雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

アンドロメダ大銀河と伴銀河(リベンジではなく追加露光その1)

2023年12月07日 | 天体写真(系外銀河)
週間予報では当分星空は期待できなかったのですが、
先日4日は予報とは違って昼間から青空となり、夜ももしかしたらと期待してました。
あいにく月はまだ下弦を過ぎておらず 23時前には上ってくるのですが、
このまま予報が外れれば 月が高くなるまでの6時間程度は撮影できるかと機材を設営しました。

結果的にはほぼ予報通り3時前には雲が出て撤収したのですが、迫っている天体写真展を意識して
先月21日夜に撮影済みの系外銀河2タイトルの追加露光と、
この先に期待してオリオン大星雲の短時間露光のみの撮影ができました。

今回はその1タイトル目のアンドロメダ大銀河と伴銀河M110追加露光画像になります。

 アンドロメダ銀河M31 と 伴銀河M110  (アンドロメダ座) 
( 元画像の 60%に縮小 ほぼノートリミング )
左下にM31銀河の中心部が 、右上がお供の銀河M110になります (  上 が 北 になっています )
撮影DATA : 2023/ 12/ 4 20:01’~ Vixen R200SS(コレクターPH) (合成fl=760㎜)
露出 360秒 × 28枚 (Gain150) LPS-D1フィルター ASI533MC Pro(冷却-10℃) タカハシ EM-200 Temma2M  
ステラショット2(導入・撮影・オートガイド) ステライメージ9(画像処理)
ダーク・フラット処理はまじめに行っています

前回掲載記事に ” 月明りの無い夜に 再挑戦したいです ” と書きましたが、早くもその機会となりました。
ただ月明りはないのですが、前回撮影より約2週間がたったため南中時刻が1時間以上早まり
撮影開始時刻が早まったことにより 灯火の影響は大きいかもしれません。
前回11月の撮影記事は ⇒ こちら

今回の目的は追加露光による画質改善でしたので、前回画像を含めた画像処理も行いました。 ↓

ウゥーン?? 総露光時間は倍の5時間半になったのですが、ちょっと期待はずれか。
当然期待してしかるべき ”画像背景のなめらかさ” はなんとなくわかるのですが ・・

それだけ前回撮影画像の”月明り”のダメージが大きかったということでしょうか。

等倍画像を切り出して比較してみました。 ↓
困りました。来週に迫った上越天体写真友の会主催の『第2回 天体写真展』の一枚にしようと思ったのですが、
追加露光の2夜分とすべきか、今回撮影画像のみのリベンジ画像とすべきか。

恒例ですので「只今撮影中ショット」今回も撮っています。 ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2023年12月4日 20時59分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×6枚 ISO1600 
ソフトフィルター使用 kiss DX(SEO-SP2) 三脚固定撮影


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来週13日から始まる上越天体写真友の会第二回天体写真展』の
出展作品3枚(会員目標)のタイトル名の報告期限もあるのですが、
一昨日やっと月が下弦を過ぎて新月期になったところ。
ワンチャンスを狙ってギリギリまで待ってもらうつもりです。
昨日夕方の火打山・焼山 (自宅2階ベランダで撮影)


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