ベティは雑誌編集者に憧れ就職活動を続けているが、持って生まれた容姿とセンスの悪さから、今日もミード社に門前払いされてしまう。さらに落ち込んで家に帰ると、BFのウォルターから心変わりを告げられどん底。
そんな時、ミード社から「編集長のアシスタントに」と電話が。実はモード部門の編集長は新しく社長の息子ダニエルが就任することになったのだが、アシスタントに次々手を出して仕事をしないため、社長命令で、ダニエルが手を出しそうにないベティを選んだのだ。
そうとは知らず張り切るベティだったが、ダニエルはカメラマンのフィリップの入れ知恵で、ベティが自分から辞めると言い出すように、無理難題を言いつけてこき使うのだった。
その頃、自分が編集長就任だと思っていたウィルミナはダニエルを追い落とすためのたくらみをめぐらしていた。ダニエルの初仕事としてクライアントのファビアに見せる大事なプレゼンが目の前に迫っていたが・・・
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原作はコロンビアのテレノベラ(南米のソープオペラ)で、スーパードラマTVでも放送されている「ベティ~愛と裏切りの秘書室」(すごいタイトルだが、内容的にはそのまんまともいえる。原題は「Eco moda」)。
アメリカでリメイクされたのが「アグリーベティ」になったわけだ。
リメイクされたAmerica Ferreraのベティは、もっさり感が若干洗練されたというか、「かわいい」もっさり感になってるような気がする。あれでも。
元祖は何しろ、女性から見てもぎょっとするようなやりすぎた雰囲気があるからなぁ。
その元祖ベティのほうだが、第1部62話が終わったところで一応ハッピーエンドになっていて、ベティは幸せをつかむことになっている。そして第2部は「エコモダ~愛と情熱の社長室」になるのだが・・・
コロンビアの製作者は、決してやってはいけないことをやってしまった。
→→→
幸せになったベティを、みにくいアヒルの子から、白鳥へと成長させてしまったのだ。
最初スパドラで第2部を見たとき、「え?まさか女優さん変えたの?」と思ったのだが、これ、実は同じ女優さんらしいんだなー。アグリーなのとビューティなのと、とても同一人物には思えない。女優さんはスゴイ。
これは、元がスタイル抜群な美人女優だったからやってしまったことなのだろうが、これはあかんやろと・・・
ただアメリカ版のAmerica Ferreraだと、成長しても・・・美しい白鳥ではなく、かわいいアヒルで終わりそうなので、その点は安心(え?)。
エミー賞のコメディ部門主演女優賞をとったことで話題の彼女だが、やはり彼女のはじけっぷりが今後のドラマのカギになることだろう。日本でも女性から「頑張れ!」と応援される存在になるかな?
どちらかというとアンチヒロインの傾向が強い私は、Vanessa Williamsの楽しそうな悪役演技が実にうれしい。彼女、悪役似合いまくりじゃないですか!もっと早くにそっち方向に行っておくべきだったのね。
しかも彼女のアシスタントのマークの、小悪魔な感じのオネエがかわいいこと。あの二人のほうがいいなぁ。
「エコモダ」のほうでは「ブサイク組」と呼ばれていた、ベティの味方の社員たちもちゃんと再現されていた。彼女たちがこの先ベティを助けてキャラが立ってくるのも楽しみだ。
あと、オヤジ好きの私としては、やはり社長。「OC」のケイレブのAlan Dale様~。
それとベティのパパのTony Planaは「24」の第4シーズンでテロリストのオマール役とか、映画「GOAL!」の主人公の父親役。その辺が心の支えですか。
ただ・・・・・・
ダニエルって情けない役だからって、あんなんでいいのかなぁ。
まだ本家エコモダのアルマンドの方が、いい男に思えるというか・・・
情けないなりにもうちょっと色男であったほうが説得力がありませんか~?とか思ったりして。
まぁ、しばらくはサルマ・ハエックのソープ演技をおかずに、様子見ながら見ていこうかな。
【 脇俳優チェック 】
◆カメラマンのフィリップ・ミシェル .... William Abadie
「Sex and the City」第6シーズン5話「男のジェラシー」では、キャリーの友人でプラダの店員のトニー役で登場。トニーは彼女と別れたばかりなので、シャーロットに紹介してもらったのだった。
「CSI:NY2」15話「ゲームの代償」では、レストラン詐欺師のキャスリンに訴えられるといわれて、花を贈って説得しようとしたベーカリーのシェフのミシェル・ヘトゥ役で登場。キャスリンを殺害する動機はあったが、現場に行った証拠がなかったために疑いが晴れる。
◆ベティのBFのウォルター .... Kevin Sussman
オフィシャルサイトとmyspaceあり。
「メラニーは行く!」「最後の恋のはじめ方」など、アンディ・テナント監督のコメディ映画に出演している。
「ER」第10シーズンでは2エピに登場している。
◆クライアントのファビア .... Gina Gershon
オフィシャルサイトとmyspaceあり。
日本でもファンサイトがある。こちらのサイトの情報はかなり詳しい。
「メルローズプレイス」第2シーズンではシドニーをパーティに誘ったシューターズのウェイトレス仲間エレン役で3エピに登場。シドニーはただのパーティとデートのつもりだったが、実は売春だった。
David E. Kelley製作の私立探偵モノのドラマ「Snoops」で主演するも、1シーズン途中で打ち切りに。
映画では「フェイス/オフ」でニコラス・ケイジ演じるキャスターの出所を待って彼の子供を一人育てていた恋人サシャ役を演じていた。
またウォシャウスキー兄弟が監督の「BOUND」で、レズビアンで刑務所から出てきた泥棒のコーキー役を演じて話題になった。
2004年にリメイクされたアニメ版「バットマン」のキャットウーマンの声を担当。「レスキュー・ミー~NYの英雄たち」の第4シーズンに6エピソードほど登場予定。
あと2回登場がある模様。
◆劇中テレノベラの女性 .... Salma Hayek
ベティが家で見ていたテレノベラに出演していた女優を演じていたのは、「アグリーベティ」のエグゼクティブプロデューサーで女優のサルマ・ハエック。
映画「デスペラード」の主演でブレイク、、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」などに出演し、「フリーダ」ではアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。
もともと事業家の家の生まれのせいかビジネス感覚に優れ、最近では実業家としても成功しつつある。また最近では9月21日に女の子を出産したというニュースも。
そんな時、ミード社から「編集長のアシスタントに」と電話が。実はモード部門の編集長は新しく社長の息子ダニエルが就任することになったのだが、アシスタントに次々手を出して仕事をしないため、社長命令で、ダニエルが手を出しそうにないベティを選んだのだ。
そうとは知らず張り切るベティだったが、ダニエルはカメラマンのフィリップの入れ知恵で、ベティが自分から辞めると言い出すように、無理難題を言いつけてこき使うのだった。
その頃、自分が編集長就任だと思っていたウィルミナはダニエルを追い落とすためのたくらみをめぐらしていた。ダニエルの初仕事としてクライアントのファビアに見せる大事なプレゼンが目の前に迫っていたが・・・
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原作はコロンビアのテレノベラ(南米のソープオペラ)で、スーパードラマTVでも放送されている「ベティ~愛と裏切りの秘書室」(すごいタイトルだが、内容的にはそのまんまともいえる。原題は「Eco moda」)。
アメリカでリメイクされたのが「アグリーベティ」になったわけだ。
リメイクされたAmerica Ferreraのベティは、もっさり感が若干洗練されたというか、「かわいい」もっさり感になってるような気がする。あれでも。
元祖は何しろ、女性から見てもぎょっとするようなやりすぎた雰囲気があるからなぁ。
その元祖ベティのほうだが、第1部62話が終わったところで一応ハッピーエンドになっていて、ベティは幸せをつかむことになっている。そして第2部は「エコモダ~愛と情熱の社長室」になるのだが・・・
コロンビアの製作者は、決してやってはいけないことをやってしまった。
→→→
幸せになったベティを、みにくいアヒルの子から、白鳥へと成長させてしまったのだ。
最初スパドラで第2部を見たとき、「え?まさか女優さん変えたの?」と思ったのだが、これ、実は同じ女優さんらしいんだなー。アグリーなのとビューティなのと、とても同一人物には思えない。女優さんはスゴイ。
これは、元がスタイル抜群な美人女優だったからやってしまったことなのだろうが、これはあかんやろと・・・
ただアメリカ版のAmerica Ferreraだと、成長しても・・・美しい白鳥ではなく、かわいいアヒルで終わりそうなので、その点は安心(え?)。
エミー賞のコメディ部門主演女優賞をとったことで話題の彼女だが、やはり彼女のはじけっぷりが今後のドラマのカギになることだろう。日本でも女性から「頑張れ!」と応援される存在になるかな?
どちらかというとアンチヒロインの傾向が強い私は、Vanessa Williamsの楽しそうな悪役演技が実にうれしい。彼女、悪役似合いまくりじゃないですか!もっと早くにそっち方向に行っておくべきだったのね。
しかも彼女のアシスタントのマークの、小悪魔な感じのオネエがかわいいこと。あの二人のほうがいいなぁ。
「エコモダ」のほうでは「ブサイク組」と呼ばれていた、ベティの味方の社員たちもちゃんと再現されていた。彼女たちがこの先ベティを助けてキャラが立ってくるのも楽しみだ。
あと、オヤジ好きの私としては、やはり社長。「OC」のケイレブのAlan Dale様~。
それとベティのパパのTony Planaは「24」の第4シーズンでテロリストのオマール役とか、映画「GOAL!」の主人公の父親役。その辺が心の支えですか。
ただ・・・・・・
ダニエルって情けない役だからって、あんなんでいいのかなぁ。
まだ本家エコモダのアルマンドの方が、いい男に思えるというか・・・
情けないなりにもうちょっと色男であったほうが説得力がありませんか~?とか思ったりして。
まぁ、しばらくはサルマ・ハエックのソープ演技をおかずに、様子見ながら見ていこうかな。
【 脇俳優チェック 】
◆カメラマンのフィリップ・ミシェル .... William Abadie
「Sex and the City」第6シーズン5話「男のジェラシー」では、キャリーの友人でプラダの店員のトニー役で登場。トニーは彼女と別れたばかりなので、シャーロットに紹介してもらったのだった。
「CSI:NY2」15話「ゲームの代償」では、レストラン詐欺師のキャスリンに訴えられるといわれて、花を贈って説得しようとしたベーカリーのシェフのミシェル・ヘトゥ役で登場。キャスリンを殺害する動機はあったが、現場に行った証拠がなかったために疑いが晴れる。
◆ベティのBFのウォルター .... Kevin Sussman
オフィシャルサイトとmyspaceあり。
「メラニーは行く!」「最後の恋のはじめ方」など、アンディ・テナント監督のコメディ映画に出演している。
「ER」第10シーズンでは2エピに登場している。
◆クライアントのファビア .... Gina Gershon
オフィシャルサイトとmyspaceあり。
日本でもファンサイトがある。こちらのサイトの情報はかなり詳しい。
「メルローズプレイス」第2シーズンではシドニーをパーティに誘ったシューターズのウェイトレス仲間エレン役で3エピに登場。シドニーはただのパーティとデートのつもりだったが、実は売春だった。
David E. Kelley製作の私立探偵モノのドラマ「Snoops」で主演するも、1シーズン途中で打ち切りに。
映画では「フェイス/オフ」でニコラス・ケイジ演じるキャスターの出所を待って彼の子供を一人育てていた恋人サシャ役を演じていた。
またウォシャウスキー兄弟が監督の「BOUND」で、レズビアンで刑務所から出てきた泥棒のコーキー役を演じて話題になった。
2004年にリメイクされたアニメ版「バットマン」のキャットウーマンの声を担当。「レスキュー・ミー~NYの英雄たち」の第4シーズンに6エピソードほど登場予定。
あと2回登場がある模様。
◆劇中テレノベラの女性 .... Salma Hayek
ベティが家で見ていたテレノベラに出演していた女優を演じていたのは、「アグリーベティ」のエグゼクティブプロデューサーで女優のサルマ・ハエック。
映画「デスペラード」の主演でブレイク、、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」などに出演し、「フリーダ」ではアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。
もともと事業家の家の生まれのせいかビジネス感覚に優れ、最近では実業家としても成功しつつある。また最近では9月21日に女の子を出産したというニュースも。
いまいちの垢抜けなさが最高だったんですけど、アメリカ版では、番組の全体の雰囲気がけっこうスタイリッシュになっちゃいましたね。
元祖ベテイは、明らかに「作っている」って感じで、あの不気味メイクの下からも、「実はかわいい」ってのが透けて見えました。もとモデルということもあって、すごい細かったし。(これでも役のために10キロ太ったそうですよ^^;)。
それでも街中には、もっとすごい美人があふれているんだそうです(南米大好きの夫の話)。
アルマンドは、コロンビア版が最高です!(言い切る)
実は彼が嫉妬に狂っておかしくなっていくあたりから、ハマりました。アルマンドが壊れれば壊れるほど、おもしろいんですよ=。あの「濃さ」はラテンの男にしか出せないと思うので、今後のダニエルの検討は・・・・・、祈ります、としか言いようがないなあ。
あとは脇に期待かな~。
コロンビア版では、ゲイのデザイナーがやたらとよかったんですが。
確かにバネッサとゲイのコンビは最高です。
このあたりを楽しみにしたいです。
元祖の続編は、ほんとにつまらなかった。
美人に代わっただけじゃなく、性格まで怖くなっちゃって、もとのいじらしさがまったくなくなっちゃった。尻にしかれっぱなしのアルマンドも面白くなかったし。キャラが変わってしまったのもあるでしょうね。無理に話を作っている印象を受けました。
最初は吹き替えのこともあり、ちょっとうーん・・・と思っていましたが、その辺は慣れればなんとかなりそうかな。(もちろん『デスパ』に比べたら何千倍もいいですけど・笑)
「プラダを着た悪魔」に、元々似ているのでしょうか、それとも業界を変えて摺り寄せていったのかしら・・・?何かそんな雰囲気に見えましたが。これからに期待です。サルマのシーンも、何か楽しんでやっている感じがあって好きです。
あと、『ビッチ女優』(と勝手に名づけましたが)ジーナ・ガーション結構好きなので、嬉しかったです♪
ところでくまぷーさん、何か避けていませんか~~~?
CSIラスベガスのオチについて(笑) うひひ。是非レビュー読みたいです。(←イジワル?)
個人の部屋であんなアンチエイジング注射してもいいのか・・・
すごいな、アメリカって国は
あのクライアント、ジーナ・ガーションだったのですね!
すんごいぷっくり唇にばっかり目が行ってしまい、「ん~。知ってる顔なんだけど、ダレだっけか?」状態で悶々としてました
「ショーガール」見て好きになったので、嬉しかったです
私もアンチ・ヒロイン傾向強いんですよね~
今後の脇役のキャラ立ちに期待します(笑)