くまぷーの海外ドラマblog

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「アグリーベティ3」第7話「臨時休業日」

2009年11月24日 | アグリーベティ
ジェシーのことが気になってしょうがないベティは、偶然を装って毎朝話しかけていた。そしてやっとのことで部屋でテレビを見るのに誘うことができたものの、部屋を追い出されたアマンダに押しかけられてしまう。
しかも部屋をどんどんアマンダ好みにされ、やりたい放題されてイライラが募るばかり。
ベティはジェシーをモードのパーティに招待しようとするが、「パーティでバンドが演奏できる」と誤解させてしまう。
困ったベティにアマンダの提案で、ベティの部屋の屋上で二次会のシークレットパーティを企画し、そこでジェシーを演奏させることに・・・

一方、ウィルミナはコナーが自分の味方をするものと思っていたが、コナーはダニエルの味方ばかり。
そこでコナーをクビにするための汚点を探ろうとするが、逆にコナーに惹かれてしまうのだった。
ダニエルは思惑がうまくいってコナーをますます信頼しすべてを任せることにするが、クレアはそれは危険だと警告する。
しかし、ウィルミナとコナーが二人で会うと聞かされ、ダニエルの心に不信感が芽生えるのだった・・・

マークはクリフと半同棲状態になっていたが、突然クリフから「一緒に暮らそう」と言われ動揺してごまかすことしかできない。
それでクリフと気まずくなって、どうしたらいいかわからなくなったマークは、勢いでパーティにいたイケメンと寝てしまうが・・・

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なんとなくだけど、今回のアマンダの「押しかけ→パーティ企画→ジェシー横取り」っていうプロットは、実はキミーのものとして考えられてたんだったりして?
このシーズンになってあまり目立った出番のなかったアマンダにとって、キミーとキャラかぶりは非常に痛手だったわけで、目の上のコブを取り除いた後のなかなかおいしいエピだったことは間違いない。

しかし・・・おしゃれとは、服そのものではなくて着こなしなのね、ということをまざまざと見せ付けられた感じ。スタイリストさんすごい。
アマンダが着てた服、実際にベティが着てたもので、首元にリボンのあるブラウスなんてベティが前回のエピで着ていて「あんなのどこで見つけてくるんだろう」って思ってたところが、アマンダが着るとまるで別物!レギンスをワンピースに替えてしまうあたり、サイズの差で笑う以前にかわいくて見とれてしまうくらいだ。
最初に着ていたミッキーのタンクトップはアマンダの持ち物という設定だろうが、あれもまたあわせ方が高度でキュートで。ファッションに興味のある人にとっては、アマンダの服装は毎回チェックしてて楽しいだろうなぁ。
ベティと同じものをアマンダが着てもアマンダはアマンダになるというファッションの妙。ベティは逆に、多分アマンダ仕様でコーディネートしてもベティになってしまうのだろう。
アマンダはまた台詞も絶妙で・・・
「だってあんたはベティだもん」
うん、ベティを言い表してる言葉としてはかなり秀逸。

途中で「いつまでたってもベティの好きな人が誰か、アマンダは気づかない」っていうのをしつこくなぞっているので、面白いけどなぜそこまで?と思っていたところ、結局最後に「知らずにジェシーとキスしてしまった」というオチのアリバイ作りとなっていたわけだ。
ジェシーとの失恋を通じてアマンダと友情が深まったという、今までにない展開。アマンダのキャラが深まって実によかった。ウィルミナもそうだけど、善悪はっきりしてるキャラクター設定の場合、悪役が悪役だけじゃない深みと意外性があると引き込まれるんだな。姫川亜弓現象というか。
でもこのままアマンダはルームメイトとしてやっていくのだろうか?夜中に背中カキカキとかしながら。アマンダの出番が増えるのは嬉しいことだけど、なんとなくそれも不自然な気が・・・
それでも今はちょっといい子のアマンダと、不気味に歩み寄った(とベティからは見える)ウィルミナの静けさを堪能したいところだ。ベティって、結局癒し系っていうかみんなのクマちゃんなんだな。
「君はボクの臨時休業日」 いいフレーズだったんだけどなぁ。

マークは・・・前回クリフが(アドリアナの撮影担当で)出てきたとき、「クリフって?」と思うほどクリフの存在を忘れていた。
しっかり関係はいい感じに深まっていたようなのに、クリフもなんでそこでぶち壊すかなぁ。マークもマークで腰引けて。動揺した気持ちをごまかすために浮気して、さらにそれをごまかすためにプロポーズとか・・・どこら辺で間違った?
いいカップルだと思ったのに、しっかり終了フラグが立ってしまったように思える。悲しいけどマークにとっては自業自得。残念だけど。マークはアマンダとコンビを組んでればそれでいーのだ。

コナーが「いい男である」ということの描写がすごかった。
あの美容のためなら野菜のきれっぱししか口にしないようなモードの社員たちが、彼が差し出したというだけでドーナツを!あろうことかドーナツを我も我もと手を出していくという・・・普通ならモードにドーナツを持ち込むだけで野蛮人扱いなのに。
クレアが余計なこと言わなければ、ダニエルは疑惑を抱くこともなく、我々はイイ男を今後も堪能できたのになぁ。残念。
しかしウィルミナのあの一言には笑った。
「ワタシ、ナーバスになるといつも人を脅迫してしまうのよ」
こ、怖いな。そんなウィルミナをさらっと振るとは、コナーはほんとに凄腕なのかも。イイ男だったのに・・・(まだ言うか)

しかし本家「アグリーベティ」は、ベティとアルマンドが恋に落ちて結婚する展開だったが、アメリカ版は、失恋に涙するベティをハグしてダニエルが慰めても、そこから「おおお恋の予感!」っていう感じのオーラが漂ってこない・・・
兄と妹のハグみたいで。前回の議員さんなんて美容院に来ただけで「この二人、絶対デキるわ」とか思えたのになぁ。

ついでに。 今回ジャスティンの台詞で、語尾が「~なのよ」ってなってた!
ジャスティーーーーーン!君はもう戻れない道を歩み始めたのか・・・

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