昨日は再び雪で東京が大混乱か(?)というお天気でした。(春が近いと多いんですが・・・)
こんな時には、冬の雪国越後でも星の撮影ができるはず!
その経験から来る信念で、ズルズルと徹夜してしまいました。
午後9時頃には星が輝いていたのですが、次第に薄雲がかかって来て撮影は中断。
雲がかかることは で予想していたのですが、薄雲を通してでも撮らねばとの決意でのぞみました。
(最初に撮影した馬頭星雲。輝星ζOri のハレーションの広がりから、次第に薄雲がかかってきているのがわかります。)
結局、10分露光を8枚撮って断念しました。
今回もR00SS+エクステンダーでf=1500mmの長焦点のため、馬頭星雲には露光時間(枚数)が不足でした。
下の画像は8枚の内からどうしようもない2枚を除いてコンポジットしたものです。
「馬頭星雲」(オリオン座)距離約1300光年 2013. 2. 6 21h52m~ R200SS+Vixenエクステンダ(合成f=1500mm) 600sec×6枚 ISO1600 Cooled 60D(冷却オフ) EM-200USD赤道儀 ガイ゛イドスコープGS-60 OrionSSAG PHDガイディング
(トリミングなし)
◆ステライメージ「スターシャープ」で、”スムース”に
この馬頭星雲の画像処理ではコンポジット枚数の不足、薄雲によるコントラスト不足から、つい強めの処理になりました。
(1).「トーンカーブ調整」後のザラザラになった画像。 (クリックで拡大)
ここで、2/2の記事 で、
南天に低いNGC1300銀河の画像処理で偶然見つけた『スターシャープによるなめらか画像の作成』をためしてみました。
星が消されてしまわない範囲でパラメ-タを組み合わせてみたところ
■星像の大きさ:0.7 ■しきい値:7 % ■半径:7 ピクセル の”777”(スリーセブン)となりました。
(2).途中まで「スターシャープ」処理がすすんでいるところ (クリックで拡大)
(3).「スターシャープ」処理が完了して画像(選択枠内)がなめらかになりました。 (クリックで拡大)
天文ガイドなどの写真コンテストでは、”背景が溶けているよう”などの不評もあるので程度はほどほどに。
(最初に掲載した作品は35%縮小でなめらかになりすぎたため、■しきい値:10% に抑えて処理し直したものです)
このあと、あきらめずにひたすら待って
◇コーン星雲(いっかくじゅう座)・・薄雲を通して
◇M81渦巻き銀河(おおぐま座)・・薄明前に3、4枚だけ
も撮ったのですが、見せられるようなものになるかどうか?
わたしは自宅での撮影ですので、ほとんどあたかい部屋で雲の切れるのを待ったのですが・・・
(R200SS鏡筒の表面も凍っています。)
(零下の冷え込みの中、頑張ってくれた仲間たち・・・・今回は南側スロープが凍結していたため裏の出口付近に設営)
========================================================
根性と画像処理技術だけでは、
「天体アルバム2013」 に登録できるような作品は増えません。
まだ撮影したものがあるので、
タイトルを(その1)としたのですが期待しないでください。
雲上(くもがみ)
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こんな時には、冬の雪国越後でも星の撮影ができるはず!
その経験から来る信念で、ズルズルと徹夜してしまいました。
午後9時頃には星が輝いていたのですが、次第に薄雲がかかって来て撮影は中断。
雲がかかることは で予想していたのですが、薄雲を通してでも撮らねばとの決意でのぞみました。
(最初に撮影した馬頭星雲。輝星ζOri のハレーションの広がりから、次第に薄雲がかかってきているのがわかります。)
結局、10分露光を8枚撮って断念しました。
今回もR00SS+エクステンダーでf=1500mmの長焦点のため、馬頭星雲には露光時間(枚数)が不足でした。
下の画像は8枚の内からどうしようもない2枚を除いてコンポジットしたものです。
「馬頭星雲」(オリオン座)距離約1300光年 2013. 2. 6 21h52m~ R200SS+Vixenエクステンダ(合成f=1500mm) 600sec×6枚 ISO1600 Cooled 60D(冷却オフ) EM-200USD赤道儀 ガイ゛イドスコープGS-60 OrionSSAG PHDガイディング
(トリミングなし)
◆ステライメージ「スターシャープ」で、”スムース”に
この馬頭星雲の画像処理ではコンポジット枚数の不足、薄雲によるコントラスト不足から、つい強めの処理になりました。
(1).「トーンカーブ調整」後のザラザラになった画像。 (クリックで拡大)
ここで、2/2の記事 で、
南天に低いNGC1300銀河の画像処理で偶然見つけた『スターシャープによるなめらか画像の作成』をためしてみました。
星が消されてしまわない範囲でパラメ-タを組み合わせてみたところ
■星像の大きさ:0.7 ■しきい値:7 % ■半径:7 ピクセル の”777”(スリーセブン)となりました。
(2).途中まで「スターシャープ」処理がすすんでいるところ (クリックで拡大)
(3).「スターシャープ」処理が完了して画像(選択枠内)がなめらかになりました。 (クリックで拡大)
天文ガイドなどの写真コンテストでは、”背景が溶けているよう”などの不評もあるので程度はほどほどに。
(最初に掲載した作品は35%縮小でなめらかになりすぎたため、■しきい値:10% に抑えて処理し直したものです)
このあと、あきらめずにひたすら待って
◇コーン星雲(いっかくじゅう座)・・薄雲を通して
◇M81渦巻き銀河(おおぐま座)・・薄明前に3、4枚だけ
も撮ったのですが、見せられるようなものになるかどうか?
わたしは自宅での撮影ですので、ほとんどあたかい部屋で雲の切れるのを待ったのですが・・・
(R200SS鏡筒の表面も凍っています。)
(零下の冷え込みの中、頑張ってくれた仲間たち・・・・今回は南側スロープが凍結していたため裏の出口付近に設営)
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根性と画像処理技術だけでは、
「天体アルバム2013」 に登録できるような作品は増えません。
まだ撮影したものがあるので、
タイトルを(その1)としたのですが期待しないでください。
雲上(くもがみ)
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