「噴水広場」から「Noritake」
Noritake 1904(明治37)年 森村市左衛門・大倉孫兵衛・飛鳥井考太郎らに
よって、日本陶器合名会社が設立。
日本で初めての高級洋食器を生産し、明治時代から戦前にかけて、
陶器商社 森村組の手で、欧米に大量輸出されました。
初期の製品は、ハンドメイドでの美しい絵付け 細工の繊細さ
で知られ、その後は、アール・デコを基調としたデザインが大量に
生産され、ノリタケブランドは、欧米で絶大な人気を博し、
凝ったデザインは、現在でも「オールド・ノリタケ」親しまれ、
愛好されています
第二次世界大戦で、熟練職人と生産設備を失い、戦前の様な高品質の製品を
製造できなくなり、戦後は一時期、ノリタケブランドの名を使わず、
「ローズチャイナ」というブランド名で輸出し、1970年初頭には、
年間550万個 を、6本煙突があった工場で生産しました。
その後、再び、高品質の製品が作れるようになり、ノリタケブランドが復活。
1981(昭和56)年 商号を、株式会社ノリタケカンパニーリミテッド
に変更。
現在では、食器類の売り上げ比率は、15パーセント程度で、工業機材
および、セラミックマテリアル・環境エンジニアリングの3事業が、
75%を占めています
2009(平成21)年 子会社である ノリタケエンジニアリング、
日本陶器、ノリタケテーブルウェア・東京砥石の4社を吸収合併し、
2010(平成22)年 ノリタケ機材とノリタケセラミックス2社を
吸収合併。
2024(令和6)年 創立120周年 商号を ノリタケ株式会社へ変更
社名の「ノリタケ(則武)」は、よく人物名に由来されていると勘違いされるが、創業地である、
愛知県愛知郡鷹場村大字則武(名古屋市西区則武) の地名に因むものであり、人名由来の社名ではありません