で、ブログ

アメリカ生活3年半を終え、帰国しました。
で、ブログは不精しつつも続けます。。

釜揚げ

2007-02-19 15:30:30 | Weblog
なんとなくさぶかったので、冷たいうどん派のくぼたが、縦縞を横縞に変える思いで、初めて釜揚げうどんにチャレンジした。

いつもより、少しだけ短めに茹でて、そのままたらいに入れる。
(茹でてから水で表面を流したやつは、本来の意味で釜揚げとは言わないので注意)

これがまた、意外といける。
うどん表面に残るぬめぬめ感が、程よいのど越しを与えてくれる。つゆも絡んでなかなか絶妙だ。
縦縞を横縞に変える思い(くどい)でやってみた甲斐があった。

Florida旅行 - Kennedy Space Center(その2)

2007-02-18 16:00:00 | Weblog
Apollo/SaturnV Centerに行く。
これまた巨大な建物で、Apollo/SaturnV(実物!)が展示してある。
Apolloは人が乗っている宇宙船自身、SaturnVはロケットのことを指す。
スペースシャトルよりも巨大で、史上最大のロケットで、5機のエンジンから、最大約1億6千万馬力を出力するらしい。もう想像を超えている。
JFKのApolloプロジェクト発動により、国の威信をかけてのプロジェクトだったというだけのことはある。


SaturnVロケットの先っちょ。Apollo宇宙船の部分。Apollo宇宙船は、実際に月着陸をしたLunar Moduleと、乗組員が生活して、実際地球に帰還するのに使われたCommand Moduleなど、様々な部分から構成されている。


月到達までのアポロ計画のムービーを上映していた。最後にはスクリーンではなく、ステージ上に月に降り立つ宇宙飛行士が登場した。
改めて思うと、地球上の生物が、地球以外の天体で歩いたというのは、とてつもない出来事だ。


いよいよ日が傾き始め、夕方のロケット発射時刻が迫る。ロケット展示場では、ロケット発射ステータスのブリーフィングが行われ、いよいよ盛り上がってきた。


センターの南の方で発射が予定されているので、一旦センターから出て、発射台に近い、Cocoa Beachというところに移動して、人ごみの埠頭で、発射の予定時刻を待つ。

発射3分を切った。

すると、、、なぜか、帰り始める人が。徐々に多くの人が帰り始める。話を聞くと、急遽延期されたとのこと。(風速が、規定値を越えたとのこと)
もう明日は帰宅フライトの日。
結局、2/15の発射が、2/12の嵐(こいつは、Evergladesのボートツアーにも影響を与えた)で給油等の作業が遅れて2/16にずれ込み、2/16の発射が強風で2/17にさらにずれてしまい、今回のメインイベント、ロケット発射を見ることができず・・・・。

失意の中、浜辺をぶらぶらする人たちと、飛び回る鳥たち。


というわけで、フロリダ旅行はこれで終わり。
こうなったら、意地でもいつかはシャトルかロケットの発射を見なければ、との決意を胸に、Portlandに帰ってきた。


Florida旅行 - Kennedy Space Center(その1)

2007-02-16 14:00:00 | Weblog
と、いうわけで、とうとう、この旅のくぼた的メインである、Kennedy Space Centerに到着。泊まっているOrlandoからは、車で1時間弱だ。

入場ゲートまで歩く間に、これがほんとの(?)シャトルバス発見。なかなかイカス。


センター内は非常に広く、中はツアーバスが走っており、そちらで移動する。一通り見ながらまわるだけでも、3時間ほどはかかるようだ。

国際宇宙ステーションセンターでは、国際宇宙ステーションの機体や、実際の機材展示だけでなく、近々実際にスペースシャトルで国際宇宙ステーションに運んで使用される機材の製造などが行われている。
ちなみに、これは国際宇宙ステーションの模型。


ガラス越しではあるが、技術者らしき人たちがラボで仕事している様子を見ることができる。数人の日本人とおぼしき人々が働いている。
ボーイング工場見学に行ったときも、かなりの日本人が働いていると聞いたが、こちらでも、日本人が活躍しているようだ。


Vehicle Assembly Building。VABと略される建物では、スペースシャトルの組み立て、整備が行われている。発射1ヶ月前の発射台の移動まで、ここで様々な作業が行われるとのこと。
写真で伝わるかわからないが、めちゃめちゃでかい。最大でシャトル4台入るそうだ。シャトルを縦に入れるために、非常に大きな吹き抜け構造となっており、屋内で気流が発生して雲ができることがあるそうだ。


実は、当センターを訪れたのは、スペースシャトルAtlantisの発射が予定されいる3月15日の1ヶ月前で、ちょうどVABから発射台へ移動する日だった。
そのため、巨大な輸送装置に乗せて、時速1マイルくらいのゆっくりペースで運ばれる様子を拝むことができた。


翌日、発射台の近くまでいけるようになっていて、発射台に移動したシャトルを見ることができた。


追記
NASAのページでシャトルの状況を確認したら、シャトルがVABに戻ったとのこと。どうやら、嵐が来てヒョウによって、シャトルに損傷を受けたため、修理のために戻ったそうだ。というわけで、今は4月下旬を目標として整備中とのこと。いろいろ大変なようだ。
2003年、大気圏突入時に空中分解したColumbiaの件もあり、慎重なのだろう。

Florida旅行 - Orlandoへ

2007-02-15 13:30:00 | Weblog
MiamiからOrlanoに戻る。
途中、Alligator Highwayなるところを通る。
いかにもな名前だが、やはり期待通りで、ワニだらけ。
道路に沿って流れる川に、ワニがたくさん住んでいる。
朝だったので、ほとんどは朝寝中だったようだ。

ちなみに、きちんと柵をしてあるので、ワニの群れがHighway上を練り歩いているということはない。

Miamiからメキシコ湾沿いにOrlandoに戻る途中の、St.Petersburgという街で、サルバドール・ダリ美術館に立ち寄る。この街は、まるでSan DiegoのLa Jollaのような陽光が似合う、海辺の街だ。


夜、とうとうOrlandoに到着。Highwayから、さんさんと輝くネズミ王国が見えた。これが今回の旅でのネズミ王国再接近。
泊まったホテルはテーマパークが立ち並ぶ地域で、ほかにも巨大映画村や巨大水族館もあった。どれにも近寄りすらせんかった。

確認したところ、Kennedy Space Centerでのロケットの発射が、一日延期で金曜日夕方になったとのこと。
もともと木金は、フルでKSCに入り浸る予定だったので、問題なし。いったん延期したし、もう延期はないだろう。と、期待に胸が膨らむ。

Florida旅行 - Everglades国立公園

2007-02-14 17:00:00 | Weblog
2日間の予定で、Everglades国立公園を見学する。
フロリダ半島は、驚くほど平坦な地形をしており、沼地や湿地が多くある。そんなフロリダ南端のEverglades国立公園には、広大な湿原地帯が広がっている。
特に、この国立公園は、野鳥とワニ、そしてイルカやマナティで有名だ。

Everglades初日は、公園南部のFlamingoというところから、浅海のマングローブやイルカやマナティを見るチャンスがあるというボートツアーに参加する予定だったのだが、例のStormの影響で、朝から雨が降り出しそうだった。
ツアー開始を待っていたら、急遽ツアーがStormによる悪天候のため中止になったとのこと。残念だ・・。
旅の序盤で勢いを挫かれたが、気を取り直して、適当にトレイルを探して、ぶらぶらすることにする。

いざ歩いてみて、野鳥の楽園と言われるのに納得。色んな種類の野鳥が、水辺でのんびり佇んでは、時折水に潜ってエサを取ったりしている。
期待していたよりもずっと大きな鳥が多く、なかなか見ごたえがあった。

人馴れしているのか、見ての通り図太いのか、人が近づいても気にする様子もなく、何か考え事をしているようだ。


仲良くお昼寝の時間のようだ。鳥がこうやって眠るものだと言うことを、初めて知った。


首を後ろに折りたたんで、顔を両翼の間にはさんで眠っている。そろって眠る姿は、なんだか滑稽だ。


ワニ発見。池などの水辺には意外に沢山いることがわかった。水中では、尻尾と脚をうまく使って、軽快に泳いでいる。
目だけ水上に出している姿は、かなり怖い。


Everglades2日目。公園北部で、Shark Valleyトラムツアーに参加。
ワニたちは、朝はおねむらしい。睡眠中のワニは、鳥が近づいても、人が近づいても気にせずひたすら寝続けている。とはいえ、気をつけないと、攻撃の時は時速30マイル(50km/h近く!)で襲ってくることもあるらしい。


ワニの親子。子ワニ沢山そばで寝ている。ちょっと大きいトカゲといった感じだ。


Evergladesの湿地帯には、独特の木々が生息している。おどろおどろしつつも、生命力にを感じさせる木々からは、なんだかナウシカの世界を連想させられた。


天気は完全に回復し、ようやくフロリダらしくなった。南国らしい木の下で、パチリ。


夜はキューバ料理でくぼたの誕生日祝い。キューバ料理って想像つかなかったけど、南欧・西欧の料理っぽい感じだった。

Florida旅行 - Miami周辺

2007-02-12 16:00:00 | Weblog
結局、ネット環境の関係で、帰ってから更新となってしまった。。
Florida旅行の大まかな旅程は、Orlandoに到着後、フロリダ半島南端、Miamiの近くのEverglades国立公園で見て周り、その後Orlandoに戻ってケネディ宇宙センターに行く、というものだった。

Orlandoに到着したものの、例のネズミ王国や巨大映画村には目もくれず、Florida TurnpikeからI-95を南下。
早速、某アメリカ人から(目の保養に??)薦められたMiami South Beachに向かう。実はメキシコ湾にStormが近づいていて、フロリダ半島は直撃ではなかったのだが、あまり晴れ間は見れなかった。それでも多くの人が浜辺でのんびりしたり、サッカーのような、手を使わないビーチバレー(なんて言うんだっけ?)をしていた。くぼた一行は、浜辺をのんびり歩いたり、貝殻集めなどをして、のんびり過ごした。

このStormは、我々にとっては、Everglades国立公園初日に雨が降った程度のものだったのだが、実はことごとく我々のプランが打ち砕かれる原因となった・・・。

South Beachを満喫したあとは、職場の某日本人夫妻から勧められた、カニレストランへ。カニが食えないくぼたも、他の料理があるとのことで、しぶしぶ同行。
カニのハサミ盛。やはり、カニを食おうって人の感覚が理解できない。

くぼたは、マグロステーキを食った。なかなか美味、そしてかなりのボリューム。

Miami近郊のHomesteadという町のホテルに宿泊。安ホテルとはいえ、宿泊中の掃除はなし、ドライヤー貸し出しすらないホテルで、3泊はなかなか厳しかった。メキシコ系の移民とみられる一家の運営で、奥さんが部屋の掃除や洗濯などをやっているのだが、従業員もおらず、明らかにサービスの質が保てていないのでは・・。

Vacation

2007-02-10 15:43:43 | Weblog
来週は、くぼたと妻の誕生日(と義父の誕生日)がある、バースデーウィーク。
あまりにもめでたいので、昨年と同じく、1週間のお休みをいただくことにした。

行き先は、フロリダ。
最初は近場の旅行を考えていたのだけれど、一人あたり$230のフロリダ行きのチケットを見つけたので、当時非常にさぶかったこともあり、南国行きのチケットに飛びついた。

主な行き先は、Everglades国立公園と、ケネディ宇宙センター。

Everglades国立公園は、広大な湿原地帯で、熱帯や亜熱帯の様々な生物を見ることが出来るらしい。世界遺産にも登録されているとのこと。

ケネディ宇宙センターでは、ちょうど訪問を予定している日に、ロケットの発射が予定されている(シャトルではない)。夜のロケット発射は、空一面が真昼のように明るくなり、素晴らしい経験が出来るだろうと、多くの人に言われたので、楽しみだ。懸念は、天候等の問題で、日程がずれることは良くあるらしいことだ。直前まで発射の状況を追っておかないといけない。

また、現地から更新できたらやってみます。では!

Letters from Iwo Jima

2007-02-05 16:20:00 | Weblog
現在こちらで公開中の映画「Letters from Iwo Jima」(硫黄島からの手紙)を観に行った。
この映画は、95%は日本語音声の英語字幕なので、かなり快適だった。残りの5%は、アメリカ人との英語での会話。その部分だけ当然字幕なしだったので、一部聞き取れず・・。

泣ける話だと聞いていたのだが、どちらかと言うと、疲れる映画だった。
というのも、ちょっと戦闘や自決の瞬間の表現が激しすぎて、目を背けたくなる場面が多すぎて・・・。
昔プライベートライアンを観て、きついなぁと思ったけど、それ以上だった。

話としては、しっかりまとまっていて、良い映画だと思うのだけど、そこまで直接的な血の表現をしなくても、、と感じた。

どうでもいいのだが、最後のシーンの渡辺謙の死に様は、どうしてもラストサムライの最後のシーンを連想させられてしまう。