で、ブログ

アメリカ生活3年半を終え、帰国しました。
で、ブログは不精しつつも続けます。。

いよいよ帰国

2008-08-31 04:00:00 | Weblog
早いもので、アメリカ生活最後の瞬間となってしまった。
というか、今朝ポートランドを発って、今はサンフランシスコでの乗り換え待ちなので、残るはこの乗り継ぎ時間だけだ。

今は8/30のお昼頃だが、日本への帰国は、日付変更線を越えて8/31夕方の予定。
3年7か月のアメリカ生活が終わることになる。

このアメリカ生活によって、人生が大きく変わった。
アメリカ行きが決まったことで結婚が早まって('を'早まったわけではない)、急遽渡航前に自宅取り壊しをしたり、両国籍持ちの子供が生まれたり、母が亡くなったり・・・。

生涯忘れることはできない、激動の時期をこちらで過ごすことになった。

さらに、素晴らしい友人たちとの出会いもあった。尊敬できる人もたくさんいた。
多くの日本人が目先の忙しさのために忘れてしまっていることを、こちらの人たちは大切にしていると思う。そのことを気づかせてくれた。

いかに生きるか。いかに死ぬか。

究極的には、死ぬときに、満足のいく人生を送れたと思えるかどうかなのではないかと思う。

今のくぼたにとって一番大切なものは、やはり家族だ。
妻のことはもちろんだが、特に、妻と巡り合わなければ生まれてこなかった息子は、本当に大切な存在だ。
もちろん自分の幸せも大切だ。自分のことを大切にできない人は他人を大切にできない。

いざ死ぬとなったとき、子供の行く末に不安を持ったままでは死に切れない。
子供が幸せであり、今後も幸せに生きていける力を持っていると確信してこそ、安心して死ねるというものだ。

そのために、親として何ができるか。

子供が人生を生きるにあたり、必要な知識や経験を与えたり、自らの人生のビジョンを持つための手助けをすることだろう。決して、モノを与えたり、良い学校に行かせることではない。友達のような関係とかはもっての外だ。

そのためには、親は、子供の成長に合わせて、何をするのが正しいか、常に考え続けなければいけない。
正解があるわけではないだろうし、間違っていたとしても誰かが指摘してくれるわけではない。
親が完璧であれば良いが、そんなわけはないので、子供の成長に合わせ、自分も成長するしかない。常に、何をすべきか考え続けなければいけないのだろう。

忙しいとすぐにアップアップになったりしてしまうが、親となった今、そんな時にもなんとか時間を作り、子供のためにどう行動すべきか、自らに問いかける時間は作らないといけないと思う。

エラソーなことを書いているのはわかっているが、いよいよ帰国が迫ってセンチメンタルハイということもあり、自戒の意味も込め、ここに残しておくことにした。

最後に長々と書いてしまったが、くぼたの感じた日本人とアメリカ人の考え方の違いは、結局は自分を大切にするかどうかの違いに終結するのではと思う。

このブログを読んで下さった方にも、少し考える機会になれば良いなと思う。

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というわけで、「で、ブログ」のアメリカ編はこれで終了となる。

ちょうど節目なので、ブログを移行すべきかなぁとか思ってたりする。mixiのようなSNSは窮屈な感じがして少し苦手なのだが、かといってブログは開けっ広げすぎだ。
ちょうど中間くらいのサービスがあれば良いのだが・・・とか思ったりしている。
twitterもちょっと思うのとは違うし、、、まぁ、結局mixiになったりするのかもしれない。

というわけで、生活が落ち着いたらそのあたりも考えていこう。