折立教室だより   子育てのちょっとしたヒントになればうれしいです

公文式の教室を初めて23年になります。たくさんの小さな「できた!」と大きな「ワクワク」に囲まれて私も日々成長しています。

DL(デシリットル)マスを買おう!!

2019-11-02 15:40:44 | 日常の生活から
dlマスを売るためのアマゾンの回し者ではありません。(笑)

 個人懇談があるとよく話題に出るのが、「算数でくもんでは扱っていない単元」のことです。
「とけいの単元が・・・・」
「かさが分かっていない。リットルとデシリットル、ミリリットルとか・・・」
「面積につまっています。」
こんなご相談をよく受けます。
これらは全てくもんにはない単元です。なぜ無いか??
 算数には「知識をつける」単元と、「練習して使えるようになる」単元があります。くもんにはその「練習して使えるようになる」単元しか収められていません。覚えれば解決することにお金をいただくわけにはいかない、というのがくもんの考え方です。
でも、困る事がある。わかります。器用でない子、授業中たま~に(よく?)ぼうっとしてしまう子。それから、国語の力が無い子なんかもそういうことが起こることがあります。
どうしたら良いか?
私がよくおススメするのは、「教科書をもらってきたらまず全部読んでしまいましょう。」ということです。親子で読んでみると、あれ、これ、なに??という質問も出ます。質問されたそのときに面白く教えてあげるのはとても効果的ですよ。
それから、今年やるはずの単元を覚えておいて、それで遊んでみること。面積の出し方を覚えたら、どちらの三角形が大きいか、当てっこしても面白いでしょう。牛乳パックにデシリットルマスだと何杯入るか。ペットボトルは?牛乳パックには1000mlと書いてあるけど、ペットボトルには2lって書いてあるね??
そう。小学校の「知識をつける」算数の単元は、」実は「生活算数」と言われるものです。生活の中で使っていれば、そんなに苦労しないものなのです。
時計の単元でも、
「5時15分には出かけるから、5分前には準備しておいてね。」という会話が交わされるご家庭と、行き当たりばったりで時計を余り見ないご家庭では、時計の単元を習ったときに、理解度が全然違うでしょう。
少しだけ知識があると、授業も興味深く聞けるというものです。
ちょっとだけお母さんが賢く立ち回ってください。ご相談してくだされば、お子さんに内緒でアイディアをお教えしますよ。(笑)