戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

23/05/06 3連休もお終い。

2011-05-06 17:50:25 | Weblog
連休など休んだ事も無い私だが、3日が胃カメラだった為、待ちうけていた姉と妹に攫われるようにしてその足で東京に連れて行かれてしまった。国境無き医師団に加わっていた姉の末息子が小さい時大変私が可愛がったのでそのお礼に自分の家のある赤坂でご馳走してくれるという。妻と子が一緒だった。何というビルか知らないけれど大きなビルに入りお昼を摂った。窓の下では釜石から来たという被災グループが物産展をしている。食事が終わってからその物産展で買い物などして甥達に送って貰い、大宮の妹の家に落ち着いた時はざあざあぶりの雨だった。胃カメラの麻酔が良く醒めて居ない時に起きてしまったらしく赤坂など覚えていない。ここは皇居だよ、などと云われても昔のたたずまいなど何処にも見えなかった。私が皇居を望んだのは昭和30年頃だから半世紀以上前の事。このように超高層ビルは林立しておらず、山手線からも中央線からも緑が良く見えた。今はほとんどがコンクリートで囲まれていて、その向こうに同じような赤いビルが覗くだけ。連休初日は疲れだけが残った。でも70歳を過ぎた姉と妹が一緒になる事など殆ど無い。大変有難い事であった。