柴高の毎日

8月1日より、goo blogでの公式ブログに移行しました。

ドイツ、暑くなったら授業はなし!!

2017-08-03 23:46:00 | 授業・HR
 前回のブログに続き諸外国の学校事情について。

 かなり前に誰かが「ドイツは30度以上になったら休校になる」と言っていたような記憶があり、以前から気になっていたので今日ネットで調べてみたらだいたいほんまやった。現代社会の導入にでも使おう。

 「ドイツの学校の驚きの規則 Hitzefrei(暑さ休み)と Tropenplan(熱帯日程)」という記事を発見。ドイツのドレスデン出身で高校時代に交換留学で大分県に来て、それをきっかけに現在東京でドイツ語を教えている女性が書いたものだ。

 それによれば、「暑い日には、頭が集中しにくくて、身体も大変なので」学校は、上の2つの日程を取り入れているという。ドイツもアメリカと同じように「地方分権」「連邦制」なので州によって異なるが、「フランクフルト・ソーセージ」で有名なフランクフルトがあるヘッセン州では室内温度が「27度」を超すと、どちらかの日程が適用される。

 「暑さ休み」は「授業は普通の長さで昼以降はカット」となり、カットされた授業の時数が結果的に足りなくなる可能性があるが、暑くなる前に下校できる。

 「熱帯日程」は「普段の45分授業を30分に短縮して、その日の時間割をやる」ことで、結果的に授業の時数は変わらないが、暑くなる14時ぐらいに下校せんとあかんこともある。

 「暑さ休み」「熱帯日程」ともに適用された日は、学校は宿題を出すことが禁止されており、生徒たちは自宅でゆっくり休養できるらしい。教師もはやく帰宅できるとのこと。

 もう、開いた口がふさがらない。

 ちなみにいつもの[日本気象協会 tenki.jp]によると、フランクフルトと大阪の7月27日からの最高気温は・・・

 フランクフルト 23.3 24.2 23.0 28.2 28.2 27.4 25.4

 大阪    34.6 34.1 35.0 33.5 35.2 35.3 35.7

 こんなことを比較すること自体、むなしいことなのだ。第一、フランクフルトの緯度は北海道よりもかなり北にある。フランクフルトが大阪並みの35度になることは、まずというより絶対にないのだ。フランクフルトの「27度」は、大阪の「40度」くらいの暑さと理解すればいい。

 大阪で「40度」以上になっても授業はカットにはならないが、とにかく我々は猛暑の日は「水分&塩分」の補給を忘れてはならない。

 かなり前から気になっていたことが今日解決できてうれしい。トホホ。

 フランクフルトの伝統的建造物群



 フランクフルト・ソーセージ



夏休みなどの日数 日米比較

2017-08-03 22:17:00 | 学校紹介
 現代社会や観光学のネタはないかといつも参考にしているのが[東洋経済オンライン]で、「政治・経済」「キャリア・教育」「鉄道」などのコンテンツなどがあり、しかも無料で全文が読めるところが嬉しい。

 最近、注目したのが「『夏休み10日間』への短縮は日本を衰退させる」という刺激的な表題の記事で、静岡県吉田町が教員の長時間労働の解消のため、今年度から町立小・中学校の夏休みを最短で10日にしたことに対する筆者の意見が書かれている。その是非をここで述べることはできないが、「当然教室に空調設備はあるんやろな」と思ってしまった。

 そんなことより自分が記事の中で注目したのが「OECD各国の夏休み事情」で、「アメリカ」、「ドイツ」、そしてOECD(経済協力開発機構)が実施した学習到達度調査(PISA)で常にトップを占め学力が世界でトップクラスの「フィンランド」のことが紹介されている。ここで「アメリカ」のみ紹介してみよう。

【アメリカの夏休み】 ※「 」は担当者の独り言

〇州によって違う。短いところで2カ月半、長いところは3カ月。
「さすが合衆国です」「地方分権の国なんです」「アメリカがイギリスから独立した時、すでに東部の13州はそれぞれ主権を持っていたんだ」「ほんでまとまって一つの国になるとき、それぞれの州は自分たちの独自性がなくなることに抵抗したんだ」

〇学年の変わり目でもあり宿題はない。
「うらやましい」「新学期は夏休み明けの9月からです」

〇子どもたちは、キャンプ、自然体験、スポーツ、水泳、レクリエーション、遊び、各種アクティビティなどに没頭します。
「そんなシーン、よう映画でやってます」

〇その他、春休み5日、感謝祭休み7日、クリスマスを含む年末年始の休みが15日ある。

 大阪市内の某小学校と比較してみた。

〇春休み 3/25~4/9 (16日間)
〇夏休み 7/21~8/31 (42日間)
〇冬休み 12/23~1/9 (18日間)

 単純計算して「アメリカ=117日(長いところ)」「日本=76日」となる。「土日」は同じとして、あとは「国民の祝祭日」。

 アメリカの祝日を調べてみると、「1月第3月曜日=マーティン・ルーサー・キング誕生日」や「7月4日=独立記念日」などは全国共通だが、「10月第2月曜日=コロンブス記念日」などは祝日扱いしない州もあり、ここでも「さすが地方分権」と唸ってしまった。

 アメリカ連邦政府が定めている祝日は「10」だが、州ごとに定めている祝日もあり単純に日本と比較はできない。

 日本は「国民の祝日」が「16」あるが、上の3つの長期休暇と重なっているのもある。

 おそらくそんなんを考慮すると日米の祝日の数はそないに変わらんと思われる。

 とするならば、「アメリカ=117日」「日本=76日」の差である「41日」分、アメリカの子供たちの方がたくさん休んでいることになる。約1ヶ月と3分の1か・・・。

 これを我々はどう理解すればいいのだろうか。50年前に自分がこの事実を知ると「なんでやねん」と思いっきり文句を言っていたが、今の自分は「41日も休みを増やしてあげて」なんて絶対に言わないだろう。

 そんなこんなで、いろいろ考えるきっかけをこのサイトの記事は自分に与えてくれる。



大阪高校対校選手権2日目

2017-08-03 16:31:00 | クラブ
水泳部は昨日に引き続き、門真スポーツセンター(ラクタブドーム)大阪高校対校選手権水泳競技大会の2日目に参加して来ました!

自己ベストを更新できた子もいましたのでそれぞれの成長が見られた大会でした。

明日も大会自体は続きますが、明日の競技に水泳部が出場することはありません。
3年生にとってはラクタブドームで泳ぐ最後の日になりましたがどういう気持ちだったのでしょうか?

大会を運営してくださってる先生たちにはいつも感謝です!

明日は登校日なので練習、明後日には北摂大会に参加します。

8月3日 木曜日の風景

2017-08-03 16:28:00 | クラブ
 明日8月4日(金)は「全校登校日」で全校生徒は8時30分に教室集合。学年ごとの行事やLHRが3時間目まである。

 以前は体育館で全校生徒が集まって集会などを開いていたが、全教室に冷房が入って以降は、空調のきいた部屋でクラスごとに実施するようになった。

 今日は昨日と比べてまだ風があったからよかったが、今日も大阪市内をまわって「観光学」的な視点でタウン&マンウォッチングをする。昨日同様、韓国人観光客を市内中心部で多数見かける。先日示した「日本政府観光局」データの数値どおりだ。それに付随して、なぜ韓国男子の間で例の髪型が流行しているのかは本校生徒に聞いてもいまだ不明。

 いつの頃からか市営地下鉄のトイレが劇的にきれいになった。こちらに「ようおこし」と頭を下げているようにも見える。



 空は爽やかな青だが、相変わらずうだるような暑さだ。











 8月6日(日)の全国大会(第5回全国高等学校ダンス部選手権・DANCE CLUB CHAMPIONSHIP)に向けて最終調整中のダンス部。