雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

星 と 銀河 のツーショット その2(109Vir & NGC5746)

2017年05月09日 | 天体写真(系外銀河)
29日夜、おおぐま座フェクダ(γ UMa)と M109 のツーショットを撮ったあと
次も 明るい星と銀河のツーショットを狙いました。

既に日が替わっていて、南中時刻からおとめ座の東側のはずれの対象となりました。
109Vir と NGC 5746 (おとめ座)
(  画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます  )
(  が北の方角 )
撮影DATA : 2017/4/30 00:27’~  Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 20分 × 5枚 ISO 3200 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 -9.3~-9.6℃ 外気温10.1~8.3℃)
 タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
左側の明るい星が109Vir で3.7等級、中央のNGC5746 が10.6等級になります。
距離は109Vir が 129光年、NGC 5746 は 天の川銀河からぐーんと遠く 9000光年。

おおぐま座の対象を撮り終えてから わずか15分後に撮影開始できているのですが、
手を抜いてピントの再チェックを怠った報いが出ました。 
星の光条が縦方向だけ太くなっていますが、R200SSと同様ピント移動で発生しているものと思われます
このあとの球状星団の撮影前チェックでピントがずれていたことがわかりました。
ガイドエラーは100分間で赤経・赤緯とも1ピクセル以内に収まっています。
ステライメージの「自動位置合わせ」でガイドエラーが把握できます

1枚目を撮影中のおりおんショットです。
( 画像クリックで星座線入りで表示します )
この時の空の透明度は5段階評価で ”2” と良くありませんでした

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来週から仮住まいへの引っ越しが始まるので、
今週中に画像ストックを放出したいのですが
まだ4タイトル残っています。
昨日は市のクリーンセンタに110㎏の燃えるごみを持ち込みました。

毎年やっている我が家の「かたてま野菜」づくりは まだ耕しただけ 
仮住まいは車で5分程度なので リフォーム中も通えるのですが、
そろそろ苗を植えないと・・

雲上くもがみ
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2 コメント

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Unknown (道端小石)
2017-05-09 20:34:08
こんにちは、
おなじ60Dつかっている道端です。
かっこいい構図ですね。
これは一度狙ってみたと思いました。
1つ質問がありコメントさせてもらいました。
わたしの60Dだと恒星の周りにハロがでてしまうのですが(私のブログの最近記事にベガを掲載していますが、星の周りの部分です。。)、雲上さんの60Dにはそれがみうけられないのですが、なにか対策とかされてるのでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。
返信する
ハロより光条が太いのが ・・ (雲上(くもがみ))
2017-05-09 21:56:49
道端小石さん こんばんは。
先ほどブログ訪問させていただいてベガのハロを見てみました。
わたしのCooled60Dでもベガを撮れば同じようになる気がします。
そんな訳で特に対策はとってないのですが、カメラ内にLPS-P2FILを付けています。
わたしの場合、道端小石さんのように鋭い光条が出せなくて(ビクセンの斜鏡支持金具が厚いせい?)、
ハロより汚い光条の方が目立つからではないでしょうか?(笑)
ところで私のCooled60Dは何度も冷却による結露でダウンしていますが、
道端小石さんの60Dはトラブルなしでしょうか?
返信する

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