雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

系外銀河No.2(?) さんかく座 M33

2015年09月20日 | 天体写真(系外銀河)
11日夜に撮った画像ストックの最後はさんかく座のM33銀河です。
アンドロメダ大銀河M31も今年はまだ撮ってないのですがこれは2枚モザイクで撮りたいため、
もう少し露光時間がかせげる早い時刻に南中する時期までおあづけ。

さんかく座の銀河 M33
( 画像クリックで元画像の25%まで拡大 ) ノートリミング
( 上が北の方向 )
撮影DATA: 2015/ 9/ 12am 02:26’~ Vixen R200SS+コマコレクタPH(合成f=760mm F3.8) 露出20分×4枚 ISO 800
Cooled 60D (気温17℃ 冷却 -2℃)  ガイド鏡GS-60S タカハシ EM-200 Temma2M PHD2 ステライメージ7

M33は北天ではアンドロメダ大銀河M31に次いで大きな銀河ですが、意外に淡く難しい撮影対象です。
せめて薄明が始まるまで2時間は露光したかったのですが、
途中で雲が出てしまい1時間余りで終了となりました。
下の画像は撮影中のショットですが、M31に比べてとても淡い事がよくわかります。

このM33は2年前にもR200SS(今回とは別のコマコレクター)で撮っていましたので、
サイズを合わせてコンポジット(重ね合わせ)してみました。
合計の総露光時間は320分となります。
総露光時間5時間オーバーの効果は出たでしょうか?

日周運動のため一晩で5時間露光は難しいですが、数年かければ24時間露光も現実のものとなります。
相手は数百年経ってもほとんど変わらない天体写真ならではの話です。

R200SS+コマコレクタPHでのBest画像はまだ得られていません。
星の追尾が完璧になったのに、光条がタテ方向にズレて2本出る現象が続いています。
今夜、星が見えればその原因を検証して見る予定ですが・・(雲が出る予報)

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作品は無理でも雲の切れ間から星さえ顔を出せば、
”キ ”の字の光条の原因切り分けくらいはできるので
一応機材を設営しておくことにします。
今年もこの時期、我が家の庭にヒガン花が

雲上くもがみ
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コメント (8)
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