「法」は2つの山であるが、1つの山と1つの字として扱われる。

〇地元の寺のメンバー(檀家)が代々そのノウハウを受け継いできた。「送り火」は地元の人々によって数百年間も支えられてきた宗教行事である。

 最初に紹介した新聞記事は、その「地元の人々」が少子高齢化などで将来「送り火」ができなくなるかもわからんと危惧して、本来「男系」男子のみで受け継いできた行事を、「女系」男子も参加してもええことになったという意味。

 「送り火」のために「地元の人々」は、大量の薪(まき)をその場所まで運ぶ重労働、「送り火」に点火してその火をコントロールするときの暑さをものともせず、今まで頑張ってきたが、将来のことを考えて「左大文字」は「女系」男子の参加を決意したのだろう。これで2人のメンバーが加わるという。

 地元の寺のメンバーを「檀家」という。その寺に先祖代々のお墓があり、地元の寺を経済的にも行事的にも支えてきた。

 その「檀家」の男子「A」、そして男「A」の男の子供「B」、男「B」の男の子供「C」。男「C」は「男系」男子である。

 男子「A」の女の子供「D」、女「D」がその家と関係のない男子との間に生まれた男の子供「E」。この男「E」は、その家にとっては「女系」男子である。

 「左大文字」の会員資格が「男系のみとする世襲制」で今まで続けられたことに驚くが、「女系」男子も認めようとする動きは今後他の山でも広がるのではないかと思う。

 上記のように「五山送り火」の運営には「女」は参加できない。そういえば「祇園祭」でも、本番の「山鉾巡行」は「女」はお囃子や引手として参加はできない。

 本校の男女比率は約「3:7」。このブログを読んだ現在の1・2年生女子で「なんで女はあかんの」「そんなんおかしいやん」と思った人は、ぜひ3年生「卒業論文」のテーマにして、その疑問を追究したらどうかと提案したい。