わが子が生まれてくるまで痛切に願うことはまず「男でも女でも良いから、五体満足な子を。」ということでしょう。
ところが、生まれてきて数年たつと、
「ちゃんと本が読める子にしたい。」とか
「算数ができるように。」とか
「英語を身に付けさせたい。」とか、色々欲が出てくるわけです。
でも、これは決して悪いことではないと思うのです。
わが子がやがて一人で生きていくための力を少しでもたくさん身に付けてやりたい、というのは、当然の親心ではないでしょうか?
そして、だからこそ、お母さんたちには、自分の子どもを導くための育児スキルが必要になってくるのです。
あまり知られていないことですが、かつて国家規模で幼児教育に力を入れた国がありました。
その国の名前は、キューバ。
キューバは1960年頃に0歳~6歳の幼児を対象に幼児教育に力を入れていました。
幼少時の環境によって頭脳や神経回路の発達の程度が異なる。
少時の教育は非常に効果が高い、との仮説のもとに国家規模での実践が行われたのです。
キューバが幼児の教育においてまず重視したのは「両親の教育」でした。
中でも特に母親の教育スキルは幼児の知的発達に大きな影響を及ぼす、と考えたのです。
教育の大切さを知らない貧しい両親の考え方を変えていくことが初めの一歩でした。
育児中のストレスや不安も幼児の知的発達に影響するので、幼少時教育のための施設も多数作り、
両親たちは1~2週間に一度そこでカウンセリングや教育を受け、それを踏まえて家庭での育児が実践されました。
それと同時に「子どもたち全員に無料で教育を受ける権利がある」という考えの下、
全教育費無料国家化法が可決され、小学校から大学までの授業料が無償になったのです。
「人は教養を身に付けてこそ自由になれる」
国の立役者、ホセ・マルティの言葉だそうです。
この教育改革の成果たるや目覚ましいもので、
1990年代になると、中南米統一国際試験で、2位を大きく引き離す当得点を挙げるようになり、
世界の教育専門家を驚嘆させました。
いまやキューバはユネスコがフィンランドと共にモデル国に推奨する教育大国になっています。
貧しかったキューバがわずかな予算を次の世代の教育に注いだ効果は、今、
観光やバイテク製品、医療技術援助などで外貨を稼ぐ、年12%という空前の経済成長が証明しています。
改革の第一歩は、幼少児教育でした。
教育は大事です。
教室のお母様たちもぜひ楽しみながら教育スキルを高めていっていただけたら、と思います。
ところが、生まれてきて数年たつと、
「ちゃんと本が読める子にしたい。」とか
「算数ができるように。」とか
「英語を身に付けさせたい。」とか、色々欲が出てくるわけです。
でも、これは決して悪いことではないと思うのです。
わが子がやがて一人で生きていくための力を少しでもたくさん身に付けてやりたい、というのは、当然の親心ではないでしょうか?
そして、だからこそ、お母さんたちには、自分の子どもを導くための育児スキルが必要になってくるのです。
あまり知られていないことですが、かつて国家規模で幼児教育に力を入れた国がありました。
その国の名前は、キューバ。
キューバは1960年頃に0歳~6歳の幼児を対象に幼児教育に力を入れていました。
幼少時の環境によって頭脳や神経回路の発達の程度が異なる。
少時の教育は非常に効果が高い、との仮説のもとに国家規模での実践が行われたのです。
キューバが幼児の教育においてまず重視したのは「両親の教育」でした。
中でも特に母親の教育スキルは幼児の知的発達に大きな影響を及ぼす、と考えたのです。
教育の大切さを知らない貧しい両親の考え方を変えていくことが初めの一歩でした。
育児中のストレスや不安も幼児の知的発達に影響するので、幼少時教育のための施設も多数作り、
両親たちは1~2週間に一度そこでカウンセリングや教育を受け、それを踏まえて家庭での育児が実践されました。
それと同時に「子どもたち全員に無料で教育を受ける権利がある」という考えの下、
全教育費無料国家化法が可決され、小学校から大学までの授業料が無償になったのです。
「人は教養を身に付けてこそ自由になれる」
国の立役者、ホセ・マルティの言葉だそうです。
この教育改革の成果たるや目覚ましいもので、
1990年代になると、中南米統一国際試験で、2位を大きく引き離す当得点を挙げるようになり、
世界の教育専門家を驚嘆させました。
いまやキューバはユネスコがフィンランドと共にモデル国に推奨する教育大国になっています。
貧しかったキューバがわずかな予算を次の世代の教育に注いだ効果は、今、
観光やバイテク製品、医療技術援助などで外貨を稼ぐ、年12%という空前の経済成長が証明しています。
改革の第一歩は、幼少児教育でした。
教育は大事です。
教室のお母様たちもぜひ楽しみながら教育スキルを高めていっていただけたら、と思います。
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