2日間の予定で、Everglades国立公園を見学する。
フロリダ半島は、驚くほど平坦な地形をしており、沼地や湿地が多くある。そんなフロリダ南端のEverglades国立公園には、広大な湿原地帯が広がっている。
特に、この国立公園は、野鳥とワニ、そしてイルカやマナティで有名だ。
Everglades初日は、公園南部のFlamingoというところから、浅海のマングローブやイルカやマナティを見るチャンスがあるというボートツアーに参加する予定だったのだが、例のStormの影響で、朝から雨が降り出しそうだった。
ツアー開始を待っていたら、急遽ツアーがStormによる悪天候のため中止になったとのこと。残念だ・・。
旅の序盤で勢いを挫かれたが、気を取り直して、適当にトレイルを探して、ぶらぶらすることにする。
いざ歩いてみて、野鳥の楽園と言われるのに納得。色んな種類の野鳥が、水辺でのんびり佇んでは、時折水に潜ってエサを取ったりしている。
期待していたよりもずっと大きな鳥が多く、なかなか見ごたえがあった。
人馴れしているのか、見ての通り図太いのか、人が近づいても気にする様子もなく、何か考え事をしているようだ。
仲良くお昼寝の時間のようだ。鳥がこうやって眠るものだと言うことを、初めて知った。
首を後ろに折りたたんで、顔を両翼の間にはさんで眠っている。そろって眠る姿は、なんだか滑稽だ。
ワニ発見。池などの水辺には意外に沢山いることがわかった。水中では、尻尾と脚をうまく使って、軽快に泳いでいる。
目だけ水上に出している姿は、かなり怖い。
Everglades2日目。公園北部で、Shark Valleyトラムツアーに参加。
ワニたちは、朝はおねむらしい。睡眠中のワニは、鳥が近づいても、人が近づいても気にせずひたすら寝続けている。とはいえ、気をつけないと、攻撃の時は時速30マイル(50km/h近く!)で襲ってくることもあるらしい。
ワニの親子。子ワニ沢山そばで寝ている。ちょっと大きいトカゲといった感じだ。
Evergladesの湿地帯には、独特の木々が生息している。おどろおどろしつつも、生命力にを感じさせる木々からは、なんだかナウシカの世界を連想させられた。
天気は完全に回復し、ようやくフロリダらしくなった。南国らしい木の下で、パチリ。
夜はキューバ料理でくぼたの誕生日祝い。キューバ料理って想像つかなかったけど、南欧・西欧の料理っぽい感じだった。