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コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

静岡の家康ゆかりの地を巡りました。

2015-12-19 20:39:24 | 旅行
今年は家康顕彰400年の年ですが、もう間もなく終了します。浜松と岡崎に関しては全てではありませんが訪れてきました。静岡市に関しては訪れていません。
今年が終わる前に行けるのは今日しかありませんので行ってみました。

今日も昨日に引き続きとってもいい天気です。12月ですが寒くありません。
出かけるのには都合がいいのですが、困る事も起こるような気もするのですが。

まずは駿府城公園を訪れました。
駿府城公園は何年ぶりにでしょうか。穏やかな土曜日の午前中ですので散策をする人たちも目立ちます。
駿府城は家康が将軍を秀忠に譲って、大御所として隠居して駿府城に隠居しました。
この時、大改修して3重の堀を持つ輪郭式平城だったようです。天守閣は城郭史上最大でした。
残っていたら凄いお城だったんですね。


家康の像です。浜松城、岡崎城にも像がありました。


家康お手植えの蜜柑の木もあります。


二の丸水路です。本丸堀と二の丸堀を繋ぐ水路で本丸堀の水位を保つ目的でつくられました。

二の丸東御門・巽櫓が整備されています。場所は変わっていますが紅葉山庭園も復元されています。
 

 
紅葉山庭園。穏やかな時間が過ぎていきます。

 
東御門、平成8年に復元された枡形門です。

巽櫓。中は資料館になっています。

資料館の中に駿府城の絵がありました。


巽櫓、平成元年に復元されました。

この後、堀を回って昨年復元された二の丸坤櫓を見ながら静岡浅間神社に向かいます。

坤櫓。

駿府城公園から歩いて約10分位で静岡浅間神社に着きます。
静岡県でも屈指の初詣客を集める神社ですので準備が進んでいました。
かつて今川家の氏神でもあったので、今川家に人質となっていた家康(当時竹千代)の元服式もここで行われました。その後は大御所となった家康の尊崇を受けて徳川幕府の祈願所と成りました。

ここから入ります。

 楼門。

 舞殿

 大拝殿
初詣の準備が進む静岡浅間神社でした。

静岡浅間神社から更に歩いて約10分で臨済寺に行ってみました。
ここは修行寺ですので普段は見学ができません。年2回公開日があります。中に入って方丈までは行けます。
ここは今川家の菩提寺で、家康(竹千代)が人質時代ここが教育所となっていました。
公開日に来たいですね。
  
臨済寺の山門と方丈。


駿府城公園近くの駐車場に停めた車に戻る途中に城北公園の中を歩いて行きました。富士山も見えました。

最後は、久能山東照宮に行きます。
長い階段があるのでちょっと気が重いのですが、登らないと東照宮には行けません。
やっと東照宮の前に着いた時は膝が笑っていました。
この東照宮は40年以上前に来て以来です。随分ご無沙汰でした。
建物の装飾が凄いですね。家康が眠る場所ですので権威のほどがうかがえます。
社殿は国宝に指定されています。静岡県初の国宝建造物です。
 一の鳥居。ここから登りの始まりです。

 石の階段が何回も折れ曲がっています。息がゼイゼイです。

 ようやく登り切ったと思ったら更に石段。楼門です。

 唐門。

 日枝神社。御祭神は大山咋命(おおやまくいのみこと)です。

 社殿。派手な感じなのですが、嫌味な感じはしません。

 神廟。家康公の遺骸が埋葬された場所。3代家光が石塔を建てられました。

 東照宮博物館。貴重な遺産が収められていました。
何とか今年中に家康ゆかりの土地を回ることができました。
顕彰400年に限らず今後もゆかりの土地巡りしていきたいです。
しかし、昨日思い立って出かけたので妻の朱印帳持ってきてあげれば良かったのですが残念でした。

下山する途中に海を見晴らせる場所があります。今日は穏やかな海で駿河湾が青いカーペットでした。伊豆の山々も見渡せます。家康公はこの景色を見ながら何を思った事でしょう。
日本の安泰なのか。徳川家の繁栄なのか。