折立教室だより   子育てのちょっとしたヒントになればうれしいです

公文式の教室を初めて23年になります。たくさんの小さな「できた!」と大きな「ワクワク」に囲まれて私も日々成長しています。

自分の伸ばし方を知っている子に

2015-03-05 16:51:14 | 教室から
「10で神童、15で才子、20過ぎればただの人・・・・」

こんな言葉をお聞きになった事はありませんか?
小学校、中学校と成績も良く、“よくできる子”で通してきた子が、高校以降はあまりぱっとしない・・・・、こんなケースは結構ありますよね。
できれば、上の学校に行くにしたがって出来る子になっていって欲しい・・・・というのが親心だと思いますが、なかなかそうもいかないようです。

実は、高校以降で伸びていく子とは、いわゆるアタマがいい子と言うよりは、自分の伸ばし方を知っている子なのです。
目標を決める、見通しを立てる、毎日取り組む、やると決めたら集中する、人と比べるより昨日の自分と比較する・・・・・
公文はこんな力をつけるための学習システムだと思っています。”
                
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「今日はどうしてこんなに早く正確にできたと思う?この前は今にも泣きそうだったのに」
「へへ・・・3回目やから。」
「それって初め全く出来なくても、3回練習すれば何とかなるって事だよね。」

                
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「そう、はやくテスト受けたいんだね?どうしたらいい?」
「う~ん。毎日宿題やる。あと、よ~く読むといいと思う。」

学習を終えた子にいつもこんな話をしてから帰ってもらうのも、自分がこうやったら伸びる・・・というイメージを全員の子に持ってもらいたいからです。
“自分ののばし方を覚える”・・・・難しいですが、身につけば大きな財産になります。
ぐんぐん伸びていった生徒さんのことを思い浮かべるとやはり自分ののばし方をイメージできていた子が多かったです。
日々の努力は初めはわずかでいいのです。
目標を決めて頑張って、達成して認められる。また新しい今日の目標を立てる。その小さなサイクルが、大きな自信を作ります。


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