こんばんは。
今日(もう昨日になるか)は新座市栗原の駐車場で、
近所のマリエさん(パン)と、今回から参加の
リンさん(スイートポテト)、
妻(パウンドケーキ、マフィン)と
ぼく(お惣菜)で出店しました
昨日の夜からもそもそと仕込み始め、
夜通し作って、朝の10時くらいにようやく完成。
新座の里芋はとても質がいい
むいてみれば、こんなに真っ白で、最高の身質。
調理の期待が高まります
↓お米を入れて、少し沸くくらいでことこととじっくり火を入れます。
火が8分くらい入ったら火を止め、余熱で火を入れます。
里芋の高さの3分の1くらいのお湯を沸かせ、
火入れした里芋をさっと洗いながらお湯に入れます。
砂糖を入れ、里芋にかけながら、里芋をコーティングするように
煮て、地が少なくなってきたら、塩、薄口醤油、めんつゆの素で
当たりを整え、地をかけながら丁寧に煮つけます。
完成の写真を撮り忘れました
↓は肉じゃが。
①玉ねぎをしっかりじっくり炒めて、乱切りにした人参、
乱切りにして、表面を洗ったジャガイモ(洗うと荷崩れしにくい)を
入れて、玉ねぎの香りの馴染んだ油を全体に絡ませます。
②ヒタヒタ位に沸かせたお湯と料理酒を注ぎ
(水を入れると、沸くまでに味が抜けてしまう)、
砂糖、みりんで先に甘さを決めます
(砂糖やみりんは、食材の表面を
コーティングさせるので、食材の味をしっかり残すことが
出来ると考えます。)。
③甘さが決まったら、さっと霜降りした豚肉を入れ
(表面を覆うように入れて、
野菜を蒸し煮にするようにしました)、
濃口醤油、めんつゆの素で整え、ふたをして
弱火でことこと含ませます。
④15分くらい煮たら火を止めて、余熱でじっくりと
味を染み込ませました。
ほかに、キンピラと卵焼きを作りました。
家庭料理を、地元野菜を使って、
家庭にある調味料でていねいに作る。
ぼくの意図するものがいつか伝わっていくと嬉しいです
出店予定地に行くと、もうすでに話を聞きつけた主婦の方々が
見えていて、急いで並べながら販売
肉じゃがは鍋で持っていって、現場でよそいながら
売っていったのですが、あっというまに完売
↓そんな中、近所のあゆみさん(主婦)が
明け方完成したという手作りの看板を
持ってきてくださいました
裏表で絵が違うんです。
これにはもうとても感動してしまいました
あゆみさん、本当にありがとうございます。
これからの出店にはいつも持ち歩かせていただきます
利益なんて出ないし、
マリエさんもリンさんも徹夜ですが、
食がおざなりになりがちな生活の中で、
こうして純粋な地域の食のコミュニティーが芽生えた
喜びを感じています
正直今回は、仕事がなくなり、
精神的にかなり落ち込んでいた中で作っていただけに、
近所の方々が駆けつけてくださり、
たくさんご協力くださったりして、とても心が救われました
これからも継続していきたいと改めて思いました。
また、今回も貴重な出会いがありました。
今度おいしい農家さんを紹介してくださるという方、
新座の飲食の居抜き物件を紹介してくださる方
(現に、一軒とてもいいお話をいただきました)。。。
思いは人をつなぎ、形になる。
純粋に、『思い』に素直に生きたいと思います。
そばの公園は紅葉、落葉していました。
もう年の暮れにさしかかりますね。
それではまた