雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

NGC5371 & HCG68(りょうけん座)

2021年05月02日 | 天体写真(系外銀河)
前回記事に掲載のおおぐま座のM98・M108の星雲・銀河コンビを撮り終えたのは
4月12日のほぼ00時。
次に予定していたのはりょうけん座の系外銀河NGC7351HCG68と呼ばれる銀河の集合です。
ちょうどこの時間帯に南中する事からピックアップしたものですが、
カメラを縦構図から横構図に変換したため、少し時間を要して0時半頃から朝まで撮影しました。

NGC5371 & HCG68  (りょうけん座)  
(中段やや左)NGC5371:距離 3,000万光年? 視等級 10.6等級  視直径 4.1’×3.2’ 渦巻銀河 
(中段やや右)HCG68拡大画像に個別記載 コンパクト銀河群 
( ノートリミング 画像クリックで 当ブログ最大サイズで表示します )
( 上方向が 北 になります )
撮影DATA : 2021/ 4/12 00:27’~  Vixen VC200L(fl=1,800mm)
露出 15分 × 12枚 + 分 × 枚 
ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・ガイド・撮影)ステライメージ9(画像処理)
銀河が集まってるのですが、フルサイズカメラで撮るとさみしい画像になってしまいます

この領域は昨年3月19日にも同じ撮影機材で撮影しています。
前回の露光時間は15分×8枚+3分×7枚でしたので、
合わせて総露光時間5時間39分で処理した画像です。 ↓
( 見栄えがするよう、銀河中心でトリミング しました )

さらにHCG68の等倍切り出し画像です。 ↓
明るい星は6.5等級で、メンバーの各銀河は明るい順に
NGC5353:11.0等級 視直径 2.8’×1.9’ 渦巻銀河
NGC5350:11.3等級 視直径 3.1’×2.5’ 渦巻銀河
NGC5354:11.4等級 視直径 2.2’×2.0’ 渦巻銀河
NGC5355:13.1等級 視直径 1.2’×0.7’ 渦巻銀河
NGC5358:13.6等級 視直径 1.2’×0.3’ 渦巻銀河

恒例の『ただいま撮影中』ショットです。 ↓
( 画像クリックで星座名を表示します )
01時38分ころ~ TamronZoom(f17mmF2.8) 30秒×7枚 ISO1600 ソフトフィルター kissDX(フィルタ改造) 三脚固定撮影

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『サンデー毎日』なのでゴールデンウィークは関係ないのですが、
画像ストックも無くなった事からそろそろ晴れて欲しいです。
春の系外銀河も日が替わる前に南中するようになって、
0時過ぎから撮る対象に困ってしまいます。
咲き始めた庭のシャクナゲに雨

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