くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

「クローザー2」 第1話「真実とDNA」

2007年10月09日 | クローザー
中央署の刑事マーティンが、担当事件の容疑者と一緒に死体となって発見される。仲間の死に警官たちはいきり立ってただ事ではない雰囲気に。
マーティンはかつてダニエルズがつきあっていたことがある人物であることがわかり、ブレンダはダニエルズを捜査からはずすが、ガブリエルも何かマーティンに含むところがあるようで不審を抱く。
大学生殺害事件の容疑者のゼブ・バラックとマーティン刑事はお互いに撃ち合って相撃ちになったのではないかと見られていたが、銃創が不自然であることがわかった。また、発見が事件の2日後で、相棒のザビエルを伴わない単独行動だったことから、事件は単純に結論付けられないことがわかるが・・・

ブレンダは、フリッツから昇進の話があると聞かされる。しかしそれは東海岸への異動になるのだという。それを断るから一緒に暮らそうと言われてブレンダははっきりした答えを出せない。
しかもポープが離婚しそうだと聞いて、内心ひそかに動揺する・・・

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ホレイショとブレンダと、いっぺんに帰ってこられるとね・・・
身体がもちませんよ、えぇ。いきなり土曜日録画失敗してるし(涙)
・・・ところであの車は、ブレンダの特別仕様車?ガブちゃん用覆面パト?

このドラマ、どうしても事件はおまけでキャラ見優先といった感想になってしまうが、「被害者がかわいそうないい人じゃない」「最有力の容疑者は協力者の中にあり」っていう裏切り方をするから好きだ。
今回は、被害者のマーティン刑事の鬼畜ぶりが、ちらっちらっとガブちゃんの口から漏らされるたびに、「ひっでぇ」とつぶやきながら見てしまった。顔はあんまり出てこなかったが、よほどいい男ではあったのだろう。
でも、明らかに存在感のある俳優さんを配置してしまうと、「あ、このひと犯人」ってすぐわかるからなぁ。今回もそのケース。それでも「ブレンダと七人の小人」(あれ、人数あってるか?)の細かいコントを見てるうちに引き込まれるから、このドラマの吸引力はあなどれない。
ブレンダが、相手にとって一番堪えるであろう「マーティンの子」を連発して爆発させるあたり、ブレンダの手管も健在。今シーズンも楽しめそうだ。

「甘いもの禁止令」って、明らかにブレンダが「甘いものを見るとぽよよよよ~んとなるから」ってだけじゃないかと。ダイエット?あんな細くて!(怒)
なのにみんな結構スルーして「一番我慢できないのチーフじゃん」というのがバレバレという、ああ、まだナメられているブレンダ。
タオに甘いものもらってすっかり餌付けされてるし。タオの引き出しは一体どうなってるんだ。
あれは小さなエクレアなのか?ぱっと見「栗饅頭」に見えてしまったのだが・・・ブレンダが食べてる甘いものってほんとにおいしそうなんだなー。

1stを見終わって、「ガブちゃんをもっと活躍させて欲しい」というのと「ダニエルズはもうちょっと使い方を考えてほしい」っていう感想が残ったが、まさにそれをいきなり拾ったストーリー展開。
ガブちゃんはダニエルズに気があったのかーっ!!
ちょっとびっくり。その展開は読めなかった。
でも、サンチェスのセクハラもぶっとばすダニエルズが、純情なガブちゃんを相手にしてつりあうわけがない。
ガブちゃんは、とりあえずブレンダに「ガブリエルがあんな目にあったら」と考えてもらえただけでも幸せに思わなくちゃ。(あそこでブレンダが「別に」とか言ったら、それはそれで笑ったかもしれないが)
よかったねガブちゃん、ブレンダの椅子まで引いてあげてる献身が報われたね!

フリッツ・・・「落としのプロ」を落とそうとする男。
ボクは出世を諦めて君に尽くすよ宣言ですか・・・やるなぁ。つーか、フリッツほんとに仕事どうでもいいんだな。
「行動分析課からお声がかかった」って、クリミナルマインドかー!ギデオンのところにフリッツが行くはずだったのかー!どう見てもグレッグじゃなくてホッチナーとキャラかぶりだろう。
それを逃げるのにブレンダが持ち出したのが「親の電話」というのには笑ってしまった。キミら、年考えろ年~!10代とかじゃないんだから、もう・・・
「あなたが私を嫌いになったら?」って・・・あんな顔されたら、フリッツもやめられまへんわという気持ちになるだろう。ブレンダ、ほんとに小悪魔なやつ。。

しかしフリッツも、そこでポープの離婚を持ち出すあたり、まだまだ甘いな。決めるまで伏せておくべきだったような気も。ブレンダしっかり動揺してたし。
ラストシーンでポープとブレンダの間で閉まったドアが、そのまま開かないといいのだけど。
ちゃっかり食事に誘うあたり、ほんとに食えないオヤジだ。
離婚は自業自得だ!どんどん落ち込んでしまえ~と思わないでもないが、あんまりポープがたそがれるとブレンダの気持ちが揺れないとも限らないからなぁ。
ま、あのオヤジのことだ、その辺はもう計算済みって気がするな。


【 脇俳優チェック 】

◆ハバード刑事 .... Kevin Kilner
「CSI:マイアミ」第1シーズン4話「汚れた血 欲望の海」で、ホレイショが過去に逮捕できなかった因縁がある、マイアミの名士ドレイク・ハミルトン役を演じていた。
「名探偵モンク3」6話「幻の女」では、偽トゥルーディを使った犯人ジャック・ボーリンガー役で登場。
「One Tree Hill」では第3シーズンに登場予定だが、ペイトンの父(船乗りで留守がち)を演じる模様。「ザ・ユニット」第2シーズン23話に登場予定。

◆マーティンの相棒ザビエル刑事 ....  James Black
http://www.jamesrblack.com/
「CSI:マイアミ2」16話「戻せない時間」では、被害者の自宅から大量のヘロインが発見されたため、捜査協力してもらった麻薬取締局の捜査官ブロディ役で登場。
「CSI:NY3」19話、「BONES」第2シーズン22話に登場予定。

◆中央署の署長リーヒイ ....  Paul Dillon
「CSI:6」2話「夢の途中」では、クリーニング工場長ジョー・カバナ役で登場。ラオス人らの労働者を安くこき使い、保険の受取人になって小金を巻き上げていた。
「CSI:マイアミ3」9話「危険な集団」では、海賊に襲われた漁船の船長役。船でロケット弾を密輸していたことが発覚し、ホレイショにがっつりシメられる。
「ザ・プリテンダー 仮面の逃亡者」のアンジェロ役。映画の「オースティン・パワーズ」シリーズ1作目でアイリッシュの殺し屋パティ・オブライエン役で登場。

◆マーティンの彼女リンダ・サルク .... Gigi Rice
オフィシャルサイトあり。
「CSI:5」2話「凶暴な躾」では、自宅に爆弾を大量製作して、テロリスト予備軍な息子を養成していたダービン家の母テリー役を演じていた。
「新刑事コロンボ」の「だまされたコロンボ」で、失踪した女社長ダイアンの秘書役で登場。映画のほうで有名な「ハリーとヘンダーソン一家」のドラマ化版で、ご近所のグリックさん役で第1シーズンだけレギュラー。
「NIP/TUCK」第3シーズン7話「ベン・ホワイト」では、ジュリアたちが始めたスパのたった一人の客で、「精液ローション」のヒントをくれたグレッチェン役で登場。
「そりゃないぜフレイジャー」「ウィル&グレイス」など、細かくゲスト出演作がある。

◆ハバードの息子チャーリー .... Braeden Lemasters
「ER」第12シーズン21話「悲報再び」では、弟への虐待を止めるために父親を殴り倒した10歳の少年ショーン役を演じていた。
「クリミナルマインド」第1シーズン13話、「Dr.HOUSE」第3シーズン4話に登場予定。

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2 コメント

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Unknown (やんくみ)
2007-10-09 23:55:25
そうそう、あれは絶対「栗饅頭」でしたね!
S2はやっと見分けがつくようになったおやぢたちの今後が楽しみです。
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爆!! (くーみん)
2007-10-10 08:30:01
>タオ
>餌付け
ここ、大好きなシーンです(笑)。

ガブちゃんの過去話ね~・・・、
「私には隠し事はしないで」ってブレンダに決め付けられた時のガブちゃんの顔が、さいこーにかわいかったです

今回は、殺されて自業自得な被害者と、心の底から同情できる加害者。その加害者を追い詰めていくブレンダ・・・・、ってのが、いつもどおりで視聴者の心をひきつけていくんでしょうね~。

今シーズンも、楽しみ、楽しみ。
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