毎年、お正月2,3日の箱根駅伝はお正月の風物詩ですが
懸命に走る選手はバトンを繋いだ瞬間、倒れ込む風景は
感動を呼びます。
死力を尽くし、最後は「氣」力で走り抜ける。
どのなスポーツでも選手のコメントはほとんど
「最後は氣力だけです!」
「氣」のつく言葉は本当に多く、普段何気なく使って
います。
「氣持ちのいい秋になりましたね」
「あまり氣負うとよくないみたい」
「氣合を入れて頑張ろうと思っています」
「氣ごころが分かっている人とのおしゃべりは氣楽で楽しい」
「お氣遣いいただいて・・・」
「氣品のある雰囲気ね」
「台風24号の氣象状況は」
「この年齢になると氣息奄々」
絵画でも書道でも「氣韻生動が大切だよね」
奥方には時々、言葉でご機嫌伺いし
「今日のご氣分は如何ですか!」
「う~ん、まあまあよ」
「今日も氣持ち良く宜しくネ。美味しい酒肴を頼むよ」
長々と前書きが。
北陸能登国・羽咋に「氣多大社」があり参拝の機会が
ありました。
「氣」が「多」い、神社って、縁起がいいですね。
「氣多大社」
越中国の一宮は氣多(ケタ)大社。
昭和58年には全国植樹祭で昭和天皇が参拝されています。
「入らずの森」と呼ばれる聖域があり、一般人は入れませんが
昭和天皇はほんの少しだけ入られ
「斧入らぬ みやしろの森 めずらかに からたちばなの
生ふるを見たり」と詠まれています。
明治4年には國幣中社、大正4年に國幣大社となっています。
「氣」が充満しているような!氣多大社、参拝すれば多くの氣が
頂けるかもしれません。
小生の如き老耄にも氣多神社のパワーは効果ありや、無しや。