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雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
ヨンニッパで撮った「まがたま星雲」(ぎょしゃ座) ほか
2015年01月23日
|
天体写真(星雲・星団)
20日夜、移動性高気圧の通過で雪国のこの時期に貴重な晴れ間がありました。
雲が切れたのは遅かったのですが、ラブジョイ彗星が撮れたあと朝まで撮影することができました。
ヨンニッパレンズで彗星の次に撮ったのは。
IC410
と
IC405(まが玉星雲)
(ぎょしゃ座)
左側が
IC410
、右側が
IC405まが玉星雲
です
撮影DATA
:
2015/ 1/ 21am
00:13’~
canon NFD
400
mm F2.8
(手製絞りF
4
相当)
露出5分×18枚コンポジット ISO
1600
Cooled 60D (気温-2.4~-2.7℃ 冷却 オフ) LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 ORION SSAG ガイドスコープGS-60S PHD2 Guiding ステライメージ7
この時期めったに晴れないので短時間で一杯撮りたいのですが、
この星雲も淡い部分を出すため総露光時間1時間半かけています。
ぎゃしゃ座の五角形の中にある ”い”の字を逆さにしたようなコンビの星雲ですが、
2年前にもサンニッパレンズで更に左側の星雲を含めてトリオでも撮影しています。
もともとピントがシビアなヨンニッパレンズですが、今回も撮影中にピントがわずかに移動しました。
ピント確認用のバーティノフマスク画像。左がまがたま星雲撮影前、右が撮影後(交点がわずかズレている)。
レンズには手を触れてないので、気温の変化によるものと思われます。
ただいま撮影中
の画像
(通称
おりおんショット
)
ですが、今回は3分露光でコンパクト赤道儀で撮影しています。
前にも書いたようにこの時期の晴れ間は貴重です。
長時間露光中、ボケーッとこたつで待つのももったいないので
もう一台のカメラでも撮影しました。
おりおん座中心部
撮影DATA:2015/01/20 23:49’~ TAMRON Zoom (f=50mm F3.5) 3分×6枚
ISO1600 kissDX(FIL改造) LPS-P2FIL TOAST Pro
すでに西に低くなり、木の枝と隣家の屋根にかかってしまいました。
シリウス(おおいぬ座)以北
撮影DATA:2015/01/21am 00:20’~ TAMRON Zoom (f=50mm F3.5) 3分×8枚
ISO1600 kissDX(FIL改造) LPS-P2FIL TOAST Pro
レンズの曇り止めにヒーターを巻いていたのですが、熱すぎてレンズ内に曇りが発生。
ふたご座から沈むぎょしゃ座
斜めに横切る黒い影は電線です
撮影DATA:2015/01/21am 01:23’~ TAMRON Zoom (f=17mm F3.5) 3分×8枚
ISO1600 kissDX(FIL改造) LPS-P2FIL Soft FIL TOAST Pro
ぎょしゃ座の黄色の枠が今回ヨンニッパで撮影したエリアです。
なぜかふたご座の星雲って一度も撮ったことがありません。
もったいない
。といえば、今回はおりおんショットも凝ってみようということで、
すでに、おりおんショットにもコンポジットを使っていたのですが、
今回はコンパクト赤道儀で1枚3分露光を8枚ノータッチガイド撮影を行いました。
つまり
オートガイドで撮影中の様子をノータッチガイドで撮影する
。
それをコンポジットで重ね合わせる
。 というものです。
目的は撮影中の様子を素晴らしい星空を背景に作成することなのですが。
どうなると思います?
ブログ記事作成をそっちのけでいろいろやってみたのですが・・
機会があれば報告したいと思いますが、とりあえずは
やめておいた方が良い!
おりおんショットは手軽にシンプルに。
================================================
次回は同じ夜にヨンニッパで撮影した春の銀河の予定。
焦点距離400mmで遠くの銀河がどこまで解像できるか。
徹夜から日が経ったのでまた晴れてくれてもいいんだけど。
500本を超えるこれまでの全記事リストは、
こちら
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雲上
(
くもがみ
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貴重な時間
(
テナー
)
2015-01-23 23:45:41
こんばんは
貴重な晴れ間に貴重な時間を1時間以上かける星雲は赤い濃淡が
綺麗ですね。
隣のふたご座初チャレンジをされたのでしょうか?
外気温の差で微妙なピントズレの検証は良くわかります。
3分X6枚でバーナードループをこんな風に撮れるなんて!
返信する
結構いい空でした。
(
雲上(くもがみ)
)
2015-01-24 07:54:00
テナーさん おはようございます。
今回はこの時期としてはめずらしく空が良い状態で撮影できました。
ただ朝まで時間が限られていたため、今回もふたご座の星雲(モンキー星雲など)はパスしました。
外気温によるピントずれは早めに機材をだすなど注意しているのですが、
今回の様に夜中に晴れだした場合はそれができません。
今回のオリオン座は沈みかけてから撮ったもので、もっと高い時に撮れば魔女の横顔もいけそうです。
返信する
時間がかかる
(
さすけ
)
2015-01-24 08:59:32
実は、雲上さんのブログを読む時さすけはかなり時間がかかっています。
そして時間をかけた果てのコメントは大した事はありません(゜_゜;)。
無知と読解力のなさが原因です(^。^)
・オリオン座の赤い「C」は何だろうと調べていたらテナーさんが教えてくれました。
・勾玉星雲の「い」の時は180度ひっくり返してみればそうなるよな~と見ていたら雲上さんがそう言ってました。
・「シリウス」写真の上に「く」の字みたいな赤はなんだろうとステラナビと比較してもわからず。
・「やめておいた方が良い!」オリオンショット撮影はどうなるんだろうと考えていますが時間の無駄。
・「ふたご座から沈むぎょしゃ座」写真の左上が妙に明るいですが木星のせい?と考えたり。
返信する
ありがたいことです。
(
雲上(くもがみ)
)
2015-01-24 12:08:39
さすけさん ブログ作成と同じくらいの時間をかけて見ていただいてありがとうございます。
・オリオン座の赤い「C」(バーナードループ)は肉眼では見る事はできませんが、FIL改造したカメラなら結構よく写ってくれます。
・まが玉の「い」の字。そう見えますようね。
・シリウスの上の赤い「く」の字は、12/30でお見せした「かもめ星雲」です。
・「やめておいた方が良いおりおんショット」・・星と、地上風景と望遠鏡のそれぞれが違う動きをしています。
・「ふたご座から沈むぎょしゃ座」写真の左上が明るいのは、木星のまばゆい光によるかぶりです。
返信する
星が
(
さすけ
)
2015-01-24 22:35:05
22:24。
オリオン座が見えて、雨がぽつぽつで、雲上さん宅方向でイナ光。
とりあえずだめですよね(^.^)~。
返信する
昼間は晴れたけど・・
(
雲上(くもがみ)
)
2015-01-25 00:55:59
さすけさん。
今日は予報が悪すぎたのではじめからあきらめていました。
それでも夕方、曇り空でフラット画像を撮りました。
返信する
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