戦没者等追悼式

今年も伊勢崎市戦没者等追悼式が開催されました。

遺族の方をはじめ、大勢の方が出席されました。
戦争でお亡くなりになった方を追悼し、
平和のありがたさに感謝しました。

小学６年生の女の子の作文が朗読されました。
「平和への想い作文」に応募した作品です。

彼女は家族で沖縄のひめゆりの塔を訪問し、
もっと知りたくなって、家に帰ってから、
「私のひめゆり戦記」を読んで勉強しました。

作文の一節をご紹介します。
　
　「私はこの本を読んで、戦争は絶対にしてはいけないことだと、
　　とても思いました。戦争は、人間を人間でなくしてしまい、
　　年寄りや子どものような弱いものほどひどい目にあわせ、
　　たくさんの命をうばうものです。」

　「戦争は絶対してはいけません。また、戦争のことを忘れてはいけません。
　　これからも、平和な世の中が続いてほしいと思います。」

彼女の作文を聴いて、
平和の大切さをあらためて強く感じました。

「戦争は、人間を人間でなくしてしまう」

ドキッとしました。そうなってからでは
もう止められないのです。

気に入らない国があるからミサイルを撃ち込む。
あるいは、
撃ち込まれそうだから先に攻撃する。

こんな考えではすぐに戦争が始まってしまうと思います。
武力を行使せずに、外交で平和を守っていくのは難しい。
しかしそこに価値があるのです。

危うい方向にいかないように、
声を上げられるうちにしっかりと声を上げていくことが、
子どもたちに対する大人の責任と思います。



Ｐ．Ｓ．
今朝の街頭演説は、富塚町ファミリーマート交差点。
車から手を振っていただきまして、
ありがとうございました。