K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

日本国宝展

2014年10月25日(土)快晴


昨日でお仕事ひと休み。1週間余りお休みが取れます。まあ、出てもいいんですが、義務ではないので。そんなわけで、気持ちが軽くなって、帰りに上野の東京国立博物館(トーハク)「日本国宝展」を観てきました。帰宅後、晩ご飯を食べた後、片付けを後回しにして、韓国ドラマ「ソドンヨ」を2話見てしまったので、ブログ更新できませんでした~タヌキ曰く「韓国ドラマ中毒だ!」二人で韓国ドラマ中毒ですっ

今朝、更新できるかなと、思っていたのですが、寝坊したり、弟が来て、実家の母の遺品などの整理の話をしたので、どんどん時計の針が回ってしまいました。

さて、さて、今日のタイトル日本国宝展について書きましょ。
あちこちで三千院の脇侍と善財童子のポスターを見ても、トーハクでやってんだな。程度の関心でした。ですが、大学時代のサークルの仲間のグループメールで「・・・素晴らしかった・・・」「・・・23日に行こうと思っている・・・」 刺激されました。疲れましたが収穫ありでした。

今回、目指したのは正倉院宝物でした。正倉院宝物は文化の日前後に奈良博で公開されますが、それを目指していく余裕はなかったので、たとえ行ったとしても大混雑で人の頭を見てくるようだとあきらめていて、写真で何回も見ているので、頭の中は実際に観たような気分になっていました。
(正倉院宝物)
 「鳥毛立女屏風」は思ったより小さいな。当時のふっくらとした顔立ち、その目鼻立ちの線が実にはっきりと引かれているのに驚き保存のよさにハッとさせられました。
 「楓蘇芳螺鈿槽琵琶」の螺鈿のきれいなこと。
 この2点、本物を見ることができてよかったです。ですが、両方とも○○の理由で日本で作られて、という文字が強調している感じに目に入りました。もう一歩踏み込んで、技術者集団の○○ではという想像もあればいいなと思いました。私なら渡来人と想像しますが・・・。
 「奈良三彩の磁鉢」この三彩は唐三彩のレベルと同じような感じかなりの技術を感じました。


(沖ノ島の祭祀遺跡出土品)
金の透かし彫りの素晴らしさは「ソドヨン」に出てくる百済の技術士の作品ではと、想像してしまいました~~


源氏物語絵巻の柏木(二)
 光源氏の正妻・女三の宮と不倫をしてしまった妻のいる柏木は、その苦しさから病になって死んでしまいます。その柏木が寝込んでいるところに光源氏と正妻・葵上との子・夕霧がお見舞いに訪問した場面。
 この4月に91歳で他界した母は晩年、源氏物語を自分の言葉で現代語訳していました。それをタヌキと私でワープロ化して印刷して、母が和綴じしました。柏木と女三ノ宮の不倫と柏木の死あたりまで書き進めましたが、この二人の関係について母はとても理解することに苦しんでいたようで、先に進めませんでした。母のことを思いこの絵巻の一部を見ました。

展示された仏像は7点でした。数は少なかったのですが、選りすぐりの作品でした。三千院の脇侍観音菩薩・勢至菩薩はうん十年ぶりの対面でした。
快慶工房の善財童子立像は安倍の文殊院で鑑賞するより、じっくり見ました。

今回の展覧会で最大の収穫は玉虫厨子でした。そろそろ眠いので明日続きを書きます。


会場を出たら真っ暗でした。 表慶館


本館  大木はユリノキ

コメント一覧

K RAUM
http://yaplog.jp/kraumjp/
>mocyukaさん、

小学生の遠足が正倉院展ですか。
素晴らしいな。小学生では無理ですよね<小>え</小>。
鹿の方が面白いのがふつうですよね。
mocyuka
http://yaplog.jp/mocyuka/
正倉院展に小学生の頃だったか、遠足で行った記憶があります。
教科書に載っている物が置いてある。。。くらいの記憶しかなく、鹿せんべいに群がる鹿の方が強烈に印象に残ってます??
また、行ってみたいとは思いますが、なかなか機会がないですね~(^_^;)
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