畑を掘り、木を彫り、石を刻り、の自然人!

退職後、自分に気ままな課題をちょっと与えて遊んでいます。

名古屋市中川区と円空

2016-05-29 20:35:29 | 円空



円空仏の収蔵場所で最大の点数があるのが名古屋市中川区の荒子観音。
最大級の円空仏が仁王像の阿像と吽像で2m以上ありますが、残念ながら保護用のアクリルで見難いです。
しかし宝物館では観音・護法神・不動三尊・菩薩像・愛染明王・僧形像・柿本人麻呂・山王神・など円空の
代表作や木端仏が千体以上あり、見ごたえがあります。
円空仏ファンに有名な場所であり名古屋市内からも近く、いつも大勢の参拝客があってボランテイアガイドの
方が熱心に説明されています。(毎月第2土曜日・PM1-4のみ公開・有料)

中川区ではここだけと思っていましたら
八田観音寺(名古屋市中川区八田長203)
宝蔵院(名古屋市中川区伏屋2-707)
願成寺(名古屋市中村区高須賀町4)
にも円空仏が所蔵されていることを知りました。
これらの説明書は「円空と中川区」として名古屋市中川区役所 地域力推進室から発行されています。
無料で配布されていますが郵送は無理のようです。

願成寺は中村区ですが八田からすぐ近くですので敢えて加えられたのでしょう。
拝観は事前予約ですがグループの方が歓迎されるようです。

荒子観音は何度も拝観していますが他の3ケ寺は未だ拝観しておらず、近日実現できそうです。
宝蔵院には木喰作の仏像も所蔵されています。

話は変わりますが願成寺と申せば最高齢で優勝した旭天鵬の宿舎でもあったのでしょうか。

多分、他の趣味でも同様と思いますが、長い間同じことをしておりますと縁はどんどん広がる気がいたします。

写真は願成寺・宝蔵院・八田観音寺の十一面観音菩薩・荒子観音の順です。

家庭菜園の難しさ

2016-05-26 19:10:32 | 家庭菜園


今の季節が1年で最も過ごし易く、青空を仰ぎますと何ともいえず良い気分で「イキテイル」実感が
いたします。
雨天でない限り、例え5分でもほぼ毎日のように畑へ行き、野菜の成長ぶりを見るのも楽しみのひとつです。

実際は野菜よりも草の方が成長著しく、その逞しさに脱帽です。
土の上で見えている部分だけを除去しても、すぐに草は生えてきます。
人が食べる野菜は成長が遅く、人が食べない草の成長はどうして速いのでしょうか。
そして草には害虫がやってきませんが、野菜には見事に害虫(人間にとってですが)が訪問して人間より先に
食べてしまいます。

害虫の被害のない野菜といえばニラ、レタスなど、病気にも強いのはニラです。

汗をかいた後の冷たいビール、つまみには枝豆などが最高ですがソラマメも美味です。
昨年10月ごろでしたか、ソラマメのタネを播き、丹精込めて5月下旬に収穫と思いきや、何と全滅。
登山で申せば8~9合目までは絶好調、やっとという時期に「さや」が黒く腐ってきて収穫どころでは
ありません。
できるだけ農薬の使用は控えており、まさかソラマメの栽培はこれほど難しいとは始めて知りました。

聞くところによりますと、菜園をされている方のお声は一致。ソラマメは作らない!
ということは店頭に並ぶソラマメ栽培には特別な秘訣があるのかも。

今の時期、カボチャ、スイカ、キュウリの苗には毎日、害虫が襲ってきます。
野菜の苗は害虫との戦いでもあるのです。

野菜の栽培で生活の糧を得ているわけでなく、趣味的に楽しみでやっているだけですので6~7割程度の
出来栄えで満足ですが、ソラマメ作りは天を仰ぐ気分です。
自然相手は難しく、これがまた良い点でもあるのですが。

愈々、出番です!

2016-05-24 18:55:30 | 日記



5月26日(木)の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の開幕に向けて関係者の準備や警備体制など
大詰めを迎えているようです。

会場の「志摩観光ホテル」の総料理長は女性なんですね。
総料理長と申せば何となく男のイメージですが、一流ホテルで女性が総料理長に就任となれば、想像以上の努力家の
ように感じます。

樋口宏江さん。
1991年入社で23歳にしてホテル志摩スペイン村のフランス料理・アルカサルのシュフに抜擢。
その後、先代総料理長・宮崎英男氏の薫陶を受けて、2014年(平成26年)11月に志摩観光ホテルの総料理長に就任。

今回のサミットでも恐らく存分に腕を振るわれることになるのでしょう。

伊勢志摩は食材ではアワビや伊勢海老が有名です。
今回のメニューにはどんな食材や料理が並ぶことでしょう。
想像するにも想像するイメージが湧いて参りません。


志摩観光ホテルの設計は村野藤吾氏とあります。
全室スウイートのようですが元気な内に一度は宿泊してみたい気がいたします。
ご予算はと申しますと料理によりますが一人当たり一泊二食で5-6万円程度のようですが、リッチなホテルに無縁な
小生には果たして安眠できるのでしょうか!

ユーモアの精神

2016-05-22 20:44:12 | 日記


織田信長もビックリ。
同時代に生きていた人が投稿したら、信長からさぞかしキツイお灸が。

公民館で作品発表会で拝見、撮影OKとのことでここにご紹介です。

作中のコメントのように岐阜駅前の繊維問屋街も今や時代の波に飲み込まれて閑散としています。
そして雨後の竹の子のごとく飲食街(主に居酒屋)がびっしり軒を並べています。
本来であれば飲食店は火を使うため防災上、大家さんは嫌うそうですが、空家よりもマシということでしょう。

この現象は岐阜駅前だけでなく、名古屋の長者町(いい名前ですが)も飲食店の進出ぶりは同様です。
かって佐藤総理の時代、日米交渉で繊維が首題であったことは夢のようです。

日本の繊維メーカーもポリエステルなどの合繊は台湾や中国メーカーに太刀打ちできず、下着などに使用される
マイクロファイバーや炭素繊維、その他防災用など特殊繊維に活路を見出しています。
中でも天然繊維の羊毛(ウール)は悲惨で、豪州やニュージーランドでも羊の毛を売るよりも肉を売る方が
利益が上がるとかで羊毛の生産量も激減しているそうです。

羊毛の相場を調べても1kg 約2,000円ほどで20-30年前とほぼ同じです。
縫製もご存知の如く、今では約8割は中国です。
繊維の製造メーカー、縫製、ファッションメーカーにとって生存競争は熾烈のようです。

信長さん、何とかしてください!

キルト展の人気ぶり

2016-05-19 21:00:04 | 日記


名古屋へ所用で出かけデパートに立ち寄ったところ、凄い人だかり!
全て女性ばかり!
作品展(有料)の横ではキルト材料が販売されており、レジも長蛇の列、列、列。

丁度、日本キルト展が開催中でした。
小生はキルトもパッチワークの違いもよく分かりませんが、パッチワークは布と布を手で縫い合わせ作品によっては
1枚作るのに1年ほどかかることもあるそうです。

日本では40年ほど前から日本キルト展が開催され、今では300万人ほどの愛好者がいるといいます。
キルトにしてもパッチワークにしても調和のとれたデザイン性が競われています。
きっと愛好者は教室などでおしゃべりも楽しみながら制作を楽しんでいるのでしょう。
今時の趣味の世界を垣間見た感じです。

篆刻とか書道はおしゃべりしながら制作することは出来ません。
作品展も静かな環境で鑑賞するという感じでキルトとは全く違う雰囲気です。

最も大きな違いは書道や篆刻はある程度、鑑賞するレベルがないと充分に理解したり作品の良し悪しは分かりません。

その点、キルトなどは誰が見ても良いデザインは好みの違いはあっても理解しやすいものです。
「作品を制作する側」と「鑑賞する側」との垣根が如何に少ないか、が今どきの人気の違いと思われます。
書道界の悩みはこうした垣根を如何に少なくするか、に懸かっています。