くまぷーの海外ドラマblog

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あれこれ見ています。

BONES2 第13話 「沼に沈んだ青春」

2007年12月31日 | BONES
ブースは、アイスクリームの車の音がうるさいと、いきなり銃を発砲してしまった。そのために要カウンセリングと判断され、勤務からはずされてしまう。
そのためテンペランスはサリーことティム・サリバン捜査官とパートナーを組むことになるが、仕事熱心なブースとはまったく違うサリーのマイペースさに戸惑うことになる。
事件はフロリダのエバグレーズ湿原で、ワニに食べられた遺体が発見されたというもの。遺体はジュディ・ダウドという女子大生のもので、一緒にいた友人の話によるとアダルトサイト王モンテに酔わされてあられもない姿がサイトにアップされていた。
ジュディは検死の結果レイプされた痕跡があったため、モンテに容疑がかかるが・・・

その頃捜査をはずされたブースは、カウンセラーの精神科医ワイアットのサインをもらわないと職務に復帰できないため、早くサインをしてくれとせっついていた。
ところがワイアットは、のらりくらりとはぐらかしてはサインをしようとしなかった・・・

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この間「CSI:マイアミ」は、JAGやNCISの管轄を踏み越えて捜査していたが、今回のこの事件は、明らかにホレイショの管轄を侵している。
エバグレーズでワニに食べられた遺体、って・・・普通にホレイショのシマじゃないんかい!!
イラクまでホレイショの管轄だというのに、肝心のお膝元をテンペランスに荒らされては、鬼捜査官はきっと黙っていないだろう。
「これは・・・オレの、管轄だ」
ワニを捕まえる作業も、デルコの唯一の(唯一言うな)見せ場だというのに。
・・・ただ、ホレイショはテンペランスみたいな「気の強いくせっ毛ダークヘア」が好みだったりするから・・・

それはさておき。
今回は、ブースがテンペランスとも引き離された状態で事件が展開するという、かなりイリーガルな展開。
テンペランスについた相方サリーちゃんはなんか変人だし・・・キレ者なのかもしれないが、アブナイ感じのするというか、謎の多いキャラだ。
しかし、一緒に仕事してても恋愛感情が持てるということなら、テンペランスはよほどブースに対しては「除外」してるということなのか、それとも誘われれば応じなくもないという感じなのだろうか?
サリーちゃんがそんなにかっこよくは思えなかったので、テンペランスがなびいてしまったことにちょっとびっくり。コレがよくてアレが駄目ってどういうことだ?

新キャラ変人はもうひとり、英国紳士のワイアット先生だ。
いやー、絵に描いたような英国役者が演じる、ザ・英国紳士。萌えますね。「コーヒーじゃないもの」って、一体なにをどうしたの?とききたくなってしまった。
とぼけた感じながら、次第にブースの心を開いていくという過程がほほえましい。いかにもヤンキーガイなブースと、英国紳士の取り合わせは妙におかしかった。
サリーちゃんもワイアット先生も、今後登場シーンはあるものの、継続性はサリーちゃんのほうが長いのが残念。どっちかというとワイアット先生はレギュラー化してもいいのに・・・って、骨と精神科じゃ交わる部分がないから駄目か。
そうそうブースも落ち込んでばかりはいられないだろうし。

ブースはエップスの手を離してしまったことに思った以上にダメージがあったようで。
カミーラとは別れてしまったために、その心の傷に近い位置で気づく人が誰もいなかった(テンペランスは近くにいても多分気づかないし)のが不運だった。
でもやっとその傷に向き合うことができてよかった。ワイアット先生効果?
ワイアット先生は普段は見えないブースの心の中を見せてくれるという面白い役割だが、もし彼がテンペランスに会ったら、どういう会話になるのだろう。ぜひその取り合わせも見てみたい。

さて、不在の間にテンペランスをかっ攫われてしまったブースが、それに気づいた時にどういうリアクションをとるか・・・
それで二人の関係がどう変化するのか・・・それは2008年のお楽しみということで。

年越しギリギリまでこんなことやってる私もどうかと思いますが、皆様来年もよろしくお願いいたします。


【 脇俳優チェック 】

◆精神科医ゴードン・ワイアット ....  Stephen Fry
オフィシャルサイトあり。
ロンドン出身でケンブリッジ卒、イギリスでの作品が多い英国俳優。ローワン・アトキンソンの結婚式でブライズメイドをつとめたという人物。
ミュージカル「ミー&マイ・ガール」の脚本も担当している。他に映画「ワンダとダイヤと優しい奴ら」など。

◆FBI捜査官ティム・サリバン ....  Eddie McClintock
「デスパレートな妻たち2」で、ガブリエルとカルロスがヤミの養子斡旋弁護士を通じて紹介してもらった妊婦リビーの恋人で、おなかの子供の実父デイルの兄フランク役で登場していた。彼はリビーとよりを戻すために、生まれた赤ん坊のリリーの親権を切り札にしたのだった。
「名探偵モンク」第3シーズン4話(NHK放送順による)「新入社員モンク」では、第2の被害者となった投資コンサルタントのウォーレン・ケンプ役を演じていた。ケンプのオフィスでモンクが働くことになり、潔癖症がうまいこと仕事にハマっていたのだった。
「フレンズ」第8シーズン23~24話「ママにプロポーズをPart1、2」では、レイチェルの出産で病院についてきたフィービーが一目ぼれしてしまった患者クリフ役。フィービーはクリフについて知るために、ジョーイにドクタードレイク・ラモレーの演技をしてもらってあれこれ聞きだそうとする。
「HOUSE」第1シーズン19話「隠れていた真実」では、高飛び込みの選手の少女メアリーのコーチ役を演じていた。
「フェリシティの青春」ではノエルの兄ライアン役。第1シーズン15話「愛と結婚」ではゲイを告白、第4シーズン8話「激動の感謝祭」では父からの遺伝の鬱を告白と、出てくるたびにノエルにショックを与える存在だった。

◆アダルトサイト王モンテ .... Alex Winter
オフィシャルサイトあり。
舞台からキャリアをスタートさせた後、「ロストボーイ」などの出演で映像へ。
キアヌ・リーヴスがテッド役を演じている「ビルとテッドの大冒険」で相棒のビル役を演じてヒット、続編の「ビルとテッドの地獄旅行」にも出演している。
それが縁でアレックスが脚本&助監督の「ミュータント・フリークス」にもキアヌはカメオ出演しているが、フリークス満載の内容がたたって日本では未公開(東京国際ファンタスティック映画祭'93では上映された)。
「悪魔の棲む部屋」など監督業にも進出している。

◆モンテの元で働いているプロデューサーロイド .... Eamonn Roche
「コールドケース3」22話「ポーカー」では、被害者のERドクターグラント・ボーエンの同僚で、グラントの才能をねたんで妻に言い寄ったセス・ガーディ84年版役で登場。

◆モンテの元で働いているカメラマンエディ .... Eric Jungmann
「CSI:6」19話「迷宮の扉」では、被害者で霊媒師セドナの店のレジから指紋が検出されたために疑いがかかった、豆腐バーガー配達のリース役で登場。
「コールドケース4」6話に登場予定。

◆被害者ジュディの父ダウド .... John Lacy
「NCIS」第2シーズン15話「テープに残った真実」では、
「CSI:5」9話「CSIチーム解散」では、被害者が改造銃の取引をしていたことがわかったため、その取引現場に行ってみたところ、取引の相手側はATFの潜入捜査だったため、あわててCSIを止めにやってきたATFの捜査官役。
「デスパレートな妻たち」では第1シーズン9話と18話にベッカーマン刑事役で登場している。ベッカーマン刑事はバーネット刑事(Brett Cullen)と一緒にクマの模様の木箱の中に入っていた白骨死体について捜査している刑事さん。
他には「ER」「NYPDブルー」など。

◆エバグレーズのパークレンジャー .... John Eric Bentley
「CSI:NY2」11話「悲しき罠」では、パニックルームを作っていた大富豪ハンターのボディガード役で登場。

◆神の声教団の男アイザック・ホーン .... French Stewart
「CSI:5」1話「ラスベガス狂気の夜」では、プレスリー牧師役で登場。エイリアン牧師が亡くなっていると思って、以前から言っていたエリア51周辺に埋めてあげた親切な男だったが、実は彼のその善意が仇になったのだった。
「アリーmyラブ5」9話「風に吹かれて」で、勝手に妻の名義で借金をして妻を破産させてしまった男、マイケル・ウォーカー役で登場。
日本では未放映だがエミー賞常連だった「3rd Rock from the Sun」ではエイリアンの一人ハリー役でレギュラー出演して人気を博した。
妻はKatherine La Nasa(「CSI:マイアミ3」13話「分かれ道」で犯罪女子高生ミッシーをかばう母役や、「CSI:3」18話「機械じかけの殺意」でロボットバトルの倉庫オーナージンジャー役など。Dennis Hopperの4番目の妻だった)。

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2 コメント

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謹賀新年 (tomo)
2008-01-01 18:01:42
お酒がヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマヒィ
今年もよろしくお願いします。<(_ _)>

ブースが事件にからまないエピでしたけど、めちゃ面白かったです。
>>ワイアット先生はレギュラー化
これ賛成。ブース以外の面子との絡みを見てみたい気も。
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Stephen Fryといえば,, (John)
2008-01-01 18:33:52
くまぷー様>あけまして、おめでとうございます。
Stephen Fryででたんですか?わー、見たかったです。
Stephen Fryというと、ハウスのHugh Laurieと長い間、イギリスでA bit of Fry and Laurieというコメディ番組やってた人ですよね。Hugh Laurieの子供の名づけ親で、親友ですよね。ビーンとハウスとFryって、濃ーい友達だわ(笑)。まあ、皆様、芸達者ってことで。ボーンズには、やっぱギャラ高いから、レギュラー化は難しいかもですね。
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