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鉄腕アトムで有名は手塚治虫さん(1928-1989)は今から30年ほど前に色々予測されています。
*21世紀には老人大国となり若者の数が極端に減り精神障害や老人ぼけの人たちが増え続ける
*介護ロボットが活躍する
*交通網は全国的に網の目のように発達する
*開発工事で自然破壊が進む
*男女均等法が徹底して職場での女性進出が活発になる
*中國や韓国の発展により脅威が増す
*半導体産業では世界を凌駕し宇宙ステーションにも日本製機器が使用される
(半導体は一時は凌駕していたかも知れませんが今では劣勢に)
地球誕生して46億年だそうですが人類が誕生したのは300万年ほど前と言われています。
人間はいわば新参者。それが「万物の霊長」とか申して。
そしてここ僅か100年ほどで人間のせいで自然は大きく傷ついています。
総論は別として各論で申せば
日本人は非常に柔軟性があり外国文化を上手に採りいれてきましたが、例えば20年後、30年後の日本の
文化はどんな姿になっているのでしょうか。
日本の伝統産業や芸能、芸術などはどの分野が生き残っているのでしょうか。
小生には身近な例で
篆刻とやらは将来生き残っているや否や。
関連する書道は芸術性オンリーですが篆刻は実用性と芸術性の両方を持ち合わせています。
実用性は落款印などで、書道や日本画には必須です。
芸術性の発揮は公募展に出品する5-7cm角の作品作りです。当に方寸の世界。
もともと篆刻は極めてマイナーで、恐らく20年後、30年後もしぶとく生き残っていることでしょう。
篆刻という趣味は始めて2-3年経験すれば、その後は10年、20年と楽しむ人が多いです。
脱落するひとは稀です。脱落する方は1年ほどでやめていかれます。
その理由は奥行が深く、「小宇宙」と言われるくらいで勉強しようと思えば際限がないくらいです。
昨年、中国へ参りましたときの篆刻作品展の来場者には驚きました。
日本では考えられないくらい大勢の若者が熱心に観覧にきていることです。
漢字はすっかり簡体字になっていますが学校教育では旧・漢字の授業もあると聞きます。
翻って日本では書道展はどこも閑散としており、見る人にとって敷居は高いようです。
書道界の未来は運営するひとが若い世代に交代しないと、ちょっとどうかな、という声も聴きます。
日展でのあの大きな作品はどうやって自宅で飾るの?と聞かれても小生も返答に困ります。
様々な趣味があります。
皆様はどのように予測されているのでしょう。