雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

もう我慢できない! 雲があっても撮る。

2018年06月20日 | 機材
昼間は雲一つない青空、それなのに夜になるとGPV予報通り雲が出る
そんな繰り返しで今月も新月期が終わります。

昨夜(18日)も夕方まではつい期待してしまう空模様だったので、
予報が外れる事に期待して設営しました。
電柱の「 防犯灯隠し箱 」の改良により 光漏れはほとんどなくなりました
夕食をすませ、薄明が終わる21時ころにはいつのまにか薄雲が出てきました。
本命のさそり座頭部が南中するまでまだ時間があります。
そこで時間つぶしに西に傾いたおとめ座の銀河を。
まだ月は沈んでなくて、おまけに薄雲がだんだん広がってきました

実質20分程度で雲が厚くなって断念したおとめ座銀河団の広域画像です。
マルカリアンチェーン 周辺 (おとめ座)
ノートリミング ( 画像クリックで元画像の20%表示 フルサイズなので今までよりやや大き目 )
( 上 が 北 になります )
撮影DATA : 2018/ 6/18 20:53’~  canon (改)NFD400mm F2.8(手製絞りF4)
露出 分 × 7.5 ISO 3200 LPS-D2 FIL EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7
当初は1分×8枚、7.5分×8枚撮る予定でしたが1分露光を終えたころには雲が濃くなって
しばらく迷ったのですがあきらめて終了。

フルサイズカメラで大幅に縮小することになったので、
マルカリアンチェーン中心部のトリミング画像をお見せします。
( これでも50%縮小してあります )

さそり座が南中するのを待って撮影を始めたのですが・・
1分露光4枚撮ったところで、アンタレスも見えなくなって撤収しました。
画像処理する気はなかったのですが、他にお見せできるものも無いので
うす雲ありで、わずか総露光時間4分の画像です。
アンタレス 付近 (さそり座)
ノートリミング ( 画像クリックで元画像の20%表示 )
( 上 が 北 になります )
撮影DATA : 2018/ 6/18 20:53’~  canon (改)NFD400mm F2.8(手製絞りF4)
露出 分 × 他のデータは同じ
正直言って、こんなひどい空でわずか4分では もっと汚い画になると思っていました。
我が家の庭でも、もう少しましな空でこの20倍近い露光をかければ
カラフルエリアといえる画像も撮れそうです。
無論、ノイズが目立たないのはフルサイズカメラの恩恵だというのは百も承知ですが。

( ただ次の新月期になると南中時間が更に早くなるし・・今年は無理かな? )

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防犯灯隠し箱 』 を改良しました。
これで底部からの光漏れが大幅に減少しました。
一晩中かぶせておいても全く熱をもたないのがLEDならでは。
( ただし、明るさセンサーのある正面はふさがないように。 ふさぐと・・)

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コメント (5)
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