柴高の毎日

8月1日より、goo blogでの公式ブログに移行しました。

1年生フィールドワーク 「神戸税関」

2017-09-27 23:11:00 | 授業・HR
神戸税関チームは、阪急三ノ宮下車。南側、海に向かって進みます。

途中、ルミナリエのゴールにもなっている「東公園」を散策し、阪神・淡路大震災の復興モニュメントを巡りながら歩きました。





1・17希望の灯り。
建立は2000年。震災5周年の午前5時46分に灯りがともされ、今も尚燃え続けている。



ここの花時計は本当にキレイだ。






神戸税関に到着。
税関は、その名のとおり、「税=税金の徴収」と、「関=関所/通関手続き」に関する業務を行っている国家機関です。昨年の卒業生にも税関に内定が決まった生徒がいたそう。立派な仕事ですね。



昭和2年に建造されたレトロな建物は、「日本のいちばん長い日」という映画のロケ地になったそうな。震災のあと、平成10年に化粧直しされ、船の形の展望台(事務所)が増設されたそうです。



神戸税関のゆるきゃら「カスタム君」。カスタムは英語で「税関」の意味。さんまのまんまのまんまちゃんにそっくりすぎて共演した経験もあるそう。それって、、。



展示室にて、本当にあった密輸入の手口など詳細に説明を受けました。





税関のお仕事の一つ、偽物輸入ブランド品の鑑定。



「ニセドラ」も違法です。



展望台部分に潜入!事務室で沢山の方がお仕事されてるので、お静かに!



神戸一望出来る展望台。「晴れていたら良かったのに!」と生徒達。やはりJKですね。「インスタ映え」フォトスポットを探し、あちこちで記念写真。





1年フィールドワーク 天王寺七坂 ベテラン写真編(2)

2017-09-27 22:50:00 | 授業・HR
 大江神社 大阪市内にこんな「村の鎮守の神様の・・・」的な神社があるなんてと生徒も驚いたのではないか。配布した冊子にクイズ形式で「さてこの階段は何段でしょう」という問題があったが、正解は「101段」。多くの生徒は1段ずつ数えながら登っていたが、鳥居の下にある掲示板に「101段」と掲載されていた。今まさに上町台地の西端を登っているのだ。





 阪神タイガースファンがつくった「狛犬」ならぬ「狛虎」。



 愛染堂 大阪市内最古の木造建築。ここに来るたび毎度「四角の1階と円形の2階の接合部分はどうなっているのだろう」「君たちはその設計図をかけるか」などと訴えているが、生徒たちにその凄さは伝わっただろうか。



 4番目の坂「愛染坂」を下る。右は大江神社の鳥居。左はキリスト教カトリックの男子校・星光学院。



 ほどなく5番目の坂「清水坂」を上がる。



 清水寺の舞台からの眺望。むこうに通天閣がみえる。

 知名度は京都の清水寺にかなわないが、その昔は木造の立派な舞台があったそうだ。上町台地の西は海。この舞台の近くに大阪湾が迫り、はるか淡路島までみえる大海原が広がっていた光景を思い浮かべてほしい。

 このあたりの地名「夕陽丘」は、13世紀鎌倉時代からの由緒あるもので、そこんじょらの「○○ヶ丘」とは格が違うのだ。



 写真右の安居天満宮にちなんで名づけられた「天神坂」。



 大坂夏の陣(1615)で豊臣方として戦った真田幸村は、この神社で最期を遂げた。激戦を戦い抜いてひと休みしている彼の像を中心に記念撮影。



 松屋町筋に面したこの鳥居は超個性的。



 最後の坂「逢坂」を上る。





 四天王寺の入口にある日本最古の石鳥居前で最後の記念撮影。

 「なんで四天王寺というお寺(仏教)の入口に鳥居(神社)があるの」という疑問は、おそらく大半の人は浮かばないだろう。奈良時代以来、日本人は「神仏習合」という「神」と「仏」をミックスさせた柔軟な思想を持ち続けてきたが、その名残ともいえる光景だ。





 今回のフィールドワークをきっかけにして、街角のふとした風景や建物に興味を持って、スマホなどを利用してさらに知識を深めてもらいたいと思うのである。

(追記)

 今回のフィールドワークで制覇した「天王寺七坂」を舞台にした短編集『幻坂』は、大阪出身の有栖川有栖氏の作品。以下そのプロフィール。

 雨の坂道で出会い、恋におちるも、自意識のために、愛する女を死に追いやってしまった作家の苦悩が哀切な「愛染坂」。坂に棲みついている猫たちの写真を撮るために訪れた女子高生が、その夜から金縛りと奇妙な悪夢に悩まされる「口縄坂」。大坂で頓死した松尾芭蕉の最期を怪談に昇華した「枯野」など9篇を収録。大阪の町にある「天王寺七坂」を舞台に、その地の歴史とさまざまな人間模様を艶のある筆致で描く。

 本日「天王寺七坂」に参加した18人の生徒は特に読むべし。図書室で買ってもらう予定。



基礎社会FW エイジレスセンター

2017-09-27 19:01:00 | 授業・HR
 エイジレスセンターコースの報告します。ATCにあるエイジレスセンターに23人で伺いました。

 早めに到着したので、「めんたいパーク」を急きょ訪問させていただきました。 明太子の製造過程の見学や明太子の試食。

 エイジレスセンターでは車イス体験や高齢者疑似体験、高齢者の生活を支える福祉用具をたくさん見せていただきました。

 実演していただくたびに、歓声があがり、たくさんの学びがありました!