2008(平成20)年の文化祭。34期生が1年生。
写真をよく見ると「平面ポスター部門」「平面オブジェ部門」「立体オブジェ部門」とあり、3部門が設けられていた。
ちなみに「立体オブジェ部門」の作品がどんなものか詳しく見ることができるように、「拡大」したものをリンクした。一度見てください。なかなかの力作ぞろいですよ。
立体オブジェ部門拡大.jpg
写真では分かりにくいが、「ステージ喫茶」の文字が布みたいなものを切り抜いており、マジックなどで平面に書いたものより力が入っている。
以下2枚は同じクラス。テーマは「インド」でおそらく食材はカレー(?)。どこがどう「インド」かは、後ろの黒板や壁にインドに関することが所狭しと並べてあり、もしかしたら一般客はあまり読んでくれなかったかもしれないが、生徒たちはとにかく「インド」を身近に感じてからおもてなしをしたはずだ。
もうひとつこのクラスで特徴的なのが、厨房を外の窓際ではなく廊下側にしていること。食品模擬店を実施するクラスは、これによるメリットとデメリットを考えて、厨房を位置を決めたらいいと思う。廊下を歩いている一般客を呼び込むのはここがいいかもしれない。
以下4枚は同じクラス。教室の装飾がすっきりして好感が持てる以外に、ここも厨房を廊下側にしてしかもカウンターを設けている。これはいままでの柴島の文化祭を見た中では革命的な配置。
クラス独自の机の配置やすっきりした装飾といい、看板に「1-3」とあり初めての文化祭にしてはレベルが高い。
以下3枚は同じクラス。このクラスの装飾もすっきりした清潔感があり、最大の評価ポイントはなんといっても天井中央から四方に伸びた無数のテープ。このセンスは素晴らしい。こんな教室の装飾方法もあるんやと感心した。
後ろの黒板に、おそらくクラス全員で書いたと思われる「焼鳥」が笑える。
以下2枚は同じクラス。机の手前を看板にしたり、天井から吊るした看板、窓の周囲の飾り方など、参考になる。
このクラスは映画上映。「映画」は当日までの撮影や編集が大変だが、その他は当日に向けてやはり教室の装飾に力を入れてほしい。話の筋にあった「テーマ」を決めて、それを装飾で表現する。そんな中で見た「映画」と、なんの工夫もない殺風景な教室で見る「映画」は、受け止め方が違うはずだ。
「シンプル・イズ・ベスト」と主張しているような窓の装飾。机の手前の看板がはがれているのはご愛嬌。机の手前の看板は、「布テープ」より「ヒモ」が一番ええと思います。
以下次号