戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

8/23 その2 雷様は威勢が良くて好きだが最近は怖い

2010-08-23 18:25:48 | Weblog
  今日の雷様は停電までやらかした。この前、パソコンがやられてからはいつも空を見上げて電源を切る事にしている。今日の空模様では大丈夫と思ったのに意外に近くて大きいらしく急いで電源を切った。2階のパソコンを見に行ったが社長は携帯電話で話中で、仕方なく降りてきた。その後、パッと電気が消えた。何分か続いた。珍しい停電だった。私は1度やられているので相当骨身に堪えているが、他の人達はそれほどでもない。戦争を体験した人と話しに聞くだけの人の違いはそんなものだろう。いつの間にやら雷は消えたが、空は変な模様だが、電源を又切るのもめんどうなのでそのままで帰る事にした。今日もたいした事をせずに1日終わってしまった。昨夜父の最初の頃乗っていた緑色のルノーが盗まれた夢を見たが、夢の中では未だ発見されていない。今晩は見つけたいと思っている。

8/23 大逆事件について。

2010-08-23 13:50:27 | Weblog
 私が大逆事件について詳しく知ったのは住井すえ著の長編小説、橋のない川を読んでからです。あまり成績の良くなかった私は大逆事件の名は知っていても、内容までは詳しく知りませんでした。何時ごろ、明治天皇の暗殺事件があった位は試験問題に出ますから、上っ面だけの知識で深く考えた事ではありません。日曜日くらいは早く寝ようと8時間睡眠の逆算をしてそろそろ寝る用意をしていた私ですが、テレビから流れてくる大逆事件の映像にすっかりひき付けられていました。橋のない川を読んでいなかったら素通りしていたかもしれないこの事件の私に与えた影響は大でありました。暫くは橋のない川の被差別、小森の畑中誠二を思い出して居りました。今でもいろいろな意味で差別のある日本、明治維新迄は武士と武士以外は差別がありました。誰もが差別を良くない事と知っているのに・・・差別されるのは誰でも嫌な事です。