伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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自治体の災害対応について勉強中

2019-09-26 17:23:38 | Weblog

(本当に一番良い方法なのか?)

今回の千葉県の台風被害への対応等を見ると、
従来の自治体の防災計画は、
コンセプトが時代遅れになりつつあり、
大きな見直しの時期が来たと感じます。

昨日のブログにも書きましたが、
県の災害対策本部は、これまでは県庁に置くことが当然で
誰も疑問に思ってませんでしたが、
被災自治体支援のために、
はたしてそれが一番良い方法なのか?
というようなことを根本から考え直しています。



(災害救助法の場合)

この法律が適用されると都道府県は自衛隊や日本赤十字社に対して
応急的な救助の要請、調整、費用の負担等を行えます。

災害救助法が適用されるか否かは、
判断する基準が災害救助法施行令で定めてあります

 <適用基準の要旨>(参考:内閣府資料
 自治体の人口に応じた「住家滅失世帯数」が基準。
 ※半壊又は半焼した世帯は2世帯で滅失1世帯に換算。
 ※床上浸水は3世帯で滅失1世帯に換算。



千葉県の台風被害に関する報道によれば、
屋根が全部吹き飛んでも半壊にも該当しないそうです。
しかし、現実問題として屋根のない家には住めません。
災害認定の基準がおかしいと思います。

昔は各家庭に井戸があったり、電灯の代わりは蝋燭で足りた
時代もあったと思いますが、水と電気は現代の生活に必須であり、
「ライフ・ライン」です。
建物被害が無かったとしても、
停電が半月も続くようでは、生活できません。

できた当時は良かったのかもしれませんが、
災害救助法は「建物の滅失」を主に問題にしていますので、
現代の生活感覚とは相当ズレてしまったと感じます。
早急に、改正の必要があります。


追記
昨日私が千葉県の防災計画の誤りを連絡したところ、
さっそく本日電話で回答を頂きました。
次回の見直し時に訂正するそうです。お役に立てて幸いです。




(本読みボランティア)

今朝は久しぶりに坂東小学校で、
子どもたちに本を読むボランティア。

3年2組は、夏前にも訪問し、
私が描いた紙芝居「力士の春」が好評でした。

本日は、絵本2冊と力士の春を持参し、
子どもたちに「どっちがいい?」と聞いたところ、
圧倒的に「力士の春」だったので、
再度上演しました。

子どもたちも、私も、
とても楽しめました。
良い本や、良い紙芝居は、
なんど聞いてもいいものです。








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