くまぷーの海外ドラマblog

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あれこれ見ています。

デスパレートな妻たち3 第1話「どしゃ降りの心模様」

2007年10月04日 | デスパレートな妻たち
【イーディー】
ポールは逮捕されたまま帰らず、ザックはノアの家に行ったために空き家になったヤング家は売りに出されることになる。
イーディの必死の売り込みにもかかわらず、いわくつきの物件はなかなか売り手がつかない。イーディはアップルワイト家とヤング家の二軒の不良債権を抱えて苦戦するのだった。

【オーソン】
かつてオーソンの妻アルマは、完璧主義者の夫との生活に疲れ果ててこっそり家を出ようとしたところを見つかってしまう。そしてそれ以来アルマは姿を消した。
アルマの姿の見えないのを怪しんだ隣人のキャロリンがオーソン宅を訪ねたところ、オーソンから「アルマは家を出たのだ」と説明される。
しかしアルマが飼っていたインコが「ヤメテ、オーソン、ヤメテ」としゃべるのを聞いてしまうのだった・・・

【ガブリエル】
臨月になったシャオメイはわがままの度を増し、その世話に限界を越えたガブリエルは「出産したらすぐに中国に送り返す」と言ってしまう。
そのため送還されるのを恐れたシャオメイは家出。ガブリエルは慌ててカルロスと一緒にチャイナタウンのシャオメイの友達リーワンの元をたずねるが、そこにはいなかった。
そんな時、イーディが元ヤング家のクローゼットの中にシャオメイが隠れているのを発見するのだった。

【リネット】
ノーラがケイラをつれて近所に越してきてから半年、ノーラの図々しさは次第にやりたい放題になっていた、週に3日は家でご飯を食べ、さらにクリスマスカードに「家族だから」と一緒に映ろうとする。
リネットは、トムがケイラに「今までの分よくしてやりたい」と思う気持ちは受け入れつつも、それを盾にして入り込んでくるノーラには我慢ならない思いをつのらせていた。
そこでパーカーの誕生会の時、ケイラは招待したがノーラには秘密にすることに。ところがたくらみはあっさりばれてノーラはまたもケイラを盾にして自分も数に入れろと要求してくるのだった。
しかしリネットにどやされたトムは、なんとかノーラに毅然とした態度をとることに成功する。

【スーザン】
オーソンにひき逃げされたマイクは、依然意識を回復しないまま半年が過ぎた。事故の当夜、マイクからのプロポーズを受けるはずだったスーザンは、マイクの真意を聞けないまま看病を続けていたのだった。
そんな時病院で、意識不明の妻のジェインを長年看病しているイアンと知り合う。共通の立場から仲良くなった二人だが、イアンは次第にスーザンに惹かれ始め、そしてデートに誘ってくる。
返事を返してくれないマイクを看続けることに疲れ始めていたスーザンは、イアンの誘いを受けることにする。

【ブリー】
ブリーはつらかった時期をオーソンとの交際で乗り越え、いい関係を築いていた。半年程度の交際期間だったが、オーソンからプロポーズされてイエスと返事してしまう。
3人の仲間に報告して祝福されるが、「初夜まではおあずけ」と聞いてガブリエルはありえないと笑い飛ばす。
しかしオーソンを家に呼ぶようになり、彼の家事の完璧主義さを知ってのぼせたブリーは、思わずベッドへとなだれこむが、今まで知らなかった感覚に仰天して医者に飛び込んでしまう。医者から「それがオーガズムだ」と説明されたブリーは唖然。さらにオーソンにのめりこんでしまうのだった。
婚約披露パーティのブリーはやっとつかんだ幸福にはちきれそうだった。しかしそこにキャロリンがやってきて、オーソンに「奥さん殺したって言った?」と言い放つ。
オーソンに妻がいたことも知らなかったブリーは、すでに離婚は成立しているという説明を受け入れて、その場はなんとか取り繕う。しかしまた愛した人に裏切られた事実にうちのめされるのだった・・・

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また会えたね久しぶり!って感じ。
「あれから半年」の流れをざっと見せられると、「色々あったのよー」って世間話ついでに愚痴を聞かされてるようでもあり、楽しい。

前回の復習をしないと、一体どうしてこうなってるんだっけ?というのがわからなくて混乱してしまう。
特にリネット。ケイラがどんなにいい子であっても、ノーラがセットになってついてくるのはわかってるんだから、家族として家に入れたらいかんだろと思って前回の話を見てみたら・・・そうか、「到底払えない養育費」と「家族扱い」の二者択一を迫られたのだったっけ。
スーザンが子連れでも恋愛対象として受け入れられるのだから、リネットもノーラにいい人見つけて引き離しにかかってみればいいのに。その辺の「やり手」はリネットの得意とするところだろうに。
あぁしかし、「キミより怖い人はいない」って夫に言わせて、「アリガト」なのかリネット!それでいいのか。
そうでないと戦えないのかもしれないけど、夫婦としてそれはどうよ・・・

ガブリエルもどうなっちゃうのかなぁ。
夫婦の絆のために子供を求めてたのに、今はその子供のために夫婦が終わろうとしている状態。
シャオメイの世話のために、まるで1stのリネットのようにやつれてるガブリエルにはびっくりしてしまった。さすがにカルロスと別居してるから、もうひとりメイドさんを雇う余裕はなかったんだな。
それでもあの車を処分することはしないあたり、ガブリエルの最後の意地というか、ガブリエルらしい見得は不変で、あぁガブリエルは何があっても大丈夫だなと思ったりする。
多分・・・先に音を上げるのはカルロスのほうだろう。間違いない。子供が生まれてしまったら、なんだかんだいって家族を求めるようになるのではないだろうか。

スーザンは相変わらずスーザンなわけで・・・声に慣れてきた自分もいるわけで。(慣れたくないよー)
マイクも気の毒に。あのスーザンのことだから、色々顔にぶちまけられたり、傷つけられたり、さぞかしやられまくっていることだろう。スーザンにだけは看病されたくないよなぁ。
でも、好き好んでそんなスーザンにプロポーズしようとしてたのだから、マイクにしてみれば本望かもしれないけど。
それなのにまた寝ている間に裏切られようとしてるわけで・・・
スーザンの疲れや行き詰まりも分からないでもない。かわいそうではある。しかし、しかしだ。
おそらくマイクが目覚めた後、スーザンがイアンとの関係を進展させていることを知ってなじるようなことを言った時に、おそらくスーザンは「だってあなたが」とかマイクを責めるようなことを言ってしまうのだろう。
「あなたがあの時返事してくれなかったからデートしちゃったんだもん」って。それじゃーマイクも戦いがいがないよなぁ。最悪のタイミングで目覚めるであろうマイクの「その時」を思うと、なんともやるせない。
それにしても・・・マイクはオーソンにやられたのだから、スーザンはブリーを救う運命もしょってしまったように思う。
・・・あぁ、なんという頼りない救いの女神・・・

ブリーの男運の悪さって、レックスがあの世から「ほら、ボクが一番まともだったろう?」って言いたさに呪ってるとか?
また人殺しをひきつけてしまうとはなんという。
マイクをためらいもなく轢いてしまうあたりから、かつて誰かを殺した経験があるんだろうと思っていたが、妻も?
そういえば精神病院でオーソンが面会していた女性は、あれは誰だったんだろう。(今回の奥さんとは別の女優さんだし)あれが奥さんで「実は生きていたんだよ」っていうオチ?
それだと殺人は犯してないけど、離婚は成立しなくなるような。どっちにしろブリーは地獄だなぁ。
ブリーにとってオーソンは理想的な潔癖&完壁主義者だったというあたりがステキ。完璧妻と完璧夫の取り合わせって、どういう家庭になるんだろう。グラスの磨き方で萌えるカップルって・・・
アンドリューとダニエルはどういうリアクションをするのだろう。考えただけでコワイ気がするが。今シーズンこそはブリーに幸せになってほしいのだけど、それも難しそうだ。

「初夜までとっておくの」って・・・あれ?カフェで女四人でしゃべってるせいかな。それとも相手がカイル・マクラクランだからかな、ブリーがカマトトキャラだからかな。・・・ていうか全部だな。
なんでしょうこのはげしいデジャヴ。わざとですかSex and the City。
こ、こ、このままでいくとまた初夜で「できない君」とかそういうオチ?とか思ったけど、とりあえず機能的には(まだ証明されてなさそうだけど)問題なさそう?
イヤー、よすぎて病院行く位だからヨカッタヨカッタ・・・って、よくねーよ。
多分この辺は狙っての引用なのだろう。もうひとつインコが「ヤメテ、オーソン、ヤメテ」って言うシーン、あれも「ツインピークス」にあったネタだったと思う。
九官鳥(だったかな)のウォルドが「イタイ、ヤメテ、レオ」って鳴いてる声がキーになってるシーンがあった。そうやって過去の作品ネタでいじられるカイル・・・
ブリーのオモシロさを全部オーソンが持ってってるのが悔しいくらい芸達者。
「政府は小さく、個人の権利は最大限に」って、保守派が議会で少数派になるわけだああ。
・・・あぁ、今シーズンはオーソンでおなかいっぱいになりそうな気配。

ブリーの「夕食会を開くための昼食会」に、イーディが呼ばれていないのがなんだかさびしい気が。あの場面が番宣に出てくるたびに「イーディは?」と思っていたのだが、ほんとに入っていなかったんだなぁ。
そういえば、2ndの最後ではスズメバチ騒動で終わったんだっけ。まだスーザンとは和解できてないから、とか?
でも売れない家を二軒も抱えていてはなかなか大変そうだ。優雅にランチどころではないのだろう。
気まずくなると、必ず「シアタールームにどーぞぉ」でごまかすイーディに笑ってしまった。彼女も今シーズンは幸せになれるかな?


【 脇俳優チェック 】

◆スーザンの看病仲間イアン ....  Dougray Scott
映画「エニグマ」では、英国軍暗号解読チームの天才的数学者トム・ジェリコ役。
「ミッションインポッシブル2」では、トム・クルーズが恋人になったナイアを送りこむ、ナイアの元彼でキメラウィルスをの売買に絡む黒幕アンブローズ役を演じている。
その他「ダーク・ウォーター」「エバー・アフター」「ディープインパクト」などに出演。
二回結婚しているが、現在の妻は「CSI:NY」の第3シーズンからドクタードリスコル役でサブレギュラー的に出演するClaire Forlani。

◆オーソンのお隣さんのキャロリン .... Laurie Metcalf
「名探偵モンク3」11話「ここはどこ 私はだれ?」では、記憶を失ったモンクを自分の夫として世話するようになる女性コーラ役で登場。
「トイ・ストーリー」でアンディ坊やのママの声を担当している。(日本語版だと小宮和枝さんなので、ウィーバー声ですか)
「グレイズアナトミー2」22話「親子の絆」では、末期がんなのにもかかわらず、娘の将来を案じて本当のことを打ち明けないままに世話を焼き続けるカーバー夫人役で登場していた。彼女が娘のアメリアに打ち明けるシーンは第2シーズンの中でもかなり名場面だと思う。
メレディスの父ザッチャー役を演じているJeff Perryは前夫だが、その「親子の絆」はザッチャー登場のエピだった。現在の夫Matt Rothは今シーズン7話からアート・シェパード役で登場予定の俳優さんで9歳年下夫。38歳で彼との間に長男(前夫との間に長女あり)を出産していたが、2005年に50歳にして代理母を介して第二子をもうけたらしい。
「FBI~失踪者を追え4」8話に登場予定。

◆トムの元彼女ノーラ .... Kiersten Warren
前シーズンの24話より登場。
「ザ・ホワイトハウス4」21話「スキャンダル」で、新入りのホワイトハウス法律顧問官ジョー・クインシー(Matthew Perry:「フレンズ」のチャンドラー)の担当になった研修生のブレア・スプーンアワー役で登場していた。ホワイトハウスでは新入りに辛辣な歓迎をするのが習わしだが、ジョーも地下室の部屋をあてがわれ、しかも共和党員ということでブレアに冷たく当たられる。
他に「インディペンデンスデイ」「ディボース・ショウ」などに出演している。

◆オーソンの元妻アルマ .... Valerie Mahaffey
「FBI~失踪者を追え2」20話「人生の最後に」では、マーティンのおばボニー役で登場。ボニーは末期がんで再発して余命二ヶ月の状態で姿を消すが、捜索の過程でヤミの安楽死に手を貸していたことが分かる。
「たどりつけばアラスカ」ではアダム(Adam Arkin)の奥さんイブ役。
「ER」第5シーズンでは、ロス先生退場の最後の引き金をひく存在となったジョイ・アボット役。ジョイの息子リッキーが難病で苦しむのを、キャロルとダグは病院の枠を超えて親身に面倒見るが、ある意味キャロルの熱意に応えようとしたロスが次第にイブの気持ちに引きずられて違法行為に踏み込んでしまい、雪崩的に病院での立場がなくなっていったのだった。
「ザ・ホワイトハウス3」7話(NHK放送では6話)「消えた潜水艦」で、歳出委員会のタウニー役で登場。国家芸術基金の予算1億500万ドルが国立公園の警備強化に回され、基金が潰されそうになっていることを知ったトビーがタウニーに掛け合うが、タウニーは「見込みのない芸術家に予算を割くのはバカらしい」と、予算をつぎ込んでいた担当者の更迭を要求するのだった。
「アリーmyラブ3」17話「悲しみを乗り越えて」で、アリーが担当した夫殺しのノーラ事件で、彼女がかかっていたセラピスト役。裁判でノーラについて心神喪失を証言する。
夫は俳優のJoseph Kell(「CSI:マイアミ」でアレックスの同僚の検死官グレン役。妻子を養うため依存症を隠して粗雑な仕事ぶりをしていたが、証拠品の酒に手をつけて追い込まれ悲劇的最後に)。
「CSI:7」8話に登場予定。

◆マイクの主治医 .... Terry Bozeman
第1シーズン22話で初登場。当時はレックスの主治医だったが引き続きマイクの主治医になった模様。
「CSI:科学捜査班」で第1~5シーズンに弁護士ブラッド・ルイス役で9エピソード出演している。かなりたくさん出演しているがあんまり顔をはっきり映してもらえないし台詞もほとんどなかったり、名前を呼ばれることもないのであまり記憶には残らない。
「24 Ⅱ」ではリチャード・アームス役で3エピソード出演。「ザ・ホワイトハウス6」ではエネルギー長官役で登場予定。他には「ダークスカイ」「ザ・プラクティス」など。
今週末からFOXで放送が始まる「ボストンリーガル」第1シーズン5話に登場予定。

◆トムの隠し子ケイラ .... Rachel G. Fox
オフィシャルサイトあり。ギャラリーのコーナーに、双子ちゃんやリネットなど他のキャストとの写真がある。
「エイリアス」第5シーズン17話では、幼い頃のシドニー役を演じている。

◆ブリーが駆け込んだERの女医 .... Vernee Watson-Johnson
「CSI:5」12話「裏切り者に蛇の祈りを」では、悪徳通販業者殺人事件で、被害者の車に乗っていた車椅子からたどり着いた老人ホームのマネージャー役で登場。
「ER」第8シーズン5、6話では、コーデイが担当した大腸穿孔の老夫人ウィルソンの娘役。ウィルソン夫人は高齢なのに手術して容態が悪化、さらにDNRだったためにそのまま死亡するが、当時コーデイは感染源の疑いで監視中で、さらに安楽死の疑いまでかけられる災難となる。

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2 コメント

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Unknown (kabamaru)
2007-10-07 20:10:08
GUEST BOOKのお返事、ありがとうございます!

半年ぶりにウィステリア通りをのぞいてみれば、またもやブリーが・・・。この『忠告に女性が尋ねてくる』シーンはジョージの時にもあったような気がするのですが・・・。なんでブリーばっかりこんな人にあたってしまうんでしょうね、しょんぼり。 スーザンは相変わらずですね(笑)
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Unknown (けたつ)
2007-10-07 20:56:19
カイル・マクラクランてあんなにしゃくれてましたっけ?「ブルー・ベルベット」や「砂の惑星」時代(ご存じですか?)からなんか近寄りがたい危なさがありましたが、やっぱりおやじ顔になってしまった今も、トムみたいなふつーのおじさん役はできないのかなー。それが、彼の良さかな。
 ところで、私も、夫から怖いと言われる妻になりたい。リネットが怖い間は、スカーボ家も安心して見ていけるかな?
リネットがんばれ!家庭を守って!
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