戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

23/05/23 昭和8年生まれの先輩が亡くなられた。

2011-05-23 18:56:01 | Weblog
 昨夜は寒くてストーブのお世話になった。土曜日や日曜の昼間の様子では寒くなるとは思えなかった。それが一変してこの有様。やはり今年はいつもと違うようだ。月曜に出勤してきた社員は同じように暖房機をしまわなくて良かったと云っている。年々温暖化のせいで夏は酷暑に襲われるが、途中はめちゃくちゃ・・・日本の季節は美しい。季節だけでも春夏秋冬とはっきりしてくれると有難い。春は暑さ寒さの繰り返しで雨が少なく、農作業にも障る。私が困る位だから農家の方は尚困る。会社の前の田んぼに水が張られ、毎晩夜になるとゲコゲコと賑やかだったけれど、今はもう鳴き声は聞こえない。そして稲は順調に伸びている。1年なんてあっという間だ。人生もあっと云う間に終わる。私の先輩の児玉清も同じ年齢の長門博之も同じく亡くなられた。私は昭和9年生まれ。あと何年もつか?と思ったが、あっそうだ!女の方が平均寿命はずっと長い。それだけでもあと数年はもつ。嬉しいのか悲しいのかは分らない。悲しい方かな?生きるのに辛い時代になった。