伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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世界遺産登録間近 田島弥平旧宅 課題あり

2014-05-27 21:56:22 | Weblog
伊勢崎市の境島村地区にある
田島弥平旧宅が6月に世界遺産に登録される見込みです。

最近はマスコミにも取り上げられています。
訪問者も増えているので、
大勢の人を迎える準備は大丈夫か
久しぶりに見学して来ました。



(駐車場ができました)

島村小学校の西側に
大きな駐車場ができました。
バスも停められます。
トイレもきれいです。









島村小学校の東側に案内所ができていました。
中には資料が展示され、弥平宅の模型もあります。







弥平が書いた本や、
顕微鏡もありました。






(弥平宅は、駐車場から徒歩5分)



持ち主が住んでいますので、
建物の中は見られません。
庭から見学するだけです。















母屋は大丈夫そうでしたが、
敷地内の建物は屋根や瓦の老朽化が進み
一部壊れています。

世界遺産として、この保存状態で良いのか?
見に来た方もがっかりしないか?
早急に修復が必要だと感じました。




(田島弥平旧宅には公衆トイレはありません)

5分ほど離れた駐車場のトイレを使う想定になっています。

しかし、世界遺産ともなれば
大勢のいろいろな人が来ます。
体の不自由な方や高齢者、小さな子どもなど。

急にトイレに行きたくなっても、
5分ほど歩いた先のトイレを使ってください、
という案内で果たして対応できるのか。



弥平宅のすぐ南には、
地区の集落センターがあります。
その建物の影に、仮設トイレが3基ありました。







工事現場や、お祭り会場ならいざしらず、
「世界遺産」のトイレが、「仮設トイレ」では
伊勢崎市民として恥ずかしいです。
どうにかならなかったのか。



(ゴミ置場)

この集落センターの裏側は、
ゴミ置場になっているのですが、
それがちょうど田島弥平宅の前なのです。



ある島村地区住民の方のご意見です。

「世界遺産の前がゴミ置場では恥ずかしい。
 トイレも仮設ではみっともない。

 集落センターは他の場所へ移転して
 あの場所にきちんとしたトイレと休憩所を
 景観に合わせて建設すべきだ。」

これは、たまたま私がお話を聞いた方のご意見です。
島村地区住民の全体の意見ではありません。

でも私は、この御意見をきいて
もっともだと思いました。

お金はかかりますが、
国内18番目の世界遺産になる予定です。

マスコミの注目も高くなります。
多くのお客さんが来て驚かないでしょうか。
世界遺産のトイレがこれです、と報道されても
伊勢崎市は胸をはっていられるでしょうか。

まるっきり集落センターを建て替えなくても、
訪問者が利用しやすい形態に改修することも
可能だと思います。

















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