踊る小児科医のblog

青森県八戸市 くば小児科クリニック 感染症 予防接種 禁煙 核燃・原発

間違いだらけの「ドレミの歌」

2005年06月19日 | ART / CULTURE
週末にNHK-BSでハリウッドの映画音楽ベスト100という番組を観ていたら、「サウンド・オブ・ミュージック」の「ドレミの歌」のところで、元々の歌詞を全然知らないことに気づきました。注意して聞いてみたけどレモンやみかんが出てこないことだけは確か。

というわけで検索した中で知りたかったことがほぼ掲載されていたのがこのページ。
「ドレミの歌」の怪
しかし、「このドレミの歌、かなりの割合で(旋律を)間違って覚えられて」いるという「怪」、しっかり私も間違って覚えていたことに、驚き呆れ果てる。絶対音感のなさもさることながら、これは誰かが(あるいは教科書など?)間違って覚えさせたとしか思えません。。(と人のせいにする)

「ドレミ」がイタリア語だというあたりまでは何となく知ってましたが、そもそもなんで「ドレミ…」なんでしょう。という疑問も、
音楽雑学講座 ドレミの由来
にちゃんと説明されていて氷解。

もう一つの疑問は、どうして「A」あるいは「イ」が「ラ」の音なのかということで、これは答えが見つかりませんでした。ちなみに、オーケストラなどでもチューニングは「ラ」ですね。関係あるのだろうか。

ドレミの歌に戻ると、
「ドレミの歌」 サウンド・オブ・ミュージック(オラニエ公のつぶやき)
に指摘されているように、「Re」は「R」で始まるのに「レモン」、つまり「L」から始まる歌詞をあてていて、「La」のラッパはフランス語の「Rappel」がなまったものなので、こちらも「R」と「L」が逆になっています。このへんは、帰国子女でもない限りふつうの日本人には難しいのですが、こんなところまで間違っていたとは。。

というわけで、久しぶりに「サウンド・オブ・ミュージック」を観てみたいと思うのですが、どうも家族揃って2時間なりの映画を一緒に見るという時間がとれなくなってきています。ノーテレビデーという意味では悪くないのですが、このまま名作を見逃したまま齢を重ねていくというのもシャクに障ります。