円空仏の収蔵場所で最大の点数があるのが名古屋市中川区の荒子観音。
最大級の円空仏が仁王像の阿像と吽像で2m以上ありますが、残念ながら保護用のアクリルで見難いです。
しかし宝物館では観音・護法神・不動三尊・菩薩像・愛染明王・僧形像・柿本人麻呂・山王神・など円空の
代表作や木端仏が千体以上あり、見ごたえがあります。
円空仏ファンに有名な場所であり名古屋市内からも近く、いつも大勢の参拝客があってボランテイアガイドの
方が熱心に説明されています。(毎月第2土曜日・PM1-4のみ公開・有料)
中川区ではここだけと思っていましたら
八田観音寺(名古屋市中川区八田長203)
宝蔵院(名古屋市中川区伏屋2-707)
願成寺(名古屋市中村区高須賀町4)
にも円空仏が所蔵されていることを知りました。
これらの説明書は「円空と中川区」として名古屋市中川区役所 地域力推進室から発行されています。
無料で配布されていますが郵送は無理のようです。
願成寺は中村区ですが八田からすぐ近くですので敢えて加えられたのでしょう。
拝観は事前予約ですがグループの方が歓迎されるようです。
荒子観音は何度も拝観していますが他の3ケ寺は未だ拝観しておらず、近日実現できそうです。
宝蔵院には木喰作の仏像も所蔵されています。
話は変わりますが願成寺と申せば最高齢で優勝した旭天鵬の宿舎でもあったのでしょうか。
多分、他の趣味でも同様と思いますが、長い間同じことをしておりますと縁はどんどん広がる気がいたします。
写真は願成寺・宝蔵院・八田観音寺の十一面観音菩薩・荒子観音の順です。