畑を掘り、木を彫り、石を刻り、の自然人!

退職後、自分に気ままな課題をちょっと与えて遊んでいます。

秋の味覚*収穫の喜び

2018-09-26 16:03:57 | 家庭菜園


家庭菜園をなさっている方は勿論、経験済みのことですが。

薩摩芋の収穫時期はまだ少し早いのですが、試し掘りを
してみました。
今年は異常気象で、夏場の酷暑と極度に少なかった降雨の
影響が大です。
そして台風21号の予想もしない悪影響。

実は夏場の降雨の時期が予想外で最初のころは、ひ弱い
感じでした。
終盤になり多雨で、収穫の可否は予想はできない状態でした。

試しに掘ってみました。
ご覧の如く、まずまずです。

早速に素揚げしてホクホクを胃袋へ。
(う~ん、これが秋の味!)
と自己満足。

菜園はまず、土作りが大切で、土壌にある程度の空気が
入るように耕し、土のペーハー(PH)を野菜ごとに
調整し、窒素・リン酸、カリのバランスをある程度計算して
肥糧を施し、野菜の種類により最適なタネ撒き時期(気温など)
を見定め、といった塩梅です。

薩摩芋は中部の尾張地方では5月上旬に苗の植え付け、
梅雨時に小生は自然素材の石灰を1~2回追加散布しています。
時々、灌水もします。
薩摩芋は元々、南方野菜であり気温と降雨のバランスが
厳しい今年の夏でした。

まあ、人間にできることは子育て同様に最適な環境を整えること。
後は気候条件など自然の力によります。

菜園で最も嬉しいのは種まき後(または苗植え付け後)の
「発芽(定着)と収穫」の成功です。

こうしたことは菜園だけでなく、趣味の作品作りでも納得の
行く作品の完成と共通します。

スポーツでも同様で努力し、結果が付いてくれば嬉しいと思います。

違いは自己実現力の達成か、自然の力を借りて達成か、でしょうか。

ネギの生命力

2018-09-04 11:00:30 | 家庭菜園


ネギの栽培方法について知見はありませんが、その道の経験者に
聞きながらそのまま実行している程度のいい加減な栽培者ですが。

前年の秋に種まきし、越年して春先に移植、そしてお盆過ぎに
2回目の移植。

あとは冬の訪れに必要分を収穫します。
鍋物や炒め物に欠かせません。

ネギの生命力は驚くほどの強靭さです。
根が付いていれば、この酷暑でも2週間でも3週間でも土のない
状態でも枯れません。
人間の如く、水分補給を要求いたしません。

むしろ、湿気のある場所で保管すれば腐りやすくなります。

今年はお盆直後の酷暑の最中に移植しました。
移植には3本ずつ、ネギとネギの間を数センチほど空けて行います。
すると冬には繁茂して立派なネギに成長します。

以上は経験談であり、専門的な栽培法は調べもせず、極めて大雑把。

移植時に余ったネギは捨てなくて小生はネギ味噌を作りました。
しかし、それでも余りますので根の部分は廃棄し、葉の部分を移植した
ネギの上で載せて肥料効果を期待しています。

そういえば中国・魏の時代(3世紀初め)曹操の第3子の曹植の詩に
七歩詩があり(意訳を掲載)


豆を煮てスープを作り

みそを濾(こ)してみそ汁とする

豆がらは 釜の下でパチパチ燃え

豆は釜の中でグツグツと泣く

豆がらも豆も、もとは同じ根からできたものなのに

豆がらよ、どうしてそんなに激しく煮たてるのだ
(石川忠久編・協力者12名による漢詩鑑賞事典から)

この詩は兄の文帝の圧迫を批判したものとあります。
上記の如くネギは生かされるネギと肥料にされるネギ、にんげんが勝手に
やったことですがこの詩を思い出しました。
ネギも根がないとご覧のように約2週間ですっかり萎れます。

茄子の復活

2018-08-26 12:43:08 | 家庭菜園


7月下旬に思い切り剪定した茄子がここ1週間前から見事に
復活しました。
ご覧のように鈴成りです。
これで多分10月中旬まで収穫できそうです。

剪定前に約1.5ケ月収穫しましたので、合計約3ケ月は茄子を
満喫できます。

茄子はマンションのベランダでも栽培できそうです。

なすの料理法は実に多彩です。
今の季節は焼き茄子を冷蔵庫で冷やし、生姜醤油で食べればビールの
つまみにぴったり。

こうして例え方は不適切かもしれませんが、半病の野菜が見事に全快した
如くです。
こうした復活野菜は多分、茄子だけかもしれません。

「親の小言と茄子の花は千にひとつの無駄もなし」

一富士・二鷹・三茄子
富士山はご覧の通りですし、鷹は掴み取る、茄子は「成す」

大相撲のまわしは「茄子紺」色が有名です。
「ネービー」とは言いません。

ネービーはイギリス海軍の色。
サラリーマン諸氏のスーツの定番色は「ネービー」

急な弔事にも使用できそうです。
色気のない話ですが飲み会で誤って粗相しても目立ちません。

「茄子」の剪定

2018-08-02 13:20:22 | 家庭菜園


今年は日本中、酷暑の様相です。

畑の茄子もバテバテ。

例年ですと8月初めに剪定(思い切ってバッサリ切ります。思い切りです)
しますが、7月20日ごろに茄子の様子がどうもおかしい。
元気がないんです。
そこで例年よりも早く剪定しました。

剪定も当に、丸坊主の近い状態にします。
2~3週間経過すれば見事に再生します。
その間、液肥を与えたり、灌水程度です。


ご覧の通り10日程でかなり元気回復です。
この調子なら8月下旬ごろより再生した茄子を味わうことができそうです。


話し変わって、最近の一部のスポーツ業界のドンの独走問題ですが。

家内のひとりごと(ボクシングもアメフトもドンの顔はさすがにドンという顔ね)

ここには余計な会話をカットして・・・
(最近、賑やかな業界も思い切った剪定が必要よね)

にんげん、権力を持つと強いのは人類数千年の歴史が証明しています。

そして、一度権力を手にすると中々、離さないのも歴史が証明している
ようです。

老耄の小生には「権力」には一番遠く、家内にさえ影響力は衰退の一途です。

店頭に並ばない「ゴーヤ」

2018-07-29 22:17:39 | 家庭菜園


ご存知、ゴーヤは沖縄産が有名です。
独特の苦みがあり、正直、料理の材料として(これは、美味い!)とは
思いません。
勿論、ひとそれぞれ、美味と思う人もあると存じますが。
佃煮はビールのつまみにピッタリ。

拙宅では家庭菜園で栽培していますが、もっぽらジュースに。
ゴーヤ・バナナ・牛乳をミキサーにかけるだけ。
この夏場は毎朝、コップ1杯をグイッ!と。

栄養的にはよく知りませんがビタミンCとか繊維素には期待できそう
ですが、小生はそれほど厳密に栄養面を考えず、なんでもバランスよく、
食べるという意識程度。
ということで、畑仕事終われば汗びっしょり、シャワー後の昼食には
現役時代できなかった冷たいビールをときどき。

こうした風景に家内は無関心(好きなものは飲めばいいでしョ、といった顔)。

(お互いに人生後半戦、ガマンは禁物、と常々の会話です)

ゴーヤは栽培されている方は勿論、ご存知。
実も葉と全く同一色でまるで保護色の如くです。

丁寧に見て回らないと写真のように超・ビックサイズに。
50cm弱の大きさです。

このオレンジ色になってきますと甘味が出てきます。

調べてみますと天ぷらにすれば種も食べれるとのこと。
早速、近日実験して口に入れてみます。

それにしても今年の酷暑には野菜たちもいささかお疲れ気味です。