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マミーのつれづれなるままに

日々の暮らしと食生活、ありのままに。

肺腺がんの手術日は結婚記念日でした。

2017-12-06 11:24:40 | 日記


肺腺がんの手術日は結婚記念日でした

これから毎年結婚記念日になると思い出すことでしょう。


16日朝9時に手術室に入ったところまでは覚えていますが

執刀医の先生に「〇〇さん手術終わりましたよ」と声をかけて頂くまで

それまでの事、何も覚えていません

”手術を受けた方が、手術室に入って先生に声をかけられるまで気を失っていたよ” と聞いてはいましたが

本当にその通りでした


目が覚めて執刀医の先生と、心配そうな家族が目に入りましたが

再び眠りの世界に入りました。

その後RICU(呼吸器疾患集中治療室)に24時間入りました。

両手には点滴、身体には心電図、血圧系等などが付けられていました。
 
(手術室の前で心配そうに待つ娘です)

痛みはほとんど感じませんでしたが、起き上がることの出来ない

寝ていなければならない辛さはありました。

何と贅沢な辛さなんでしょう!

元気な時、病気になって好きなだけベッド寝てみたいと思った事が

なんと罰当たりな事であったか!知らされました。

 

常に2人の女の看護師さんが付きっ切りで看護して下さいました。

途中何回かもどしたり、血圧が急に下がったりとアクシデントはありましたが

その都度適切な処置をして頂いたお蔭で、今があると感謝しています

何回ももどしそうになり苦しい時、男の看護師さんに

「大丈夫ですよ、貴方だけではない、よくある事ですから」と

背中をさすって頂き安心しました

初めての優しい男の看護師さんとの出会いでした。

朝9時に始まった手術は12時20分終了 手術時間は3時間20分

私の戦いは終わりました。