K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

紅葉

2008年10月27日(月)

やっと晴れました。暗くなった頃、雷雨

10月13日付けの朝日新聞「天声人語」に「赤組の先駆けがハナミズキなら、黄組はユリノキだろうか。街路樹の色づきである・・・」とありました。東京の紅葉の盛りははまだまだ先になるでしょうが、少しずつ色づいてきました。
小学生の理科の宿題のようですが、ここ数日黄色の葉っぱ、赤い葉っぱと、見つけては撮ってみました。私の周りの紅葉はツタが赤組の先駆けだったようです。

ツタ10月23日撮影  東京新宿区富久町

ハナミズキ10月25日撮影  東京中野区中央

ユリノキ10月25日撮影

住まいから3分くらいのところに、区立ゆりの木公園があります。

ユリノキの紅葉をアップします。

ユリノキの手前の木は見事な赤組です。

ハゼ  あららピンボケ10月25日撮影  東京中野区中央

サクラ10月25日撮影  東京中野区中央

コブシ10月25日撮影  東京中野区中央



「天声人語」全文
クリック
2008年10月23日(木)付朝日新聞朝刊

 赤組の先駆けがハナミズキなら、黄組はユリノキだろうか。街路樹の色づきである。住まい近くの「ユリの木公園」でも、金茶の葉を宿した木々が増えてきた。ユリの木と書いてみて、カタカナ、ひらがな、漢字が並ぶ珍名に気づく▼名前より不思議なのが、シャツのような葉の形だ。半纏木(はんてんぼく)という別名の通り、職人さんが着るはんてんを思い浮かべてもらえばいい。やっこ凧(だこ)や軍配にも似るオンリーワンの愉快な姿に、自然の妙技を見る▼「葉(よう)画家」の群馬直美さんは、著書『街路樹・葉っぱの詩(うた)』で、秋風と遊ぶ迎賓館前のユリノキ並木をこう活写した。〈ざざざー。シャララー。ぞぞぞー。葉っぱたちが高い梢(こずえ)で手を振り、拍手しながら、いろんな陽(ひ)だまりの人たちを一所懸命に歓迎している〉▼ユリノキは北米原産で、日本には明治初期に渡来した。新宿御苑では樹齢130年を超す第一世代が、元気に葉を茂らせている。どれも、幹回り3メートルはあろうか。御苑のシンボルでもある巨木たちは、日本中のユリノキの母樹だという▼中でも芝生の広場に寄せ植えされた3本は、根や枝が絡み合い、異形の生命体を思わせる。どの入園者より長生きの三つ子。見上げれば、迷彩柄の「シャツ」はまだちらほらだ。突き抜ける空の下で、緑の大群が「慌てなさんな。ざざざー」と手を振っていた▼きょうは節気の「霜降(そうこう)」にあたる。虫が黙り、北国からは初霜の便りが続く時期。ひと雨、ひと風ごとに秋色は深みを増す。赤組と黄組が抜きつ抜かれつ、山から里へと転げ落ちてくる。

コメント一覧

コハルママ
きれいな葉っぱ。
葉っぱのフレディの話を思い出します。

これからは紅葉はどこへ行っても見られますね。
写真お上手で、びっくり。
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